ダブリン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ドール(NYSE:DOLE)は本日、2021年のトータル・プロデュースとドール・フード・カンパニーの合併以来で初となる持続可能性報告書の公表を発表しました。本報告書はこれまでの成果に基づき、当組織の刷新された持続可能性の枠組みを記述し、2030年までの新しい一連の環境・社会・ガバナンス(ESG)目標を提示しています。
ドールの持続可能性の枠組みであるザ・ドール・ウェイは、堅固なガバナンスと、環境、倫理、社会、そして栄養に関連した問題を対象とする「自然のため、従業員のため、食品のため」という3本の中核的柱に焦点を当てています。これらの3本の柱には、当社の事業運営のインパクトにとって最も重要であると特定された主要な分野が組み込まれています。
- 自然のため:科学的根拠に基づく目標イニシアチブに注力することにより、ドールは水スチュワードシップ、生物多様性、廃棄物管理、包装削減、革新と共に、気候行動をその優先事項の最前線に据えています。
- 従業員のため:世界で3万8500人を直接雇用し、世界中で第三者生産者と提携しているドールは、選ばれる雇用主となり、地域コミュニティーを支援し、サプライチェーン全体で人権を保護することに取り組んでいます。
- 食品のため:ドールはパートナーシップと寄付を通じて、健康的な栄養摂取を促進し、生鮮青果物へのアクセスを改善することに取り組んでいます。
ドールのローリー・バーン最高経営責任者は、次のように述べています。「ドールは、持続可能性を成長モデルに組み込むことにより、幅広い生鮮果物・野菜のセグメントで市場をリードする地位を築いてきました。気候が変化している中、当社は関連するリスクを特定し、事業への影響に適応し、私たち自身のインパクトを最小限に抑えることに重点を置いています。当社はまた、人々の生活を向上させる上で当社が果たすことができる特別な役割と、健康とウェルビーイングの促進にドールがもたらすことができる貢献を認識し、うれしく思っています。」
この報告書はまた、ドール自身の事業と関連農場における再生農業の実践の推進に向けた基盤を据えます。これは、当社の野心的な気候目標をサポートします。
報告書の主要な点には、ドールの以下の実績が含まれます。
- スコープ1、スコープ2、スコープ3の排出量の測定と管理を含む最初の世界的な炭素フットプリント収集の結果、スコープ1および2の排出量が4%削減されました(2020年と比較した2021年の数字)。
- 再生エネルギーに投資し、カリフォルニア州ソレダードのドール・フレッシュ・ベジタブルズに2.8メガワットの風力タービン2基、アイルランドのベルファストの拠点に容量120kWpの新しい太陽電池パネル・システムが設置されました。
- ドールの関連会社であるスタンダード・フルーツ・カンパニー・デ・コスタリカの革新的なプロジェクト「デ・ラ・マノ・コン・ドール」が、在米国コスタリカ商工会議所(AmCham)により表彰されました。このプロジェクトは、1人当たり所得のみでなく、健康、教育、住宅、仕事、社会的保障へのアクセスと、その他16個の主要指標を取り入れて貧困を測定するビジネス多次元貧困指数(bMPI)手法を用いて、従業員とその家族の社会的発展にプラスのインパクトをもたらします。
ドールの最高マーケティング・持続可能性責任者のグザビエ・ルーセルは、次のように述べています。「生鮮青果物は、他の食料源と比較して環境フットプリントが少ないとはいえ、当社のインパクトをさらに削減し、気候変動の影響に適応するためにするべきことはたくさん残っています。当社はサプライチェーンに沿って、同じ考えを持つパートナーと共にこれらの課題に長期的に取り組んでいます。垂直統合ビジネスモデルにより、当社は関連農家に拡大する前に、私たち自身の事業で多くの研究を行うことができます。これは、業界での変化の主導に寄与しています。」
「当社の最も重要な資源である従業員、私たちを取り巻く自然、当社が世界中に届ける食料を大切にすることは、当社が社会に貢献する方法であり、継続的な成功へと当社を導きます。」
ドール2022年度企業責任・持続可能性報告書の全文は、こちらをクリックするか、www.doleplc.comにアクセスしてご覧ください。
ドールについて
青果品の世界的リーダー企業のドールは、国内や世界各地で調達された多様な種類の生鮮果物・野菜の栽培、販売、流通を行っています。当社は、75カ国を超える当社顧客の要求を超えることに情熱的に取り組み、世界をより健康でより持続可能な場所にすることを目指しています。詳細情報については、www.doleplc.comをご覧ください。
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