エナジー・ボールト、ウェルヘッド・エレクトリック、Wパワーが68.8 MW(275.2 MWh)のバッテリー・エネルギー貯蔵システムをカリフォルニア州スタントンにあるWパワーのエネルギー信頼性センターに導入。スタントンESSは、南カリフォルニアで最大規模のエネルギー貯蔵システムとなり、エナジー・ボールト・ソリューションズ(EVS)の専有的なシステム設計とEVSのエネルギー管理ソフトウエアを利用して構築される。
ウェルヘッド・エレクトリックは、南カリフォルニアに追加する2つのハイブリッド・エネルギー貯蔵プロジェクトでも、エナジー・ボールトを優先インテグレーターとして選定。
本契約は、2021年第4四半期に発表された、EVS技術を問わない統合・ソフトウエア戦略の成功と迅速な実行を反映しており、基盤となる貯蔵・発電技術にかかわらず、最も柔軟でコスト効率に優れたエネルギー貯蔵ソリューションを顧客に提供。
スイス・ルガーノ & 米カリフォルニア州ウエストレークビレッジ & 米カリフォルニア州サクラメント--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 持続可能な電力網規模エネルギー貯蔵ソリューションのリーダー企業のエナジー・ボールト・ホールディングス(NYSE:NRGV)(「エナジー・ボールト」もしくは「当社」)は本日、ウェルヘッド・エレクトリック・カンパニー(ウェルヘッド・エレクトリック)およびカリフォルニア州で発電施設を開発・所有している女性所有企業のWパワーと、スタントン・エネルギー貯蔵システム(SESS)のEPC契約を締結したと発表しました。このプロジェクトは、革新的なエネルギー生成・エネルギー貯蔵施設の開発・運営においてカリフォルニアで最も経験豊富なウェルヘッド・サービシズが運営します。同社は、カリフォルニア州サクラメントに所在しています。
エナジー・ボールトは、カリフォルニア州スタントンにあるWパワーのエネルギー信頼性センターで、275.2 MWhのバッテリー貯蔵プロジェクトの展開を2022年に直ちに開始します。このプロジェクトは、南カリフォルニアの重要な電力需要に対応できるように前倒しで進められ、2023年半ばに完了する見通しです。エナジー・ボールトは、Wパワーとウェルヘッドが将来カリフォルニアで手がけるエネルギー貯蔵プロジェクトの開発・展開も支援し、容量は近いうちに約600 MWh以上増加します。
このシステムは、エナジー・ボールト・ソリューションズ(EVS)独自の統合プラットフォーム上に構築され、EVSのエネルギー管理ソフトウエアを活用します。2021年第4四半期に発表されたEVSプラットフォームは、最も高度なソフトウエア・アーキテクチャーと最適化アルゴリズムを活用し、多様なユースケースの下で複数のエネルギー資産を統合・調整することを可能にします。エナジー・ボールトは、当社の既存の持続可能な長期重力式エネルギー貯蔵技術と共に、今後もカーボンフリーでレジリエンスの高い電力網への世界的な移行を推進していきます。
エナジー・ボールトの会長兼最高経営責任者(CEO)のロバート・ピコニは、次のように述べています。「ウェルヘッドおよびWパワーと共にこのプロジェクトを開発することが楽しみです。このプロジェクトは当社独自のシステム上に構築され、先に発表したEVS戦略の実施を反映しています。期待のかかるこのプロジェクトは、当社のエネルギー貯蔵における幅広い経験と、複数の基盤的貯蔵技術に関する能力を反映しており、エネルギー密度と性能要件を最適化します。これは、ウェルヘッドの要件を満たす重要な要素です。要求の厳しい導入日程と、実行の確実性に対する必要性は、顧客を重視して世界の貯蔵市場の急拡大するニーズに機敏に対応できる当社の能力を示しています。」
ピコニは、さらに次のように述べています。「当社のEVS利用ソリューションは、世界で並行して展開されているエナジー・ボールトの長期重力式エネルギー貯蔵能力を自然に補完するものです。また、電力網の複雑性に対処するために革新と創造を必要とするお客さまのためにエネルギー貯蔵技術の有力パートナーになるという当社ビジョンの重要な要素でもあります。EVSによって、対応可能市場を拡大することができました。当社のEVxTM重力式技術により、短期から長期までの幅広いソリューションを提供し、お客さまが脱炭素化の目標を達成しつつ、経済的な利益を最大化できるように支援することを誇りに思います。これは当社の使命の基盤です。」
ウェルヘッド・エレクトリックのハル・ディトマーCEOは、次のように語っています。「エナジー・ボールトのチームには、エネルギー貯蔵ソリューションに関する幅広い知識と、重要なエンジニアリング、統合、建設の経験の両方において、大きな感銘を受けました。当社のスタントン拠点に最適なソリューションを見つけようとする献身が、当社の信頼を勝ち取りました。さらに、最高のエネルギー密度と安全機能を誇るEVS技術プラットフォームのおかげで、当社の拠点に最大のエネルギー貯蔵容量を設置できたため、期待するシステム性能とプロジェクトの経済的利益の要件を満たすことができると、全幅の信頼を寄せています。」
エナジー・ボールトについて
エナジー・ボールトは、脱炭素化を実現しながらグリッドレジリエンスを維持するための発電所規模のエネルギー貯蔵に世界が取り組むための手法に変革をもたらすよう設計された持続可能なエネルギー貯蔵ソリューションを開発・導入しています。当社独自の重力式エネルギー貯蔵技術、バッテリー貯蔵技術、エネルギー貯蔵管理・統合プラットフォームは、電力会社や独立系発電事業者、大規模な産業エネルギー・ユーザーが、電力の信頼性を維持しつつ均等化発電原価を大幅に削減できるようにすることを目指しています。エナジー・ボールトは、廃棄材料を有益な再利用に取り込むことができる環境に配慮した材料を活用することで、循環型経済への移行を促進し、お客さまのクリーンエネルギーへの移行を加速させています。詳細情報については、www.energyvault.comをご覧ください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、エナジー・ボールトの将来の拡大、展開、能力に関する記述など、リスク、不確実性、仮定を伴う将来見通しに関する記述が含まれています。実際の結果を本プレスリリースに含まれる記述と大幅に異なるものにする可能性がある要因が多数あり、たとえば、本プレスリリースで発表されているエナジー・ボールトのエネルギー管理ソフトウエアおよびプロジェクトの導入に関係するリスク、本プレスリリースで発表されているプロジェクトのための機器、エンジニアリング、調達、建設、バランスオブプラントのサービスを供給するエナジー・ボールトの能力に関係するリスク、本プロジェクトがエナジー・ボールトが初めて展開するものであるためにシステムや支払いを受けるためのマイルストーン達成能力に予期せぬ問題がある可能性、本プレスリリースで発表されているプロジェクトにおける予想外の遅延、プロジェクトが期日どおりに建設されるか否か、あるいは予定通りに運営されるか否か、一般的な市場における動向や変化、COVID-19の継続的な影響、政治、経済、ビジネスの状況、競合技術がバッテリーを利用したプロジェクトの需要に与える影響などが挙げられます。当社の業績に影響を及ぼす可能性があるその他のリスクと不確実性は、2022年8月8日にSECに提出されたフォーム10-Qによる2022年6月30日締め四半期の四半期報告書の「リスク要因」および「財務状況および業績に関する経営陣の議論および分析」の項目に記載されており、同文書は当社のウェブサイト(investors.energyvault.com)とSECのウェブサイト(www.sec.gov)に掲載されています。当社が随時SECに提出するその他の書類にも、追加の情報が記載されます。本プレスリリースに含まれるすべての将来見通しに関する記述は、本文書の日付の時点で当社が入手できる情報に基づいており、適用される法律により義務付けられる場合を除き、当社は、これらの記述が作成された日付以降に発生した出来事や状況を反映するために提供された将来見通しに関する記述を更新する義務を一切負いません。
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