カリフォルニア州アーバイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --経カテーテル僧帽弁置換術(TMVR)の次世代技術を開発したリバルブ・ソリューションズ(リバルブ)は、心不全の既往歴があり、外科バイパス移植に何度も失敗し、重度の僧帽弁閉鎖不全症(MR 4+)を持つ81才の男性が、パルメット・システムによる治療に成功したと発表しました。
次世代TMVR手術は2023年10月11日、パナマのパナマシティにあるプンタ・パシフィカ病院にて、リバルブのパルメット・システムを用いてインターベンショナル・カーディオロジストのチャールズ・デビッドソン博士(ノースウエスタン記念病院ブルーム心臓血管研究所医長)、テミストクレス・ディアス博士(プンタ・パシフィカ病院インターベンショナル・カーディオロジー長)、心臓血管外科医ダグラス・ボイド博士(イースト・キャロライナ大学外科教授、心臓血管科学部副部長)、心エコー検査医イドリス・アマン博士(カリフォルニア大学デイビス・メディカル・センター心臓血管内科臨床学准教授)によって行われました。手術は1時間以下で完了し、患者のMRは微量まで減少しました。30日で患者のMRは0、心室機能も保たれており、良好な状態が続いています。
リバルブの技術は心臓の自然で基本的な左心室機能を維持しながら僧帽弁を置換するよう設計されています。「TMVRに対する私たちのアプローチはユニークで、硬いインプラントの周囲で心臓を働かせなければならなかった第一世代の技術とは対照的に、心臓の自然な動きに働きかけています。柔軟性と4点固定システムにより、患者のLVOTを確保し、回復まで左心室機能を維持することができます。」リバルブ・ソリューションズの創設者で最高経営責任者(CEO)のジュリー・ローガン・サンズは述べています。「Neo-LVOTと左室機能不全の問題の多くは第一世代の技術では完全に理解されておらず、予測もされていませんでした。リバルブの世界初のTMVRは、僧帽弁疾患に苦しむ患者の治療可能な人口を拡大するために考え抜かれて設計されています。」サンズは付け加えます。
「手術は分かりやすく、弁とデリバリーシステムは設計通りに機能しました。リーフレットの固定は、薄型の弁フレームとともに、いくつかのTMVR技術の大きな限界であったLVOTの閉塞を回避するのに役立っています。今回のヒトでの初めての経験は、経カテーテル僧帽弁置換術を多くの人々に拡大していく上でとても勇気を与えてくれます。」と、デビッドソン博士は述べています。
「リバルブのシステムは有望な技術です。左心室機能を保ちながらの患者の即時回復は極めて顕著です。翌朝には患者は再び歌う準備ができたと話していました。これ以上の成果はありません。」と、ディアス博士は述べています。
リバルブ・ソリューションズについて
パルメット・システムは経大腿動脈・経中隔アプローチによる完全な僧帽弁置換術システムです。このシステムは、基本的な左心室機能を維持しながら、左心室流出路への障害を回避するように設計されており、必要であれば、専用の製品ラインを通じて将来的に弁を交換することができます。医師と患者にとっての選択肢を残すことは、構造的心疾患を治療するための長期的なソリューションに不可欠な要素です。リバルブは治験機器で、販売はされておりません。
リバルブ・ソリューションズ(www.revalvesolutions.com)はカリフォルニア州アーバインを拠点としており、長期的な治療選択肢を可能とするカテーテルを用いた手術によって、構造的心疾患を治療するための革新的なソリューションを提供することを使命としています。詳細情報についてはwww.ReValveSolutions.comをご覧ください。
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