ネットアップ、ポルシェ・モータースポーツとの協力関係を拡大し、トラックでのパフォーマンス向上に向けた包括的なデータ・ソリューションを提供
カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --インテリジェント・データ・インフラストラクチャー企業のNetApp®（NASDAQ：NTAP）は、ポルシェ・モータースポーツとの協力関係を拡大してインテリジェント・データ・インフラストラクチャーの独占パートナーとなったことを発表しました。これにより、ネットアップはポルシェ・モータースポーツのデータへのアクセスを加速させ、トラック上での戦略的な意思決定の促進を図ります。また、今回の関係拡大により、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権（IWSC）および世界耐久選手権（WEC）でのポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ・チームとネットアップ間の新たな協力関係が実現し、さらに、タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームへのサポートも継続されることとなります。
タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームは、ネットアップとの連携により2023～2024年のフォーミュラEシーズンで4度の優勝を達成し、同シーズンにおいて有利な立場に立ちました。ネットアップのインテリジェント・データ・インフラストラクチャーを介したレース・データへのアプローチにより、フォーミュラEチームはレース戦略の情報伝達、データ駆動型の意思決定のサポート、および成果の向上のためポルシェが必要とするデータにリアル・タイムでアクセス可能になります。例えば、データ駆動型シミュレーションにより、チームの代名詞であるフォーミュラEアタック・モードを最適なタイミングで作動させることができ、これにより50キロワットの追加のエンジン出力を発揮し、適切なタイミングでスピードを加速させることが可能になります。この提携拡大により、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ・チームは、IWSCとWECにおいて同様の複雑な決定を下す際に必要となるデータを共有・分析する目的で、北米でネットアップの技術を活用することになります。
ネットアップの最高マーケティング責任者であるギャビー・ボコは、「レースは文字通りスピードがすべてなので、テクノロジーの観点では究極のテストとなります。モータースポーツ・チームの勝利に貢献できるほどの速さでデータを提供できるのは、インテリジェントなデータ・インフラストラクチャーのみです」と述べて、「モータースポーツでは、レース中、さらにはレース前にも膨大な量のデータが生成され、こうしたデータがレース戦略の策定やコンディションの変化に対応するのに役立ちます。ポルシェ・モータースポーツのチームにとって、競争において優位に立つためには信頼性の高い瞬時のデータ・アクセスが不可欠です。ネットアップはユニファイド・データ・ストレージのリーダーとして、ポルシェ・モータースポーツが車庫からトラックまでデータを必要とする場所や時間を問わず、複雑で高性能なIT環境においてデータを共有・分析できるよう、独自の立場を築いています」と話しています。
この提携により、ポルシェ・モータースポーツはリアル・タイムでデータにアクセスできるようになり、市場をリードするネットアップの機能を活用して、ドライバーとチームのパフォーマンスをサポートしています。こうした機能には以下が含まれます。
Cloud Volumes ONTAP：このソリューションにより、ポルシェ・モータースポーツはハイブリッド・クラウド環境において一貫したストレージ体験を実現し、チームの全データがクラウドに統合され、必要な場所でアクセス可能となります。
BlueXP：ポルシェ・モータースポーツは、このソフトウエアを使用して単一の制御プレーンを構築し、ハイブリッド・クラウド環境においてデータの管理を行います。これには、データ・セットのローカル・コピーを作成し、リアル・タイムでのトラックサイドにおける意思決定のために低レイテンシーで分析を行う機能も含まれています。
クラウド・バックアップ：この機能を使用することで、高可用性とサイバー・レジリエンシーの確保によりポルシェ・モータースポーツがデータを構築するのに費やした多くの時間、費用、そして専門知識を保護することができます。
ポルシェ・モータースポーツのチーム・マネジメント、ビジネス・リレーションズ、およびEスポーツ担当ディレクターのカルロ・ウィガーズ氏は、「モータースポーツでは、テクノロジーが何よりも重要です。優れたドライバーは、車両とレース戦略をもってして、その実力を発揮することができます」と述べて、「我々のデータを最も有用な場所へと正確に送るインテリジェントなデータ・インフラストラクチャーを提供するネットアップのおかげで、我々は力を発揮することができます。我々のチームはレース・イベントのために世界中を飛び回っていますが、やはりドイツにある私たちの本拠地で生成されるデータへのアクセスが必要となります。ネットアップは、そうしたデータを確実かつ素早く供給できることを何度も証明しており、確信を持って、北米でのIWSCとWECのイベントを対象とした今回の提携拡大を実現することができました」と語っています。
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ネットアップは、統合データ・ストレージ、統合データ・サービス、CloudOpsソリューションを組み合わせたインテリジェント・データ・インフラストラクチャー企業であり、ディスラプションの世界をすべての顧客にとってのチャンスに変えます。ネットアップは、サイロのないインフラストラクチャーを構築し、可観測性とAIを活用して、業界最高のデータ管理を実現します。世界最大のクラウドにネイティブに組み込まれた唯一のエンタープライズ・グレードのストレージ・サービスとして、当社のデータ・ストレージはシームレスな柔軟性を提供します。また、当社のデータ・サービスは優れたサイバー・レジリエンス、ガバナンス、およびアプリケーションの俊敏性によってデータの優位性を生み出します。当社のCloudOpsソリューションは、可観測性とAIを通じてパフォーマンスと効率の継続的な最適化を提供します。データの種類、ワークロード、環境を問わず、ネットアップによりお客様のデータ・インフラストラクチャーを変革でき、ビジネスの可能性を実現できます。詳細については、www.netapp.comをご覧いただくか、X、LinkedIn、 Facebook、およびInstagramで当社をフォローしてください。
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