デンマーク・コペンハーゲン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 海外でビジネスを行う際には、持続可能性と健康が継続して重要な役割を果たしています。新たな分析によれば、調査対象となった農業・食品部門に属する国際的B2Bの意思決定者の86%が、今後数年間に自社にとって健康がより重要になると考えており、顧客が健康的な製品やソリューションをますます求めていると回答しています。
フード・ネーションが新たに公表した報告書では、日本、韓国、英国、ベトナムの国際的B2Bの意思決定者803人が、デンマークの農業・食品生産について意見を寄せています。この分析によれば、意思決定者はデンマークに対して、品質、持続可能性、有機栽培、食の安全、信頼性といった多くの好ましいイメージを持っていることが分かりました。
最大の健康課題としての持続可能性
意思決定者は、自国の農業・食品部門に関連する最大の健康課題として持続可能性を挙げ、それに気候変動と食糧安全保障が続いています。82%の意思決定者によれば、持続可能性と健康は密接に関連しており、このような人々は健康と食の安全、有機栽培、持続可能性を第一に関連付けています。
市場により差はあるものの、意思決定者の4人に3人は、公式の食生活指針が国民の健康の重要ツールであると答えています。同時に、4市場すべてで、政府、政治家、食品当局が、健康的な農産物や食品の開発を推進する上で圧倒的に大きな責任を負っていると考えられています。
フード・ネーションのリサ・ウォルボム最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「2050年には人口が100億人に達すると予想されており、すべての人々が安全・持続可能で健康的な食品を入手できるようにする必要があります。デンマークは、製品とソリューションで世界の健康と持続可能性に必要な開発を支援できます。」
世界の健康を向上させる取り組み
バリューチェーン全体で健康を確保することに関して、どのような取り組みが最も効果的かを回答者に尋ねたところ、有機栽培（40%）と食の安全（38%）が最優先事項に挙げられました。健康への認識に関するもう1つの注目すべき調査結果はCOVID-19に関連するもので、ほとんどの意思決定者がこれはもはや大きな懸念ではないと答えています。74%は、このパンデミックにより顧客の健康的な食品への関心が高まったと答えています。言い換えれば、過去2年間に健康への関心が高まったということです。
概要
この報告書は、2022年3月に実施されたエピニオンによる定量分析に基づいています。この分析は、食品・農業部門の国際B2Bの意思決定者が持つ農業・食品国としてのデンマークのイメージを調査しています。今年の調査では、健康、持続可能性、食の安全などのテーマを取り上げています。
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