トロント--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- トロントのジャック・コレンダ医師とルックス・バイティー・ワールドワイドは、ステリウエーブ(Steriwave)鼻腔脱コロニー化療法が、2021年9月からのロックバンドKISS(キッス)のワールドツアーにおけるCovid 19の感染と拡散の防止に加え、トロントとカナダ全域でのCovid 19陽性患者の治療で、成功裏に使用されたことを発表します。
KISSの伝説的なマネジャーであるドック・マギーは、次のように述べています。「ステリウエーブ療法による保護なしにKISSのワールドツアーを続けることは、不可能、ありそうにないというより、不可能でしょう。」
記者会見
2023年3月6日(月曜)午前10時、カナダ・オンタリオ州トロント
場所: Vantage Venues, Conference Room S1, The Sun Life Tower, 150 King Street West, 27th Floor, Toronto (27階に到着したら、受付でルックス・バイティーの記者会見に参加する旨をお伝えください)
記者会見の詳細および参加の申し込みは電話でお願いします:
(416) 912-7130
司会者:ロッド・ブラック
出演者:
ジャック・コレンダ医師、耳鼻咽喉科外科医、バーソ・サージェリー(カナダ・オンタリオ州オークビル)医長
ドック・マギー、KISSのマネジャー
マイケル"ピンボール"クレモンズ
ゲイリー・リーマン、元トロント・メープルリーフス選手、モントリオール・カナディアンズ選手、スタンレーカップ受賞者
ジョセップ・アルジェミ博士(MD、PhD)、ナバラ大学病院(スペイン・パンプローナ)内科
ゲイリー・シーガル、バンクーバー総合病院&UBC財団元理事長
多くのスポーツチームやエンターテイナーがCOVID-19の脅威により他者との隔離を行っていた頃、ロックバンドのKISSは2021年8月に、コロナウイルスのパンデミックが始まってから最大となるロックンロールミュージックツアーに乗り出し、世界4大陸の31カ国61都市を巡るツアーを計画しました。2021年8月26日のフィラデルフィア公演で、KISSの共同創設者でリードボーカル、リードギターリストを務めるポール・スタンレーがCovid 19に感染し、KISSはワールドツアーの最初の9公演をキャンセルしなければなりませんでした。KISSの伝説的なマネジャーであるドック・マギーは、ステリウエーブ鼻腔脱コロニー化療法について聞き、適正評価を徹底的に行った後、KISSのワールドツアーにステリウエーブ療法を導入することを決定しました。
耳鼻咽喉科外科医でカナダ・オンタリオ州オークビルのバーソ・サージェリー・センターの医長を務めるジャック・コレンダ医師およびルックス・バイティー・ワールドワイドの監督の下、KISSのマネジャーであるドック・マギーは、ワールドツアー中のKISSバンド、マネジメントチーム、クルーを守るため、Covid 19の感染・拡散防止にステリウエーブ鼻腔脱コロニー化療法を導入しました。この治療プロトコルでは、KISSメンバーならびにマネジメントチームおよびクルーは公演ごとに4分間、ステリウエーブ治療を受けることが求められました。これはバンクーバー総合病院で12年以上前から標準治療として、MRSAやその他の院内感染の拡大を防ぐため、ほぼすべての患者の手術前の処置として使用されてきた治療プロトコルとまったく同じものです。
ジャック・コレンダ医師がパンデミックの間に完成させたステリウエーブCOVID-19プロトコルは、Covid 19陽性患者344人の治療において、ステリウエーブ療法により、Covid 19の全身症状の進行を低減し、より迅速な治癒を促進するために使用されました。これらの患者のうち数人は、本記者会見に出席し、ステリウエーブ療法の個人体験を報告する予定です。
コレンダ医師は、ステリウエーブ鼻腔脱コロニー化療法を、バンクーバー総合病院で使用されているのと同じ目的で、手術後に患者が手術部位感染を発症するのを防ぐために使用していました。Covid 19パンデミックが発生した時、Covid 19の感染と拡散を防ぐための予防策がなく、Covid 19陽性者に対する治療法もない中で、コレンダ医師は既存の文献を調査検討し、鼻腔内のウイルスと細菌の量が少ない患者は死亡や入院の可能性が低いことを確認しました。この情報を得たコレンダ医師は、Covid 19の感染と拡散を防ぐため、スタッフおよび患者に対しステリウエーブ法を開始しました。ステリウエーブ法を手術センターに導入したところ、スタッフの間でCovid 19の感染を防ぐ効果が見られたことに促され、コレンダ医師はステリウエーブ法の用途を拡大して治療プロトコルを作成しました。そのコレンダ・アルジェミ・プロトコルは、トロントのサニーブルック病院とスペインのパンプローナ市にある世界有数の医療・研究機関であるナバラ大学病院での臨床試験にて成功を収めたことが報告されています。両試験でその後、Covid 19陽性患者の前鼻腔(鼻腔の前方)におけるウイルス量の大幅な減少と、Covid 19の感染力低下が証明されています。
ステリウエーブ鼻腔光殺菌法は、バンクーバーに拠点を置くオンディン・バイオメディカルが開発した光を用いた抗生物質不使用の抗菌療法です。ステリウエーブは、コロナウイルスのすべての変異株と、感染性の細菌または真菌の補因子すべてを数分で迅速に根絶することが可能です。コレンダ医師とジョセップ・マリア・アルジェミ博士が開発したステリウエーブ Covid 19治療プロトコルは、局所・非侵襲性の抗ウイルス上気道治療法として、主要な感染カ所である前鼻腔のコロナウイルスを死滅させます。ステリウエーブ療法は2021年、ジュネーブの国際感染防止管理会議(ICPIC)において、Covid 19陽性者の治療における使用でイノベーション・エクセレンス・アワードを授与され、国際的に認知されるようになりました。
コレンダ医師は、免疫不全で症状が強い者を含むCovid 19陽性患者にステリウエーブ療法を施した医師として世界初であり、ステリウエーブ療法を受けたすべての患者で Covid 19症状が急速に解消したことを確認しました。非常に重要な点として、ステリウエーブ療法による治療を受けたCovid 19陽性患者で、入院した者は1人もいませんでした。最近、スペインのパンプローナにあるナバラ大学病院がCOVID-19患者を対象として実施し、Frontiers in Cellular and Infection Microbiology誌に掲載されたランダム化対照試験(https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fcimb.2023.1110467/full)で、ステリウエーブ療法のコレンダ・アルジェミ治療プロトコルの有効性が確認されました。ナバラ大学のランダム化対照試験では、ステリウエーブ療法により、前鼻腔(鼻腔の前方)のウイルス量が大幅に減少し、Covid 19の感染力が大幅に低下するとともに、COVIDの症状が速やかに解消することが証明されました。
筆頭著者で共同治験責任医師のアレハンドロ・フェルナンデス・モンテロ博士(ナバラ大学産業医学科准教授)は、次のように述べています。「このランダム化対照試験により、光殺菌がSARS-CoV-2キャリアに対する有効かつ安全な新規治療法となり、感染期間を大幅に短縮できることが示されました。最も感激したのは、治療を受けた患者で適応免疫応答が実証されたことです。これは予防接種の基本であり、鼻腔脱コロニー化が、将来のパンデミック時において、低コストで広く利用可能な呼吸器ウイルス治療の選択肢となるかもしれないことを意味しています。この治療法は特に、細胞媒介性免疫の長期的な維持に役立ちましたが、これは重症疾患に対して必要とされる免疫防御であり、注目に値します。」
ナバラ大学病院の感染症科長・臨床微生物責任者で共同治験責任医師・著者のホセ・ルイス・デル・ポソ博士は、次のように述べています。「本研究は、SARS-CoV-2の病因に関する私たちの理解を深めました。興味深いことに、鼻腔のみへの抗菌光線力学的療法(aPDT)の適用だけでも、鼻咽頭部におけるSARS-CoV-2のコロニー形成が低減されることを、私たちは示したからです。このことは、上気道から下気道へのウイルスの拡散を遅らせ、病気の程度を低減することで、ICUなどの病院施設への負担を軽減できるかもしれないことを意味しています。また、臨床と非臨床の両環境において、大流行時に、たとえワクチン接種済みの患者であっても、人から人へのウイルス拡散を遅らせたり、抑制したりすることができるかもしれないことも意味しています。」
本ランダム化対照試験の重要な発見は、ステリウエーブ光殺菌法が、治療後20週間にわたり、 Covid 19に対する患者の免疫持続期間を大幅に延長したことです。この発見は、ステリウエーブ療法が、コロナウイルスやその他の呼吸器系病原体との戦いにおいて、最も重要な革新成果の1つであることを示しています。ステリウエーブ療法は、Covid 19の感染・拡散防止と、COVID-19陽性患者の治療の両方に安全かつ有効であることが証明され、個人防護具(PPE)の一部として第一線の作業者や医療従事者を保護するための非常に効果的なソリューションとなります。
オンディン・バイオメディカルの創設者で最高経営責任者(CEO)のキャロライン・クロス氏は、ナバラ大学が実施したステリウエーブのランダム化対照試験の結果に関する最近のプレスリリースで、次のように述べています。「ナバラ大学病院の研究は、抗生物質がまったく効かず、新しい抗ウイルス療法が限られている呼吸器ウイルスに対するステリウエーブ療法に新たな光を当てるものです。世界中で新しいCovid 19変異株が急速に出現する中、当社は地域社会、病院、診療所、救急隊員がこれらの新たな脅威に対処できるよう支援する上で、一翼を担えると期待しています。ステリウエーブは、カナダの病院の手術室で10年以上にわたり使用され、手術後の感染率、入院期間、再入院率を大幅に減少させることに成功しています。これらの病院では、手術前に広範な病原体を鼻腔から除去することが、院内感染削減の大きな要因であることが証明されています。すでに10万人以上の患者さんが、薬剤耐性の形成という心配や抗生物質による副作用の可能性なしに、この無痛の迅速な感染防御法の恩恵を受けています。」
ステリウエーブ鼻腔光殺菌脱コロニー化療法は、バンクーバーに拠点を置くライフサイエンス企業オンディン・バイオメディカル(www.ondinebio.com)が開発し、製品を製造しています。オンディン・バイオメディカルは、ロンドンAIM証券取引所に上場しています(証券コード:OBI)。オンディン・バイオメディカルは、抗菌光殺菌療法・技術の開発・創出における世界的なリーダー企業であり、7製品のパイプラインを有しています。
ステリウエーブ抗菌光線力学的療法・技術は、WHO、CDC、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が今後10年間の人類に対する最大の脅威の1つとして挙げている抗生物質耐性感染・薬剤耐性(AMR)を根絶・軽減するものです。
ステリウエーブ療法はカナダ、欧州連合、英国、アイルランド、オーストラリア、メキシコで承認されています。
ステリウエーブ療法製品は米国で販売・流通されていません。
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