バミューダ諸島ハミルトン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- エバレン・リミテッド（「エバレン」）は本日、上席副社長兼最高執行責任者のGeorge F. Hutchingsが2023年末時点で退職すると発表しました。上席副社長兼チーフ・アクチュアリーのRobert J. Foskeyが、2023年4月1日付けでHutchingsの最高執行責任者の職を引き継ぎます。Hutchingsは、2023年中は、特別顧問としてエバレンに留まります。
エバレン会長のJohn Weisnerは、次のように語りました。「取締役会、経営陣、エバレンの従業員全員を代表し、過去18年間に組織に与えてきた多大な影響に関してHutchingsに感謝したいと思います。着実で戦略的なリーダーであるHutchingsは、相互保険会社の変革において大きな役割を果たしました。これには、コスト効率が高い資本構造の確立、新たな価格手法の導入、暴風損失を保証する新たな方法の開始、会員状況のオンライン・データ分析の構築、いくつもの戦略的計画の策定、組織の全面的な改称とリブランドが挙げられます。取締役会は、Hutchingsのエバレンへの献身に心から感謝しています。そして、その人生の次の一章におけるご多幸をお祈りいたします。」
「Hutchingsが去ることは残念ですが、Foskeyが組織内で新たな職に就くことに期待を感じています。エバレンに2007年に入社して以来、Foskeyは、当社の継続的な成長に不可欠な役割を果たしてきました。これからCOO職を引き継ぎ、その成功実績が続いていくものと確信しています。」
社長兼最高経営責任者のBertil C. Olssonによれば、「Hutchingsが2005年に当組織に入ってから、エバレンとその経営陣は、当社の資本基盤を8億ドルから現在の約35億ドルにまで拡大してきました。その際には、保守的な投資および資本管理の戦略が使用されました。私たちはまた、新たに33の会員被保険者を加えています。この同じ期間に、エバレンは、30億ドル近くの分配金を支払って会員への還元も行ってきました。新たな役割に就くFoskeyと協力していくことを楽しみにしています。Foskeyがエバレンの次のCOOとして最善の選択であり、上級経営陣の貴重な一員であり続けることに確信を持っています。」
Foskeyが選ばれたことは、取締役会が主導している頑健な複数年経営陣開発・継承計画プロセスの成果です。Weisnerはまた、次のように語っています。「Foskeyは、過去17年間にエバレンで行われた事実上すべての改善に大きく関わってきたことを考えれば、Hutchingsの後継として当然の選択でした。チーフ・アクチュアリーとして、Foskeyは、経営陣の主要な一員となっており、組織の前進を助ける強力な能力を立証してきました。取締役会は、Foskeyがエバレンの非常に有能なリーダーとなり、当社を更なる成功に向けて動かす原動力であり続けると確信しています。」
Hutchingsは、次のように語りました。「この変革と成長の時期にエバレンのCOOを務めたことは光栄なことでした。これほどのことを達成することを可能にした努力と献身に関して、従業員の皆さまに心から感謝したいと思います。また、出資者の皆さま、経営陣の同僚、取締役会にも、その継続的な支援をいただいたことに関して感謝したいと思います。Foskeyとは長年にわたり一緒に働いてきました。Foskeyは、エバレンのCOOとして舵取りを行う人材として優れた選択です。今年の残りの期間にわたって共に密接に協力してスムーズな移行を確実にしていくことを楽しみにしています。」
Foskeyは、次のように語っています。「過去18年間にわたるエバレンへの貢献に関してHutchingsに感謝したいと思います。また、私がこの役割に就任するに当たってご信頼をいただいた取締役会にも感謝したいと思います。才能ある経営陣・従業員と協力して当社の成功を高め、世界的なエネルギー保険業界のリーダーとしてのエバレンの立場を継続的に前進させていく機会を得たことを名誉に感じ、そのことに期待を感じています。」
バミューダに本社を置くエバレン・リミテッドは、世界の主要エネルギー企業に選ばれる保険会社であり、世界のエネルギー資産に4兆ドル近い保険を提供しています。当社は1972年に相互保険会社として設立されました。これは革新的な構造であり、保険加入者が同時に出資者でもあり、保証が原価で提供される構造です。エバレンは出資者に、事故1回当たり財産損害の上限を4億5000万ドルとして、従来型の原油ガスから再生可能エネルギーなどの代替業界セグメントまで、エネルギー業界の幅広い範囲の資産にわたって保険を提供しています。エバレンの出資者は、官民両セクターの中規模から大規模のエネルギー企業で構成されています。出資者は、出資者当たり最低10億ドルの物理的資産を持ち、投資適格かそれと同等の格付けを有しています。エバレンは、S&PからA、ムーディーズからA2の格付けを得ています。
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