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テルアビブ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --Leopard Asset Management Ltd.(以下「LAM」といいます。)は、サン電子株式会社(証券コード:6736 JP、以下「サン電子」といいます。)の株主に対し、経営陣が株主を軽視し、株主価値向上という自ら表明した目標を達成できていないことの責任を問うよう求めます。サン電子の株主は、2024年6月25日開催の定時株主総会において、内海龍輔代表取締役社長およびその他の取締役の選任議案へ反対票を投じるべきです。
2024年3月、LAMはサン電子の株主価値が過小評価されていることに関する懸念を表明し、キャンペーンサイトを公表しました。そして、そのキャンペーンサイトにおいて、Cellebrite社(NASDAQ:CLBT US、以下「セレブライト社」といいます。)株式を現物配当とするという弊社の提案へのサン電子経営陣の稚拙な反論に対する、LAMの見解を明らかにしました。キャンペーンサイトの公表を受け、一部の株主はLAMに対しLAMの見解に共感した旨を伝えました。
サン電子の価値は、現金と有価証券の保有、セレブライト社株式47%の保有、エンターテインメントとIT事業から成り立っています。この点、仮に、サン電子の流動資産のみから見ると、サン電子株式の価値は、税金考慮後で7,200円を超えると思われます。これは現在の市場株価3,300円と比べ大きく乖離しています。LAMとしては、これまでのサン電子経営陣の行動(の欠如)を見る限り、経営陣がこの乖離を解消することに真摯に取り組んでいるとは思えません。
3月にLAMが前述のキャンペーンを開始してから経営陣が第53回定時株主総会招集通知(以下「本招集通知」といいます。)を発表するまでの間に、サン電子の株価は23%上昇し、史上最高値の4,250円に達し、時価総額は約190億円増加しました。この間、1日の平均売買高は2024年初に比べて160%増加し、1日平均8万株を超えました。この株主価値の急増は、経営陣がサン電子の株価の過小評価に対処する、という投資家の思惑を反映していると考えられます。
しかし、サン電子が本招集通知において「ノー・ニュース」の議案を上程すること発表した後、株価は19%急落し、3日間で約170億円の株主価値が失われました。この株価下落は、サン電子株式の過小評価解消に向けた経営陣の行動に対する株主の不信感を浮き彫りにしていると考えられます。
2021年11月、サン電子は「この(当社の株式が公正価値に比べてかなりの割安価格で取引されている)状況を改善するためにあらゆる施策を検討しています」と述べています。そして、2024年2月、弊社の提案に対する回答として「サン電子の株主価値向上のための様々な施策を検討しており(略)」と述べています。
この間、経営陣には、変革を推進し、会社が保有する資産を株主価値向上に活用するための十分な時間はありました。サン電子の株主は、経営陣へ反対票を投じるという議決権を行使し、経営陣に説明責任を果たさなければならないということを認識させなければなりません:
- 現経営陣は、サン電子の時価総額の2倍以上となるセレブライト社に対する計画とその保有株式に関する方針を明らかにしてきたのか?
- 株主価値が過小評価されていることに対し、その解消のための真摯な努力をしたのか?
- バランスシートの70%以上を占める流動資産について、実行可能な計画はあるのか?
- 現経営陣は、エンターテインメントとIT事業を成長させるのに最適な構成なのか?
弊社はサン電子の株主に対し、サン電子取締役会による、株主をないがしろにしたその独善的な経営の責任を追及するよう求めます。
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