中国、鄭州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --始祖・黄帝を偲ぶ記念式典が、生誕地である新鄭で4月11日に執り行われました。この祭典は、毎年旧暦3月3日に、中国の河南省鄭州市新鄭で開催され、今年は「甲辰年(2024年)」にあたります。
「同根・同祖・同源、平和・協調・調和」をテーマとした今回の式典は、河南省人民政府、中国人民政治協商会議河南省委員会、国務院台湾事務弁公室、中華全国帰国華僑連合会、中華全国台湾同胞聯誼会、中華炎黄文化協会が共同で開催しました。
世界中の華人は、伝説の祖先である黄帝を祭り、中国文明の繁栄を祈り、世界の平和と調和が叶うよう願いを込めました。
午前9時40分、礼砲とともに式典が幕を開けました。参列者たちは献花を行い、香炉に香を焚き、深く頭を下げて参拝しました。続いて、祈りの言葉の朗読、キャロル斉唱、歌と踊りで礼拝が捧げられ、中国のための祈り、自然と人間との調和のための祈りなど、一連の儀式が行われました。
午前10時40分、中国人民政治協商会議河南省委員会の孔昌生委員長は、各界の代表者と100社近くのメディア記者など、約5,000人の出席者が見守る中、式典の終了を宣言しました。
この壮大な記念式典は、単なる文化行事にとどまらず、相互利益に基づく発展を促進するための協力の場でもあります。今年の式典では、ビジネス交渉と投資促進のためのイベントが併設され、数多くのプロジェクト契約が締結されました。
黄帝祭典は、中国では春秋戦国時代(紀元前770年~紀元前221年)から続く伝統行事で、2008年には、中国の国家無形文化遺産リストに登録されました。
香港、マカオ、台湾、アメリア、イギリス、オーストラリアなどに住んでいる中国人は、毎年、世界各地で黄帝を祭る活動を行い、尊敬する祖先への敬意を表しています。
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