カルビオスは、Karine AUCLAIR教授、Sandrine CONSEILLER、Amandine DE SOUZA、Mateus SCHREINER GARCEZ LOPESの任命で取締役会を強化
カルビオスは、2024年までに社外取締役の割合を60%にするというCSR目標を達成し、取締役会の女性の割合が上昇
仏クレルモンフェラン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- プラスチックと繊維のライフサイクルを再発明する生物学的技術の開発と産業化のパイオニアのカルビオス(Euronext Growth Paris:ALCRB)は、新たに4人の取締役を任命したことを発表しました。
マギル大学で化学の教授を務めるKarine AUCLAIR教授、エーグルの元CEOのSandrine CONSEILLER、ギャラリー・ラファイエット・グループでル・ベーアッシュヴェー・マレ、イータリー、ホーム、DIY、レジャー・購買のゼネラルマネージャーを務めるAmandine De Souza、レイゼンでエネルギー転換・投資担当グローバル・ディレクターを務めるMateus SCHREINER GARCEZ LOPESが、カルビオスの新たな取締役に任命されました。新たに任命された4人の取締役のうち3人は、ファッション、小売、エネルギーなど様々な業界や、世界中の高成長市場やセクターにおいて、事業開発や上級管理職として、高度な専門知識と実績を有しています。また、新たな取締役の有する科学的専門知識は、プラスチックや繊維のライフサイクルにおける生物学的解決策に関する当社の研究において、強化・発展に寄与するでしょう。さらに、CSRに対する感度と実績を有していることも、取締役任命に際しての重要な選択要素でした。新たな取締役の戦略的な展望、業界での確かな経験、そしてCSRへのコミットメントが組み合わされることにより、今後のカルビオスの製造・販売計画が支援されます。
新たな体制では、Karine AUCLAIR教授がJacqueline LECOURTIERの後任、Sandrine CONSEILLERがJean FALGOUXの後任、Amandine DE SOUZAがAlain CHEVALLIERの後任、そしてMateus SCHREINER GARCEZ LOPESがJean-Claude LUMARETの後任となります。
カルビオスの取締役会長のPhilippe POULETTYは、次のように述べています。「Jacqueline Lecourtier、Jean Falgoux、Alain Chevallier、Jean-Claude Lumaretには、当社が初期の研究開発段階から商業化前段階まで成長するまでの何年もの多大な貢献に関して、感謝いたします。カルビオスが工業化・商業化の段階に入り、国際化の準備を進める中で、新たな専門知識を取締役会が得ることは成功への鍵となります。さらに、Karine Auclair教授、Sandrine Conseiller、Amandine De Souzaの3人の女性、そしてMateus Schreiner Garcez Lopesが新たな取締役として選任されました。4人は高度な専門知識と、お互いを補完し合うバックグラウンドを有し、根本的なイノベーションによって地球をクリーンにすることに貢献することへの情熱を共有しいます。この選任は、カルビオスのESG基準に対する強い決意を力強く示しています。」
取締役の任命
Karine AUCLAIR教授は、マギル大学で化学の教授を務め、抗菌剤とグリーン酵素においてTier 1 Canada Research Chairの地位にあります。そして、カナダ化学会クララ・ベンソン賞、マギル・トムリンソン・プロフェッサーシップ、レオ・ヤッフェ教授賞、マギル・フェッセンデン・プロフェッサーシップなど、長年にわたり数多くの賞を受賞しています。また、抗菌剤耐性、生体触媒、酵素学の分野で重要な科学的貢献を果たしており、国際的に認知されている生物有機化学者です。同教授の研究は、特にクローズド・ループ・リサイクルのための未処理の高結晶性PETプラスチックのクリーンな酵素解重合法において、複数の特許につながりました。その研究は、ハイインパクトの学術誌の100本近くの査読付き出版物として出版され、しばしばメディアでも取り上げられています。教授はこの分野のリーダーとして知られ、世界中の産業界や学術界の会議で講演し、世界中の研究機関の論文や助成金申請の審査員としてたびたび招かれています。
Karine AUCLAIR教授:「私の湿潤固体混合物中の酵素に関する専門知識から、カルビオスの取締役に参加し、プラスチックのバイオリサイクルと生分解の発展と成長に貢献できることをうれしく思います。」
Sandrine CONSEILLERは、サステナブル・ファッションに取り組むフランスの代表的なブランドであるエーグルの元最高経営責任者です。エーグルに入社する前は、2011年から2015年までラコステ(同じくフランスの歴史あるファッション・ブランド)でグループマーケティングおよびブランディング担当執行副社長を務めました。ラコステの事業再建と同社の力強い成長に貢献し、カンヌライオンズ賞を含む数々の専門分野における賞を受賞しました。また、執行委員会の委員も務めていました。CONSEILLERは、ユニリーバでキャリアをスタートさせ、その後20年にわたりパーソナルケアを中心に、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジアでさまざまな部門のグローバル事業をリードしてきました。さらには、フィルダー(フランスの代表的な毛糸ブランド)の取締役、レイズ・シェルパ(新興企業を対象とした初の慈善基金)の理事、ネオ・ファウンダーズ(インパクト・スタートアップ企業を支援するベンチャーファンド)の資金調達パートナーも務めています。
Sandrine CONSEILLER:「カルビオスの取締役会に参加し、ファッションと美容の両業界、そして子供たちに残す世界に影響を与える変革の冒険に参加できることを光栄に思うとともに、身の引き締まる思いです。」
Amandine DE SOUZAは、2018年からギャラリー・ラファイエット・グループでル・ベーアッシュヴェー・マレ(フランスの小売・装飾・ファッション百貨店)、イータリー(イタリアの美食コンセプト・フランチャイズ)、ホーム、DIY、レジャー・購買担当のゼネラルマネージャーを務めています。また、2020年からは、執行委員会の委員を務めています。DE SOUZAは、ファミリービジネスからスタートアップ、多国籍企業まで、さまざまなタイプのさまざまな規模の企業で17年の経験を有しています。2015年から2018年まで、ウェストウィング(ECスタートアップ)でフランス担当のゼネラルマネージャーを務めました。さらに、2009年から2015年まで、カジノ・グループ(食品・非食品小売流通)で国際商品ディレクターも務めました。それ以前は、ベイン・アンド・カンパニーの流通・消費財部門で戦略コンサルタントとしてフランスをはじめ世界各地で活動しました。
Amandine DE SOUZA:「プラスチック汚染という大きな問題に取り組んでいる非常に革新的な企業であるカルビオスの取締役会に参加できることを嬉しく思います。私は、カルビオスと共に、同社の国際的発展を支援し、業績を向上させる最善の方法を見出していきます。」
Mateus SCHREINER GARCEZ LOPESは、レイゼン(バイオエネルギーのブラジル発のグローバル・リーダー)のエネルギー転換・投資担当グローバル・ディレクターとして、同社の技術、新規事業開発、知的財産をリードしています。以前は、ブラスケム(米州最大の熱可塑性樹脂メーカーで世界最大のバイオポリマー・メーカー)で再生可能化学品分野のイノベーションおよびビジネス開発担当グローバルマネジャーを務めました。企業への転職前は、メキシコ、ドイツ、米国、ブラジルの大学で、合成生物学と代謝工学の研究者や講師としていくつもの職を務めました。さらに、アイオジェン・エナジー・コーポレーションの取締役、ブラジル・バイオ・イノベーション協会の副会長、MITエネルギー・イニシアチブの諮問委員会の委員も務めています。
Mateus SCHREINER GARCEZ LOPES:「プラスチックと繊維の産業を循環型プロセスで再形成するというカルビオスのミッションに携わることができ、大変うれしく思います。カルビオスは世界トップクラスの科学者と起業家からなるチームを持ち、今回取締役に就任したことにより、新たな再生可能技術の市場投入に関する私の専門知識が、その研究開発と商業化戦略の設計に役立つでしょう。」
カルビオスの取締役は以下のとおりです。
Philippe POULETTY博士、会長
Karine AUCLAIR教授
Sandrine CONSEILLER
Juan DE PABLO教授
Amandine DE SOUZA
Vincent KAMEL
Emmanuel LADENT
Isabelle PARIZE
Laurent SCHMITT、BOLD(Business Opportunities for l’Oréal Development)代表
Mateus SCHREINER GARCEZ LOPES
Nicolas SEEBOTH、ミシュラン・ベンチャーズ代表
Alen VUKIC、censor
各取締役の経歴については、カルビオスのウェブサイトをご覧ください:https://www.carbios.com/en/governance/
カルビオスについて
2011年にトラッフル・キャピタルが設立したカルビオスは、生物学的な革新的プロセスを開発するグリーンバイオテクノロジー企業です。カルビオスは、酵素とプラスチックを組み合わせる独自の手法により、プラスチックおよび繊維による汚染という今日の大きな課題を引き受けることで、消費者の新しい期待に応え、幅広いエコロジカル転換という課題に取り組むことを目的としています。カルビオスは、あらゆる種類のPET(ポリエステルでできたボトル、トレー、繊維の主要ポリマー)を基本的な構成要素に分解することで、バージンプラスチックと同等の品質を持つ新しいPETプラスチックを製造するために再利用できるようにします。このPETをめぐる革新成果は世界初のもので、権威ある雑誌ネイチャーの表紙を飾った科学論文で最近評価されています。カルビオスは、2021年にクレルモンフェランの実証プラントを成功裏に稼働させました。また、インドラマ・ベンチャーズとの提携により、世界初となる装置を建設することで、当社プロセスの産業化に向け、別の重要な前進を達成したところです。
2017年、カルビオスとロレアルは、当社の専有的なリサイクル技術の産業化に寄与するためのコンソーシアムを共同で設立しました。2019年4月、持続可能な発展のための革新的ソリューションの開発を約束したネスレウォーターズ、ペプシコ、サントリー食品ヨーロッパがこのコンソーシアムに参加しました。2022年、カルビオスはオン(On)、パタゴニア、プーマ、サロモンと契約を締結し、それぞれの製品のリサイクル性と循環性を促進するソリューションを開発することになりました。
当社はまた、バイオベースポリマーであるPLA系の使い捨てプラスチックの酵素による生分解技術を開発しました。この技術は、プラスチック製品の中心部に酵素を組み込むことで、家庭の条件でも常温で100%堆肥化可能な新世代のプラスチックを作り出すことができます。
詳細情報については、www.carbios.com/en、ツイッター(カルビオス)、リンクトイン(カルビオス)、インスタグラム(insidecarbios) をご覧ください。
カルビオス(ISIN FR0011648716/ALCRB)は、中小企業に投資するフランス居住者が所得税還付の恩恵を受けられる政府プログラムPEA-PMEの適格企業です。
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