ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --アラブ首長国連邦の先駆的なサステナビリティと人道に関する賞であるザーイド・サステナビリティ賞は、2023年9月19日にニューヨーク市で開催されるニューヨーク気候ウィークと時期を同じく、コンコーディア年次サミットの一環として第2回目のフォーラムを開催しました。
著名な政府機関、企業、市民社会のリーダーたちが、「声に力を:気候変動対策の推進」をテーマとしたフォーラムに参加しました。持続可能で、包括的かつ公平な未来への進歩を促進するうえでの社会的変革、金融、テクノロジー、政策や方策の重要な役割について議論しました。
この気候変動対策を促進する取り組みは、アラブ首長国連邦建国の父である故シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒャン氏の遺産を称えるために2008年に設立されたザイード・サステナビリティ賞の理念に沿うものです。過去15年にわたり、同賞はのべ106人の受賞者を表彰してきました。彼らのソリューションや学生主導の学校プロジェクトは、151か国にわたり、3億7800万人以上の人々の生活に変化をもたらしてきました。
シエラレオネの国会議員であり、気候変動・再生可能エネルギー・食の安全に関する大統領イニシアチブの議長を務めるカンデ・ユムケラ名誉博士は、フォーラムの開会にあたり、公正なエネルギー転換において、グローバルサウス、特にアフリカが一丸となる必要性について次のように述べました。「効果的な行動を取り、誠実な協力を行うことが、人々、地域社会、政府機関、民間セクターにおけるあらゆるレベルで必要です。とりわけアラブ首長国連邦のサポートにより、COP28で発表されるより大規模な再生可能エネルギー・プロジェクトに向けたパートナーシップの成長を目の当たりにしています。今後もさらなるパートナーシップに期待しています。」
続いてのパネルディスカッションでは、食料システムの転換、包括的な気候対策資金の課題への対応から、グリーン・テクノロジーや社会的変革によって必要な資源へのアクセスを改善する方法まで、広範なトピックを扱いました。
環境防衛基金のインパクト担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるアンジェラ・チュリー・カルハウジ氏は、すべての人に未来のエネルギーを確保するためには、地域の実態に力を与えることの重要性を強調しました。「あらためて、私たちの気候変動対策が人々にどのような意義を与えるかについて焦点を当てる必要があります。先住民や地域コミュニティが、それぞれの権利を行使し、解決策に参加することができるよう力を与えることで、真の変化をもたらすことができるのです。」
若者と包括性のテーマを強調すべく、当フォーラムではさらに、若い活動家が持続可能な発展に関する考えを述べ、自身の経験を紹介するためのセクションを設けました。
これらの多面的な対話すべてにおいて、大胆な世界的気候変動対策を実行すること、特に、きわめて脆弱な地域社会への物資を集めること、世界的な食料危機に対する団結した戦略を採用すること、若者にこれらの変化を推進するための力を与えることの必要性が差し迫っていることが強調されました。これにより、アラブ首長国連邦で2023年11月30日から12月12日にかけて開催されるCOP28に向けた機運を盛り上げました。
ザーイド・サステナビリティ賞について
ザーイド・サステナビリティ賞は、アラブ首長国連邦建国の父である故シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒャン氏の遺産を称えるものです。この賞は、「健康」、「食糧」、「エネルギー」、「水」、「気候変動対策」、「世界の高校」の各分野で革新的で持続可能な解決策をもたらす組織や高校を表彰し、その功績を称えることで、持続可能な開発と人道的支援を推進することを目的としています。15年以上にわたり、106名の受賞者を通じて、この賞は151か国の3億7800万人以上の人々の生活に良い影響を与えています。
*ソース:AETOSWire
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