台湾・新竹--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 最先端ASIC設計サービス及びIPを提供するファラデーテクノロジー社（TWSE：3035）は、インフィニオン社と連携して、UMCの40uLPプロセスでSONOS eFlashプラットフォームを開発したと発表しました。本プラットフォームには、新たに開発されたeFlashサブシステムIPと、統合が容易で高速なデータアクセス機能を備えた完全なeFlashテストソリューションが含まれています。このトータルソリューションにより、お客さまは製品開発を加速させ、フラッシュメモリ技術をより容易に活用することができます。また、SONOS eFlashのテストは、組み込み自己診断（BIST）機能により簡素化され、お客さまに品質上の確かな利点を提供することができます。
低消費電力のセキュアな40nm eFlashの需要がAI、スマートグリッド、IoT、MCUのアプリケーションによって牽引されていることから、ファラデー社とインフィニオン社はこの需要に応えるため、SONOS eFlashプラットフォームを共同開発しました。本プラットフォームは、主にフラッシュメモリブロック、コントローラ、新しいサブシステムIPで構成されています。このサブシステムは、SONOS eFlash IPのシームレスなIP統合と活用のために、必須のバスインターフェース、統合クロック制御回路に加え、自動eFlash初期化、CPUオーバーヘッドをオフロードするための簡素化された消去／書き込み手続き、読み取り／書き込み保護、疑似ランダム書き込みバッファなどの追加機能を備えています。また、このBIST搭載サブシステムにより、チップを一般的な試験装置でテストして、フラッシュメモリの品質と信頼性を確保することができ、テスト時間の短縮も可能です。
インフィニオン・テクノロジーズ社のメモリソリューション担当シニアディレクターであるVineet Agrawal氏は、次のように述べています。「私たちは、ファラデー社と協力して、顧客のためにこのSONOS eFlashプラットフォームを開発できることを大変うれしく思います。40uLP SONOS eFlashは、ここ数年の間に、すでに数多くの量産プロジェクトを実現しています。ファラデー社の顧客は近い将来、同社の包括的なSONOS eFlash IPサブシステム、IPポートフォリオ、テストを備えた本ソリューションに促され、幅広い高性能・低消費電力製品の開発をスピードアップさせるものと確信しています。」
ファラデー社のフラッシュ・リン最高執行責任者（COO）は、次のように述べています。「インフィニオン社のSONOS eFlash技術は、40nmプロセスのさまざまなアプリケーションの市場で実証されています。UMC 40uLP上でインフィニオン社のSONOS eFlashの利点を活用することで、他のeFlashソリューションと比較して、追加マスクレイヤーを大幅に削減して、製造サイクルタイムの利点を得ることができます。この新しいプラットフォームと、40uLP SONOS eFlashプロセスに完全適合するとともに即使用可能で包括的な当社の40nm IP製品を組み合わせることで、当社はお客さまがその次世代設計においてコスト、電力、性能の要件を容易に達成できるよう、さらに支援します。」
ファラデー社の御紹介
ファラデーテクノロジー社は先進のファブレスASICおよびシリコンIPのプロバイダーです。なお、ファラデー社は、ISO 9001及びISO 26262の認証を取得済です。当社の幅広いIPポートフォリオにはI/O、セル・ライブラリ、メモリ・コンパイラ、ARM互換CPU、LPDDR4/4X、DDR4/3、MIPI D-PHY、V-by-One、USB 3.1/2.0、10/100イーサネット、ギガビット・イーサネット、SATA3/2、PCIe Gen4/3及びプログラマブル28G SerDesなどが含まれます。台湾に本社を置くファラデーは、米国、日本と中国を含む世界にサービスおよびサポートの拠点を持っています。詳細はwww.faraday-tech.comにアクセスするかリンクトインでファラデー社をフォローして下さい。
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