インド、ベンガルール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界有数のエンジニアリング・サービス専門企業であるL&Tテクノロジー・サービシズ（BSE: 540115、NSE: LTTS）は本日、革新的で先進的な製造実行システム（MES）のプロバイダーであるCritical Manufacturingとの提携を発表しました。この戦略的な提携では、まず両社が多国籍エンジニアリンググループであるダンフォスと協力し、最先端な技術と次世代の能力を活用した包括的なデジタルフレームワークの実装を行います。
LTTSは、世界中のプラントオペレーターの協力のもと効率を最適化し、生産性を向上させ、運用を簡素化するとともに、持続可能性の国際基準に準拠することを目指しています。Critical ManufacturingのMESは、インダストリー4.0の技術を積極的に取り入れ、高度で複雑な製品のスマート製造への包括的な道筋を示すようにゼロから設計されています。
L&Tテクノロジー・サービシズ最高執行責任者（COO）兼取締役のアブヒシェク・シンハは、次のように述べています。「Critical Manufacturingの先進的なMESは、業界をリードする当社のテクノロジー・サービスを補完するものです。当社がサービスを展開している市場に対する私たちの専門知識と理解力は、インダストリー4.0の実現を目指す最新のMESプラットフォームによって支えられており、これによって製造業および産業のクライアントがより良いビジネス成果を生み出せるようになるのです。」
ダンフォスにとって、Critical ManufacturingのMESを選択することは、スマート製造の取り組みの一環です。これにより可視性の向上、透明性の確保、品質の向上、安全なIT/OT運用、市場投入までの時間の短縮を目指します。このプラットフォームは、運用とプロセスの標準化を支援し、業務プロセスの成果、コンプライアンス、リスク管理の向上を図ります。
「当社がCritical ManufacturingのMESを選択したのは、、同じ統合アーキテクチャ内のさまざまな機能をユーザーが利用できるようになるという近代的なMOMプラットフォームに求められる最高の機能を搭載しているからです」と、ダンフォスグループITのシニアディレクター兼製造サービス部門責任者のタルン・チョプラ氏は述べています。「この製品は将来を見据えて設計されており、当社の業務内でイノベーションを推進できるようになります。運用効率とコスト管理の改善により、明確な投資対効果が得られ、変化する市場の需要に今まで以上に迅速に対応できるようになるでしょう。」
ダンフォスは世界20か国以上に97の工場を持ち、グローバルに展開しています。MESは、まず同社の気候ソリューション部門内で展開されます。この部門は、建物、コールドチェーン、産業、インフラなど、さまざまな領域にわたって持続可能性を高めるエネルギー効率の良い統合型加熱冷却ソリューションを提供し、より環境に優しい未来への道を切り開いています。
LTTSは、半導体、エレクトロニクス、医療機器、ディスクリート製造などの分野にわたってグローバルなデジタルトランスフォーメーションイニシアチブの取り組みを推進するために、コンサルティングサービス、エンジニアリングサービス、導入サービスを提供しています。これらの分野において、Critical ManufacturingのMESは豊富な機能を提供しており、インダストリー4.0への移行を目指す企業を支援する最も革新的で柔軟かつ包括的なプラットフォームの1つとして認識されています。
チョプラ氏は引き続き次のように述べています。「Critical ManufacturingのMESは、当社の気候ソリューション部門での導入が進められていますが、現在はMESのグローバルロードマップの策定も進行中です。このプラットフォームの性能と導入の容易さは、デジタル化と標準化をグローバルなダンフォスグループ全体で進める上で重要な要素です。」
「当社のプラットフォーム内でDevOpsを使用することにより、新しい機能とアップグレードを迅速かつ簡単に展開し、新しいサイトを追加できるため、システムを常に最新な状態に保つことができるようになります」とCritical Manufacturingのグローバルセールス担当のアウグスト・ヴィラリーニョ氏は述べています。「これは、製造業を先進的な状態に進化させ、効率、品質、機敏性、持続可能性において新たなベンチマークを提供するという、ダンフォス、LTTS、Critical Manufacturingの3社共通のビジョンの基盤となるものです。」
「ダンフォスのデジタル化プロジェクトは、私たちのパートナーシップの重要な出発点です。今後は、さまざまな機会を見つけ、共同のグローバル顧客がより良いビジネス成果を生み出せるよう、協力して取り組んでいきます。私たちは共に、持続可能な未来を築き、世界の未来をより良いものにしていきます」とL&Tテクノロジー・サービシズ最高執行責任者（COO）のアビシェク・シンハは付け加えています。
Critical Manufacturingは、顧客がドメインとアプリケーションの専門家に連絡してプロジェクトの始めから終わりまでサポートを受けられるように、公認グローバルパートナーの強力なネットワークと緊密に連携しています。
ヴィラリーニョ氏は次のように結論付けています。「私たち3社にとって今はエキサイティングな時期であり、ダンフォスおよびLTTSとの戦略的パートナーとしての関係が長く続くことを楽しみにしています。私は、3社が一緒に新たな目標を達成し、世界の製造業のレベルを引き上げることができると強く信じています。」
ダンフォスについて
ダンフォスは、機械の生産性を向上させ、排出ガスとエネルギー消費量を削減し、電動化を可能にするソリューションを設計しています。当社のソリューションは、冷凍、空調、加熱、電力変換、モーター制御、産業機械、自動車、海洋、オフハイウェイ、オンハイウェイなどの機器で活用されています。さらに、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーや都市向けの地域エネルギーインフラのソリューションも提供しています。当社の革新的なエンジニアリングは1933年に始まりました。ダンフォスは家族経営で、4万2000人以上の従業員を擁し、世界97か所の工場を通じて100か国以上の顧客にサービスを提供しています。www.danfoss.com
Critical Manufacturingについて
ガートナーのマジック・クアドラントのリーダーであり、ASMPTの子会社であるCritical Manufacturingは、最新で柔軟かつ構成可能な製造実行システム (MES) を提供しています。当社のMESにより製造業者は、他社に先んじて厳格な製品のトレーサビリティとコンプライアンス要件に対応し、クローズドループの品質によってリスク低減を実現し、エンタープライズ・システムやファクトリー・オートメーションとのシームレスな統合を行い、グローバルな生産運用に深い知見をもたらし、運用を可視化することができます。
これにより、当社の顧客はインダストリー4.0に対応できるようになります。需要、機会、要件の変化に容易に対応し、いつでもどこでも運用を柔軟に調整することで、効果的かつ収益性の高い競争が可能となります。詳細情報については、こちらをご覧ください：www.criticalmanufacturing.com
L&Tテクノロジー・サービシズについて
L&Tテクノロジー・サービシズ・リミテッド（LTTS）は、ラーセン・アンド・トゥブロ・リミテッドの上場子会社であり、エンジニアリングおよびR&D（ER&D）サービスを事業の中心としています。当社は、製品およびプロセスの開発ライフサイクルの全体に関して、コンサルティング、設計、開発、試験のサービスを提供しています。当社の顧客にはフォーチュン500企業が69社、世界のトップER&D企業が57社含まれ、産業用製品、医療機器、輸送、通信・ハイテク、プロセスの業界にわたっています。当社はインドに本社を置き、2023年3月31日現在、2万2200人以上の従業員が22か所のグローバル・デザイン・センター、28か所のグローバル・セールス・オフィス、99か所のイノベーション・ラボで働いています。詳細情報については、こちらをご覧ください：https://www.LTTS.com/
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