提携により、ウィメンズヘルス分野におけるポートフォリオをさらに拡大し、未充足ニーズへの対応に貢献
米ニュージャージー州ジャージーシティ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的な女性ヘルスケア企業のオルガノン(NYSE: OGN)とサークル・バイオメディカルは本日、新規の非ホルモン性オンデマンド避妊薬の治験薬候補について、共同研究・独占的ライセンス契約を締結したと発表しました。
オルガノンの研究開発担当ヘッドを務めるサンドラ・ミリガン(M.D.)は、次のように述べています。「当社は、避妊分野のリーダー企業として、特に非ホルモン性避妊薬の領域、すなわち多くの人々に選好されるが利用できる選択肢が限られている領域で、女性のための新しい選択肢を提示することが極めて重要であると考えています。オルガノンは、女性の健康全般にわたる革新を推進し、サークル・バイオメディカルのような企業と連携することで、初期段階の科学を支援し、女性の未充足ニーズに対応するための新しいソリューションを前進させることに傾倒しています。」
有望な前臨床研究が示すところによれば、サークル・バイオメディカルは、既存の子宮頸管粘膜バリアを局所的に強化することにより、精子輸送に対する一時的なバリアを形成する可能性がある方法を発見しました。
サークル・バイオメディカルのフレデリック・ピエトルソン・マドセン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「今回の連携は、本資産のファーストインクラスとしての可能性を探究する前臨床研究を前進させる重要な機会となります。私たちは、オルガノンと共同で、女性およびリプロダクティブヘルスに関するオルガノンの深い専門知識を活用し、避妊を行う世界中の女性のために潜在的な変革を促進できることを大変うれしく思います。」
契約の条件に従い、サークル・バイオメディカルは、相互に合意した研究計画に基づいて、前臨床研究を実施する責任を負います。オルガノンは、本資産を開発・商業化するための世界規模での独占的権利を取得します。サークル・バイオメディカルは、契約一時金1000万ドル、最大3億6000万ドルのマイルストーン支払い、売上高に応じたロイヤルティーを受け取る権利を有します。
オルガノンの第1四半期カンファレンスコールで述べたように、米国証券取引委員会が表明した見解に従う形で、オルガノンは2022年以降、共同研究・ライセンス契約に関連する一時金およびマイルストーン支払いの費用、資産取得として処理される取引で取得した承認前資産に関連する費用を、非GAAP業績から除外しない予定です。オルガノンの財務ガイダンスでは、まだ実現していない事業開発に関連するこれらの費用を見積もっていないため、オルガノンが2022年5月5日に発表した2022年通期ガイダンスには、一時金1000万ドルは含まれていません。オルガノンは、これらの項目のみに基づき通期ガイダンスを更新する予定はありません。
サークル・バイオメディカルについて
サークル・バイオメディカルは前臨床段階のライフサイエンス企業として、副作用が少なく有効な避妊薬を求める何百万人という女性の要望に応えるため、ファーストインクラスの非ホルモン性避妊薬の開発を目標としています。サークル・バイオメディカルの避妊手法は、粘液を操作し、子宮頸管粘液本来のバリア特性を活用することを基礎としています。サークル・バイオメディカルは、バイオイノベーション・インスティチュート(BII)と、女性のリプロダクティブヘルスに特化したサンフランシスコのインパクト投資企業リア・ベンチャーズからの支援を受けて、2019年にデンマークのコペンハーゲンで設立されました。サークル・バイオメディカルの中核となる理念は、世界中の女性の自由と生活の質を拡充することです。当社は、ユーザー中心の画期的な革新を起こすことで、女性の健康における最も顕著な未充足の医療ニーズを解決することを目指しています。
オルガノンについて
オルガノンは、女性の生涯にわたる健康の向上に重点的に取り組むために設立されたグローバル・ヘルスケア企業です。オルガノンは、さまざまな治療領域で60種類以上の医薬品と製品を提供しています。女性の健康分野の製品群に加え、成長中のバイオシミラー事業と安定した既存医薬品のフランチャイズにより、オルガノンの製品は強力なキャッシュフローを生み出し、女性の健康におけるイノベーションと将来の成長機会への投資を支えています。また、オルガノンは急成長中の国際市場での規模とプレゼンスを活用して、製品の商業化を目指すバイオ医薬品イノベーターとの協業機会を追求しています。
オルガノンは、大規模で広い地理的範囲に及ぶ世界的拠点網を有し、ワールドクラスの商業能力を持っています。従業員数は約9300人に上り、ニュージャージー州ジャージーシティに本社を置いています。
詳細情報についてはhttp://www.organon.comをご覧ください。また、リンクトインやインスタグラムで当社をフォローしてください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー規定の意味における「将来見通しに関する記述」が含まれています。これら記述には、オルガノンとサークル・バイオメディカルの共同研究・独占的ライセンス契約、ベストインクラスの非ホルモン性オンデマンド避妊薬を製造するサークル・バイオメディカルのプログラムの可能性(サークル・バイオメディカルの治験中の資産の有効性と市場機会を含む)、女性の未充足ニーズに対処するオルガノンの目標に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。将来見通しに関する記述は、「期待する」、「意図する」、「予想する」、「計画する」、「信じる」、「求める」、「見積もる」、「予定する」といった言葉およびこれらに類似する意味を持つ言葉により特定できる場合があります。これらの記述は、オルガノンの経営陣の現時点での見解および予想に基づくものであり、重大なリスクおよび不確実性を伴うことがあります。基礎となる仮定が不正確であることが判明した場合、またはリスクや不確実性が現実のものとなった場合、実際の業績は将来見通しに関する記述と大きく異なる可能性があります。
リスクや不確実性には、一般的な業界の状況および競争、金利および通貨為替レートの変動を含む一般的な経済要因、進行中のCOVID-19パンデミックおよび変異株の出現による影響、米国内および海外における製薬業界規制および医療法制の影響、医療費抑制に向けた世界的傾向、技術の進歩、競合他社の新製品や取得特許、規制当局からの承認取得など新製品開発に固有の課題、将来の業績や実績を正確に予測するオルガノンの能力、製造上の困難や遅延、世界経済における金融不安とソブリンリスク、商業上の取引先との関係の構築および維持の困難さ、革新的製品に対するオルガノンの特許およびその他の保護の有効性への依存、特許訴訟を含む訴訟や規制措置の対象となる可能性が含まれますが、これらに限定されません。
オルガノンは、新たな情報、将来の事象、その他の事情にかかわらず、将来見通しに関する記述を公に更新する義務を負いません。将来見通しに関する記述とは大きく異なる結果を引き起こす可能性のあるその他の要因については、米国証券取引委員会(SEC)へのオルガノンの提出書類(フォーム10-Kによる2021年12月31日終了年度のオルガノンの年次報告書およびその後のSECへの提出書類を含む)に記載されており、SECのインターネット・サイト(www.sec.gov)で入手可能です。
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