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世界のストリーミング市場が2022年第2四半期に2桁成長を達成:コンビバによると、スマートテレビとロクが世界の視聴を独占


コンビバの2022年第2四半期版「ストリーミングの現状」報告書は、世界の地域別ストリーミングの成長、デバイスの選好、ストリーミングの品質について詳述

米カリフォルニア州フォスターシティ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なストリーミング分析プラットフォームを提供するコンビバは本日、「ストリーミングの現状」四半期報告書の結果を発表しました。報告書では、2022年第2四半期に2021年第2四半期と比較して(14%の)収益を上げるなど、世界のストリーミング市場の継続的な成長を示しました。アジアとラテンアメリカがそれぞれ90%、70%と最も成長し、世界で最も成熟したストリーミング市場である北米も前年比5%増となりました。



世界のストリーミング業界が成熟するにつれ、ストリーミングにおける成功はより複雑になってきています。デバイスの断片化が進み、品質に対する視聴者の期待は、広告に支えられたストリーミングの分野と連動して高まり続けています。ストリーミングパブリッシャーは、一貫したポジティブな体験を提供することが課題となっています。アフリカでアンドロイド携帯を使っていようと、テキサスでスマートテレビを使っていようと、視聴者は高品質の画像、コンテンツへの即時アクセス、不具合ゼロを期待しています。

コンビバの社長兼最高経営責任者(CEO)であるキース・ズブチェビッチは、次のように述べています。「こうした期待にどのパブリッシャーが応えられるかの競争が始まっており、こうした競争には最も重要な時に最高の体験を提供することも含まれます。期待に応えられるパブリッシャーは、すぐに競合他社をしのぐでしょう。最も重要なのは、顧客(の実体験)についてのリアルタイムの実用的な洞察的知見を得ることを優先する者が、リーダーを確実に群れから引き離すだろうということです。」

主な調査結果

ビットレートが上昇中

コンビバの調べによると、2022年第2四半期にビットレートがすべてのスクリーンタイプとデバイスで世界的に上昇しましたが、他の品質指標が犠牲にされている場合の多いことが分かりました。例えば、スマートテレビではすべてのスクリーンタイプの中でビットレートが最も増加し、前年同期比15.1%増となりました。ただし、より高精細な体験を提供するために、スマートテレビでは、動画の開始失敗、動画開始の時間、バッファリングが顕著に増加しました。逆に、プレイステーションとロクは、動画開始の時間の減少(それぞれ10.7%、12%減)と、ビットレートの増加(それぞれ4.6%、12.9%増)の両方が起こった唯一の大画面デバイスでした。

大画面、そしてロクがトップを維持

大画面デバイス(大画面にはコネクテッド・テレビ、スマートテレビ、ゲーム機を含む)では、ロクが引き続きトップを維持し、視聴時間の30.5%でほぼ安定しており、2021年第2四半期と比較して1%未満の減少を示したほか、アマゾン・ファイア・テレビが大画面の視聴時間で16%を占めて2位となりました。サムスン・テレビ(13.7%)、アンドロイド・テレビ(7.8%)、LGテレビ(7.3%)が大画面の視聴時間の上位5デバイスに入りました。クロームキャスト、Xbox、プレイステーションはいずれも前年度よりシェアが減少しています。

アンドロイドとiPhone(アイフォーン)のストリーミング対決

これまで、特に北米では、iPhoneがモバイルストリーミングの主要デバイスとなっていました。2022年第2四半期にはその差が縮まり、iPhoneとアンドロイド携帯の世界市場シェアは、それぞれ35.8%対33.2%とほぼ同じになりました。また、ストリーミング視聴時間の前年同期比成長率では、アンドロイド携帯がiPhoneを10%上回りました。アップルの強みはその品質で、iPhoneは現時点ですべての品質カテゴリーにてアンドロイド携帯に勝っています。ストリーミングパブリッシャーが北米以外の成熟度が低い新しいストリーミング市場に拡大している中で、アンドロイド携帯デバイス市場向けのストリーミング体験の最適化は、今後ますます重要になるでしょう。

調査方法

コンビバの「ストリーミングの現状」シリーズは、プラットフォーム間でストリーミングデータを比較したものとして最大規模であり、インターネット規模で継続的かつリアルタイムにセッション化されたストリーミングデータを測定しています。

2022年第2四半期版「ストリーミングの現状」報告書の分析データは、主にコンビバ独自の専有的なセンサー技術から収集されたものです。この技術は現在、33億のストリーミング動画アプリケーションに組み込まれており、180カ国以上で年間1800億のストリームを視聴する5億人以上のユニーク視聴者と1日当り2兆近くのリアルタイムトランザクションを測定しています。インターネット規模の全数測定は、サンプリングではなく、検証、クリーニング、エンリッチメント、標準化、セッション化を行うフルスタックセンサーから実施されます。継続的なリアルタイムのモニタリングを行うことで、ストリーミングイベント、ステートタイムライン、メタデータを、視聴者主導のセッションにセッション化します。これにより、視聴者の実体験をより正確に反映することができます。

ソーシャルメディアデータは、コンビバ・ソーシャル・インサイツ内のストリーミングパブリッシャーのリーダーボードリストから収集されたもので、2021年第2四半期から2022年第2四半期の間のフェイスブック、インスタグラム、ツイッター、ティックトック、ユーチューブにおける100アカウント、75億以上の投稿、3000万以上のエンゲージメントからのデータで構成されています。

前年同期比は、業界の成長を正確に表すために、顧客レベルで正規化されています。

コンビバの第2四半期「ストリーミングの現状」報告書を入手する

コンビバについて

コンビバは、何兆ものストリーミングデータを収集・標準化し、リアルタイムでコンテキストに応じて理解するビッグデータ向けグローバルストリーミング分析プラットフォームとして唯一のものを提供しています。コンビバを使用することで、ストリーミング事業の企業は、観測から数秒以内に現実の人間の経験を理解し、競合他社に先駆けてビジネスを成長させるための行動を起こすことができます。コンビバのプラットフォームは、サーバーサイドでのリアルタイムの大規模なセッション化により、包括的かつ継続的な全数調査レベルの測定を実現します。また、タイムステート分析やAIによる自動データモデリングなど、この種で初の革新成果を取り入れています。ソース側の単一のフルスタックセンサーを、単一のビッグデータパイプラインと組み合わせて使用することで、コンビバの60件以上の特許プラットフォームにより、マーケター、広告主、技術運用、エンジニアリング、顧客ケアのチームは、オーディエンスの獲得、エンゲージメント、収益化、保持を行うことができます。コンビバは、DAZN、ディズニープラス、フールー、パラマウントプラス、ピーコック、スカイ、スリングTV、TED、ワーナーメディアなどのブランドが、ストリーミング分析で素晴らしい機会を活用できるよう支援することに注力しています。詳細については、www.conviva.comをご覧ください。

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