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アルシム・エナジーがシナジー・マリーンと提携し、低価格・不燃性の充電式電池を輸送船用に提供



アルシムの高性能電池技術はリチウムベースの電池に付随する発火リスクを最小限にとどめ、海洋分野の電化促進を約束

米マサチューセッツ州ウーバン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 次世代充電式電池を開発するアルシム・エナジーは本日、アルシムとシナジー・マリーンが日本の日鮮海運との協力により、アルシムの高性能・低価格技術を使用した海運業界専用のアプリケーションを共同開発すると発表しました。シンガポール企業のシナジー・マリーンは、船舶管理サービスを世界に提供するリーダー企業であり、現在は500隻以上の船舶を管理しています。




海運業界が電化を加速しない場合には、船舶から排出される温室効果ガスは2050年までに世界の排出量の最大17%を占めると予測されています。港湾作業は大量の大気汚染物質を排出し、一部の都市圏では総排出量の最大半分を占めており、今や一部の港湾では船舶に熱効率の高い燃料の使用や海岸から20マイル以内の沿岸での速度制限遵守を求め、他の港湾では接岸中に補助ディーゼルの使用を禁止するようになっています。


アルシムは、電池システムが貨物船やタンカー特有の重要な性能レベルや規制要件を満たすことを条件として、量産開始の初年度から3年間にわたりシナジーと日鮮海運に年間1ギガワットの電池を提供する予定です。アルシムの電池は港湾を出入りする貨物船やタンカーの推進や荷役中の船の動力源、海上でのピークシェービングの支援に使用できます。当社は、この電気自動車・船舶・固定式電力貯蔵設備のための不燃性電池の試作を当社マサチューセッツ州の設備で今年後半に開始する計画であり、その後の2025年に量産開始を見込んでいます。


シナジー・マリーン・グループの設立者で最高経営責任者(CEO)のCaptain Rajesh Unni氏は、次のように語っています。「排出ゼロの船舶は将来の海上輸送の姿であり、当社は日鮮海運など当社と同じ考えの所有者と協力し、このエコシステムのすべてを可能な限り早く脱炭素化しようとしています。電化のコストを下げ、電池関連の発火事故のリスクを最小限にとどめることで、アルシムの技術は2050年までに排出実質ゼロという船舶業界の目標達成を支援する安全な代替手段として有利であり、リチウムを有毒物質に分類するという欧州委員会の最近の提案を考えると、特にそれは明らかです。」


低価格で本質的に不燃性で、しかもサプライチェーンが世界的に安定した原料を使用することにより、アルシムはリチウムベースの技術の何分の一かのコストで電池を供給し、電化を安全で経済的にも有効なものにすることを目指しています。これらの電池は乗員や貨物への危険のみならず、船舶管理者や海運業者にとっての保険料負担も軽減します。


アルシム・エナジーのMukesh Chatter社長兼CEOは、次のように語っています。「シナジー・マリーンは海洋分野の技術の最先端にあり、同社と船舶所有者との協力による化石燃料からの移行の一端を担えることは、当社にとって名誉です。低価格で容易に入手可能な素材を原料に、本質的に不燃性で毒性がない電池を生産することで、当社は船舶業界の脱炭素化を支援する経済的に有効な手段を提供する一方、リチウムやコバルトベースの電池技術に付随する営業経費や保険料を引き下げています。」


アルシム・エナジーについて


アルシム・エナジーは、容易に入手可能な材料から作られて本質的に不燃性で毒性のない先進的で低価格・高性能の充電式電池を開発するリーダー企業であり、リチウムベースの技術の代替となる経済的に有効な手段を提供しています。当社はゼロカーボンの将来を実現する電気乗用車や二輪車、海上輸送、固定式エネルギー貯蔵設備などに使用される電池の商用開発と量産に注力しています。詳細については、www.alsym.comをご覧ください。


シナジー・マリーン・グループについて


シンガポールに本社を置くシナジーの最大の特徴は、資産の寿命全体にわたる資産管理と、カスタム設計されたソート・パートナーシップ戦略を大手資産所有者と共に策定できる能力にあります。ネットワークが13カ国25カ所のオフィスにおよび、1万8000人以上の船舶乗務員を雇用するシナジーは、500隻以上の船舶を管理し、これには最も複雑なLNG船(FSUを含む)やLPG船、積載量総計が2万TEU以上の膨大な数のコンテナ船のほか、石油・化学製品タンカー、自動車運搬船、バラ積み貨物船も含まれています。乗員のウェルビーイング、デジタル化、環境に責任を持つポリシーを非常に重視するシナジーは、船舶管理業界の転換の最前線にあります。詳細情報については、www.synergymarinegroup.comをご覧ください。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


Cassandra Sweet

Antenna Group for Alsym Energy

alsym@antennagroup.com

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