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AWS、オーストラリアに2つ目のインフラストラクチャリージョンを開設


オーストラリアで2つ目のAWSリージョンにより、さらに高い回復力と可用性でのワークロードの実行、オーストラリアでの安全なデータの保管、エンドユーザーへのさらなる低遅延でのサービス提供のための顧客の選択肢が拡大

この新しいAWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンは、2037年までに計画されているオーストラリアへの45億ドル(約68億豪ドル)以上の投資を通じて、年間平均2500人以上のフルタイム雇用をサポートする見通し

ANZ、Littlepay、RMIT大学を含む数十万の顧客が、現地のAWSインフラストラクチャーを利用して革新を実現

シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)傘下のアマゾン ウェブ サービス(AWS)は本日、オーストラリアで2番目のAWSインフラストラクチャリージョンとなるAWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンの開設を発表しました。本日より、デベロッパー、スタートアップ企業、起業家、大企業のほか、政府、教育機関、非営利団体は、オーストラリアにあるAWSデータセンターからアプリケーションを実行してエンドユーザーにサービスを提供するためのより広範な選択肢を利用できます。AWSは、AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンを通じて、2037年までにオーストラリアで推定45億ドル(約68億豪ドル)を投資する計画です。AWSグローバル・インフラストラクチャーの詳細情報については、aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructureをご覧ください。


AWSのインフラストラクチャー・サービス担当バイスプレジデントのプラサド・カリャナラマンは、次のように述べています。「オーストラリアは技術革新の強固な歴史を持っており、オーストラリアにおける2つ目のAWSリージョンの開設によって、さらに回復性が高まり、より多くの顧客が国全体の経済発展を促進するクラウドベースのアプリケーションを開発できるようになります。AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンは、2012年にAWSアジアパシフィック(シドニー)リージョンを開設して以来オーストラリアで継続しているインフラストラクチャーの拡張と投資に追加するものです。現地の雇用創出を促進し、クラウドのスキルを高め、現地の顧客やAWSパートナーとの成長と協力の機会を創出することによって、投資を深めていけることを誇りに思います。」

ビクトリア州のティム・パラス貿易・投資大臣は、次のように述べています。「私たちは、ビクトリア州の企業にとって安全なクラウド・インフラストラクチャーへのアクセスがいかに重要であるかを承知しています。より多くの選択肢を提供することは、経済の活性化をもたらし、革新を支援し、現地での新たな雇用創出を助けるでしょう。」

AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンの開設により、AWSは31地域で99カ所のアベイラビリティーゾーンを持つことになり、カナダ、イスラエル、ニュージーランド、タイでさらに12カ所のアベイラビリティーゾーンとさらに4カ所のAWSリージョンを立ち上げる計画がすでに発表されています。AWSリージョンは、明確に異なる地域にインフラストラクチャーを配置するアベイラビリティーゾーンで構成されています。AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンは、3つのアベイラビリティーゾーンで構成され、2012年11月に開設された既存のAWSアジアパシフィック(シドニー)リージョンに加わります。各アベイラビリティーゾーンは相互に距離が十分に離れているため、顧客の事業継続を支えることができます。そして、複数のアベイラビリティーゾーンを使用する高可用性アプリケーションで低遅延を実現できる程度に近接して設けられています。各アベイラビリティーゾーンは独立した電源、冷却装置、物理的セキュリティーを備え、冗長な超低遅延ネットワークで接続されています。高可用性を重視するAWSのお客さまは、複数のアベイラビリティーゾーンでアプリケーションを実行することで耐障害性がさらに高まるように設計することも可能です。

AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンの開設により、データレジデンシーを望む現地顧客は、オーストラリアにデータを安全に保管することが可能になるとともに、顧客にさらなる低遅延を提供し、生産性の向上、業務の効率化、リアルタイム・アプリケーションのパフォーマンス向上を推進できます。また、お客さまは、高度なAWSテクノロジーを使用して、演算、保存、ネットワーキング、ビジネスアプリケーション、開発者ツール、データ分析、セキュリティー、機械学習、人工知能を含む革新を推進できます。

また、AWSは経済効果調査を発表しました。この調査では、新しいリージョンの建設・運営に費やすプロジェクト支出が外部企業で年間平均2500人以上のフルタイム雇用をサポートすると試算されており、2037年までにオーストラリアで45億ドル(約68億豪ドル)の投資が計画されています。この投資には、データセンター建設のための設備投資、継続的な光熱費や設備費などの運営費、地域企業からの商品やサービスの購入が含まれています。この雇用は、建設、設備保守、エンジニアリング、通信、国内経済全体のその他の仕事を含み、オーストラリア内のAWSのサプライチェーンの一部となります。また、AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンの建設と運用により、2037年までにオーストラリアのGDPが約106億ドル(約159億豪ドル)押し上げられると見積もられています。

顧客はAWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンを歓迎

オーストラリアの数十万の組織は、世界190カ国以上でAWSを利用している数百万のアクティブ顧客の一部です。オーストラリアの企業は、革新を起こし、市場投入までの時間短縮を支援するためにAWSを選択しています。AWSを利用している顧客には、エアタスカー、アニマル・ロジック、ANZ銀行、アトラシアン、キャンバ、コクレア、オーストラリア・コモンウェルス銀行、ジムズグループ、Kマート、ライオン、ロビサ、ナショナルオーストラリア銀行、オプタス、PEXAグループ、ピザハット、スマイリング・マインド、スイミング・オーストラリア、ターゲット、テルストラ、チケテック、ウッドサイド・エナジー、Youfoodzが含まれます。オーストラリアの公共部門の顧客は、AWSを利用してコスト削減を促進し、地元市民により良いサービスを提供できるようにしています。これらの顧客には、フロンティアSI、メルボルン・ゲノミクス・ヘルス連盟、ロイヤル・メルボルン工科大学(RMIT)、メルボルン大学、Victorian Land Registry Servicesが含まれます。Brighte、FloodMapp、FrankieOne、Illuvium、Law On Earth、Littlepay、Mr Yum、オムニシエント・ニューロテクノロジー(o8t)、Reejig、Swoop Aeroなどのオーストラリアのスタートアップ企業は、国内および世界中で急拡大するために、AWSを使用してビジネスを構築しています。

ANZ銀行は、850万以上の個人顧客および法人顧客に銀行・金融の商品やサービスを提供し、32市場で事業を展開しています。ANZの技術担当グループエグゼクティブのジェラード・フロリアン氏は、次のように述べています。「私たちは、AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンを通じて、AWSの対象ワークロードとアプリケーションを初日から展開する計画です。このリージョンを長期的に主要なAWS拠点にしたいと考えています。私たちがメルボルンの新しいAWSリージョンに期待する低遅延性と高いパフォーマンスは、顧客体験の向上と、クラウド導入の加速を支援するでしょう。」

Littlepayはメルボルンの金融技術企業であり、250以上の交通機関やモビリティー事業者と提携し、ローカルバス、都市ネットワーク、全国規模の公共交通システムでの非接触決済を可能にしています。Littlepay最高経営責任者(CEO)のAmin Shayan氏は、次のように述べています。「私たちの使命は、世界中で共通の決済体験を作り出すことです。そのためには、私たちと共に成長できるワールドクラスの世界的インフラストラクチャーが必要です。顧客にシームレスな体験を提供するために、私たちはAWSを利用して毎月100万件以上のトランザクションをリアルタイムに取り込んで処理しており、これによって私たちはサービス向上に役立つ洞察を生み出すことができます。オーストラリアで2つ目のAWSリージョンの開設をうれしく思います。これにより、機械学習や人工知能などの先進技術を低遅延で利用できるようになり、通勤をよりシンプルで楽しいものにするために役立ちます。」

PEXAグループは、オーストラリアで有数のデジタル不動産決済プラットフォームを運営しており、住宅の買い手と売り手に効率的で信頼性が高く安全な決済体験を提供しています。PEXAグループ最高技術責任者のEglantine Etiemble氏は、次のように述べています。「業務回復力は、顧客への約束と規制要件の中核をなすものであるため、PEXAでは戦略上の最優先事項となっています。オーストラリアで2つ目のAWSリージョン開設により、私たちは、複数のリージョンにわたって安全にアプリケーションを展開して当社のPEXAプラットフォームの可用性とパフォーマンスを向上させ、週に2万世帯以上が早期に住居を決済する支援を継続的に行うことが可能になります。」

RMITは、世界で9万6000人以上の学生が在籍する公立研究大学です。RMITの研究・革新担当バイスチャンセラーでバイスプレジデントのカルム・ドラムンド教授は、次のように述べています。「メルボルンでのAWSリージョン開設により、私たちは、研究員、学生、研究者が社会に貢献する世界レベルの研究成果を出すことを支援するための追加的能力を得られます。私たちは最近、RACEと呼ばれる、RMIT大学のAWSクラウド・スーパーコンピューティング施設を立ち上げました。RMITの研究者は、バッテリー技術、フォトニクス、地理空間科学の発展のためにRACEを利用しています。メルボルンのAWSリージョンの低遅延性と高スループットと、私たちの広帯域プライベートファイバーネットワークによって、研究者や学生は従来のオンプレミスデータセンターの限界を超えた革新を実現できるようになるでしょう。」

オーストラリアのAWSパートナーもAWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンを歓迎

AWSパートナーネットワーク(APN)には、世界各地の数万社の独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)とシステム・インテグレーター(SI)が含まれます。AWSパートナーは、AWS上で革新的なソリューションとサービスを構築しており、APNは、事業面、技術面、マーケティング面、商品化面のサポートを顧客に提供することで支援を提供しています。AWSのISV、SI、コンサルティング・パートナーは、企業や公共機関の顧客のAWSへの移行や基幹業務用アプリケーションの導入を支援し、顧客のクラウド環境の監視、自動化、管理サービスを全面的に提供しています。オーストラリアを拠点とするAWSパートナーには、Cevo、CMDソリューションズ、DiUS、インテリジェンスバンク、ローカル・メジャー、NCS、Stax、Unleash live、Urban.io、Versentが含まれます。AWSパートナーの完全なリストは、aws.amazon.com/partnersをご覧ください。

Cevoは、AWSアドバンスト・コンサルティング・パートナーとして、デビッド・ジョーンズ、インシグニア・ファイナンシャル、MYOB、Jim’s Groupなどのオーストラリア企業に、移行、データ分析、マネージドサービスなどのクラウド・サービスを提供しています。Cevo最高経営責任者(CEO)のジェームズ・ルイス氏は、次のように述べています。「AWSとの連携により、過去12カ月間で60名以上のコンサルタントを増員することができ、規制の厳しいクラウド環境の導入に対する顧客の要望の高まりに応えることができました。クラウドの導入が拡大を続ける中、特に金融、政府、小売の分野において、より多くの顧客がクラウドに移行し、高度な近代化と分析能力を活用して、顧客に焦点を当てた新しいサービスを考案、設計、構築しています。AWSアジアパシフィック(メルボルン)リージョンにより、私たちは、顧客のデータがオーストラリアで安全に保管されていることを保証しつつ、顧客が実験をより大規模に進められるようにすることができます。」

持続可能性への取り組み

アマゾンは、クライメート・プレッジの一環として、2040年までに事業全体で炭素ネットゼロを達成することに取り組んでおり、当初の2030年の目標よりも5年早い2025年までに、100%再生可能エネルギーでの事業運営を実現する歩みを進めています。アマゾンは、世界最大の再生可能エネルギーの購入企業であり、2021年時点で、事業全体で再生可能エネルギー利用率85%を達成しました。さらに、AWSは2030年までにウォーター・ポジティブを実現し、直接事業で使用する以上の水を地域社会に還元する予定です。アマゾンはオーストラリアで、ビクトリア州ホークスデールの風力発電所、ニューサウスウェールズ州のガンネダとサントップの2つの太陽光発電所を含む3つの再生可能エネルギー投資を行っています。この3つのプロジェクトがすべて稼働すると、これらの再生可能エネルギー投資は、年間71万7000メガワット時の再生可能エネルギーを生み出す見込みです。これは、オーストラリアの約11万5000世帯の年間電力使用量に相当する量です。アマゾンは現在、アジア太平洋地域に57件の再生可能エネルギープロジェクトを有しています。

アマゾン ウェブ サービスについて

アマゾン ウェブ サービスは15年以上にわたり、世界で最も包括的で広く導入されているクラウド・サービスとなってきました。AWSは、事実上すべてのワークロードをサポートするためにサービスを継続的に拡大しており、現在、演算、保存、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、機械学習、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティー、ハイブリッド、仮想現実と拡張現実(VR、AR)、メディア、アプリケーション開発、導入、管理のための200件を超えるフル機能のサービスを31カ所の地域にある99カ所のアベイラビリティーゾーンから提供しています。また、カナダ、イスラエル、ニュージーランド、タイでさらに12カ所のアベイラビリティーゾーンと4カ所のAWSリージョンの計画が発表されています。最も急成長している新興企業、大企業、主要政府機関を含む数百万のお客さまが、AWSを信頼してインフラストラクチャーを強化し、即応性を高め、コストを引き下げています。AWSの詳細については、aws.amazon.comをご覧ください。

アマゾンについて

アマゾンは、4つの指針として、競争よりも顧客に目を向けること、発明に情熱を傾けること、優れたオペレーションに注力すること、長期的に思考することを拠り所としています。Amazonは、地球上で最も顧客中心主義の企業、地球上で最高の雇用主、地球上で最も安全に働ける職場であるすべく懸命に努力しています。利用者レビュー、ワンクリック・ショッピング、個人に合わせたお勧め、プライム、アマゾン・フルフィルメント、AWS、Kindleダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fireタブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out技術、Amazonスタジオ、クライメート・プレッジは、アマゾンが先駆的に開始したものの例です。詳細情報については、amazon.com/aboutをご覧いただき、@AmazonNewsをフォローしてください。

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