ライトスピード・リミテッド・パートナーズが新規ファンドを立ち上げ、確約運用出資金総額は180億ドルを超える
米カリフォルニア州メンローパーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ(ライトスピード)は本日、確約出資金19億8000万ドルのライトスピード・ベンチャー・パートナーズXIV-A/B、L.P.(ファンドXIV)、22億6000万ドルのライトスピード・ベンチャー・パートナーズ・セレクトV、L.P.(セレクト・ファンドV)、23億6000万ドルのライトスピード・オポチュニティー・ファンドII、L.P.(オポチュニティー・ファンドII)のクロージングを発表しました。これとは別に、ライトスピード・インディア・パートナーズは本日、5億ドルのアーリーステージ・ファンド(LSIPファンドIV)のクロージングを発表しました。また、本日、ライトスピード・ファクションを発表しました。これは、ブロックチェーン・インフラストラクチャーの優れた創業者を支援するライトスピードの9年間の実績を拡大することを目的とする独立したチームです。
ライトスピードのグローバルなマルチステージ戦略は、6カ国12箇所のグローバル・オフィスにおいて、セクターを問わず、あらゆる地域で、起業過程のどの時点でも、優れた起業家を支援するものです。ライトスピードは創業以来、500社以上のエンタープライズ、コンシューマー、ヘルス、フィンテックの創業者とその企業のパートナーとなってきました。その内およそ4分の1の企業が買収か株式公開に至り、これまでに33社のIPOを実現しました。
本日の資金調達は、ライトスピードの前回の代表的な資金調達額より約60%多く、アーリーステージ・ビークルの拡大と、成長を続ける大規模な当社のグローバル・プラットフォームのサポートに重点を置いています。
ライトスピード・ベンチャー・パートナーズXIV-A/B、L.P.
ライトスピード・ベンチャー・パートナーズXIV-A/B、L.P.(19億8000万ドル)は、当社の長年にわたるエンタープライズ、コンシューマー、ヘルス、フィンテックでの活動で会社の発展の初期段階にある創業者を支援することを目的としたものです。インキュベーションからシード、シリーズBまで、イノベーションの初期段階で投資することで、ライトスピードは基本的にあらゆる段階で企業に協力して支援することができます。
ライトスピードは、過去20年以上にわたり、アーリーステージのエンタープライズ投資の先駆的企業として知られ、現在もエンタープライズ分野で最大規模のチームを擁し、インフラ、クラウド、セキュリティー、AI、SaaS、未来の仕事の最前線で投資を行っています。当社はエンタープライズ分野で初期の評判を築きましたが、その実績を生かし、急成長するコンシューマー、ヘルスケア、フィンテックにもこれまでの成功を拡大しています。ライトスピードは、優れた消費者向け企業が生まれる地域は継続的に多様化し、創業者も多様化すると考えています。欧州が世界で最も有望なスタートアップ市場の1つとなる中で、当チームは2021年にポール・マーフィーを迎えました。マーフィーはパートナーとして、英国のライトスピード欧州オフィスを統括します。ライトスピードのコンシューマー分野の投資の30%以上が女性創業の企業であり、2021年はこれまでで最も地域的多様性が見られました。12億ドル以上を提供してきたライトスピードのヘルスケア部門は、この10年間、患者の生活向上に重点を置いてきました。最初はゲノム時代の幕開けと共に健康データの価値を認識し、診断と最先端のプラットフォーム技術に投資しました。その後すぐにバイオ治療薬に投資を拡大しました。今日、ほぼすべての事業がフィンテック事業となっています。そのため、ライトスピードは、特にブロックチェーンや新たなユースケースへの6億ドルを含み、100社近いグローバルなフィンテック企業に15億ドル以上を投資してきました。ストライプとイェルプのベテランであるジャスティン・オーバードーフが2021年にパートナーとして当社に加わり、ライトスピードのフィンテック事業の統括に貢献し、勤務するニューヨーク市でのライトスピードの事業展開に努めています。
ライトスピードのパートナーのアリフ・ジャンモハメドは、次のように述べています。「当社はイノベーションの初期段階に投資することを信条とし、明確なビジョン、持続的なものを構築したいという飽くなき意欲、あらゆる困難を克服して勝利する信念と勇気を持つ世代を代表する起業家に協力しています。当社は、企業環境における中核的な変化を軸に企業とパートナーシップを組むことや、さらにはインキュベーションを行うことを望んでおり、起業予定者が起業する何年も前から関係を構築したいと考えています。」
ライトスピードのパートナーのニコール・クインは、次のように述べています。「当社は、創業者を支援する最初の機関投資家であることを誇りに思っており、従業員が1人から数千人になるまで、初日からIPOまで企業の構築を支援できる忍耐力と粘り強さ、資金を有しています。当社は、文化的な脈動を感じ取り、起業家がいるところに出向きます。すなわち、創業者やイノベーターに、その活動の場所で出会います。」
ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ・セレクトV、L.P.
企業が転換点を迎え規模を拡大し始めると、企業と共に成長して分野を象徴する企業になるという拡大意欲を支えるパートナーが必要になります。ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ・セレクトV、L.P.(22億6000万ドル)は、ライトスピード・グロース・チームが率いるグローバル・プラットフォーム全体で、既存のライトスピード・ポートフォリオ企業と新規投資を加速させます。セレクトVは、優れた創業者や好業績の企業を支援するライトスピードの能力を固め、企業が拡大して成長段階に入る際にライトスピードの関与を高めます。この6年間で、ライトスピードはアーリーステージの成長企業に22億ドルを投資してきました。また、この2年間だけで、Affirm、Blend、Clever、Grab、Hillevax、The Honest Company、Outbrain、Pensando、TeneoBio、TeneoTwoのIPOと買収を実現させ、リミテッド・パートナーに27億ドル以上の流動性を生み出しました。
ライトスピードのパートナーのウィル・コーラーは、次のように述べています。「ライトスピードの使命は、20年以上前の創業当時から変わることなく、持続的な企業を構築する世界の創業者やイノベーターに投資することです。当社は、大規模に企業に投資することを信条としており、投資先企業と同様に、当社もできる限り最高のパートナーとなるべく、会社として革新と進化を続け、創業者と創業者が作り上げた企業の成長と共により良いサービスを提供しなければなりません。このような特別な企業は、長く非公開のままであり、世界のどこで起業するかを問わず、高まる需要に応えるために創業者の意欲は事実上ますますグローバルになっています。」
ライトスピードの最高ビジネス責任者のマイケル・ロマノは、次のように述べています。「イノベーションは連続したものであり、どのステージでも、どの分野でも、どの地域でも、とりわけこのような市場状況においてはその道程を通して優れた創業者を支援するフルスタックのプラットフォームが必要だと考えています。ベンチャー・キャピタルが社会や経済を大きく変え、2000年の大暴落、2009年の世界的金融危機、そして現在の不安定な市場といった世界の出来事によって、ベンチャー・キャピタル自体が変化していくところを目の当たりにしてきました。だからこそ、当社は3年前に意識的に再投資チームを編成し、市場の調整に備えました。」
ライトスピード・オポチュニティー・ファンドII、L.P.&投資専門家とアドバイザーのグローバル・チーム
ライトスピードは、長くイノベーションと起業家精神は大陸を超えるものだと考えてきました。2021年は、グローバルな起業家精神に溢れた人材が続々と誕生しました。欧州から中南米、東南アジア、そしてその間にある無数の国々において、ライトスピードは2021年、ファンド全体で、当社の20年の歴史の中で最も多くのグローバル案件を調達し完了させました。ライトスピードの世界的な事業展開とグローバルなチームによる統一的アプローチは、最も優れた創業者を支援する上で不可欠です。
ライトスピード・オポチュニティー・ファンドII、L.P.(23億6000万ドル)は、ライトスピードが事業を展開する世界のあらゆる地域で突出した企業を支援するためのプラットフォームです。起業家精神がグローバルであることはかつてないほど明白であり、ライトスピードは10年以上にわたり、中国、インド、イスラエル、欧州、東南アジアの最も経験豊富なパートナーと協働してきました。
ライトスピード・インディアIVは5億ドルのハードキャップでクロージングしました。これは、当社が2007年に初めてインドに投資して以来、インドと東南アジア地域への当社の取り組みが深まっていることを示しています。アーリーステージに特化したファンドであるインディアIVと並行して、ライトスピードは、セレクトおよびオポチュニティーのファンドを通してインドおよび東南アジア地域のグロースステージの企業に投資しています。この5年間で当社の事業展開は拡大し、今では4つの拠点(ベンガルール、デリー、ムンバイ、シンガポール)に28人の専門家を擁し、この地域最大級のベンチャー・アドバイザリー・チームとなっています。
ライトスピードは、インド・エネルギー取引所、Oyo、Byju's、Grab、Acko、Razorpay、Udaan、Sharechat、Innovaccerなど、インドの多くの部門リーダー企業のパートナーとなっており、この地域での機会は広がりと深みを増し続けています。これは、世界レベルの創業者がいることや、テクノロジーがインドと東南アジアの経済を改革する余地がますます広がっているためです。
2021年11月に9億2000万米ドルの新規ファンドをクロージングして以来、ライトスピード・チャイナ・パートナーズはグリーンテック、ディープテック、SaaS、コンシューマーテックなどの分野に積極的に投資しています。ライトスピード・チャイナ・パートナーズは、世界第2位の電気ボート推進システム・メーカーであるePropulsionから、クラウドネイティブ製造設計協業プラットフォーム大手のAgilinesまで、約20社のスタートアップ企業に新規投資を行っています。また、ライトスピード・チャイナ・パートナーズは、2021年にNYSEと上海STAR市場で、それぞれフル・トラック・アライアンス(NYSE:YMM)とQingCloud Technology(SH:688316)の2社のIPOを実現し、今年も2社のポートフォリオ企業が上場を申請しています。
ベンチャーの未来がますますグローバル化する中、ライトスピードは、当社の世界的規模の投資家と関係ネットワークを積極的に活用し、あらゆるステージ、あらゆる地域の優れた創業者に投資してサービスを提供できる体制を整えています。この戦略に基づき、当社はベジュール・ソマイアをライトスピードの経営陣に迎えたことをうれしく思っています。ソマイアは、インド、東南アジア、欧州での投資に関する助言を行う既存の任務に加え、当社の戦略と世界的事業に貢献します。ソマイアは2008年にライトスピードに入社し、起業家を支援し、インドと東南アジアでライトスピードの事業設立を支援した豊富な経験を有しています。ソマイアは引き続き投資に関する助言を行い、地域の優秀な創業者を支援します。
ライトスピードのパートナーのベジュール・ソマイアは、次のように述べています。「2000年代初頭、ライトスピードはテクノロジーと起業家精神の未来はグローバルなものになると確信し、世界的な事業展開を開始しました。現在、ライトスピードは世界の12の都市に70人の投資家を擁しています。意識的に国境を越えた取引チームを構成することで、創業者に現地市場の知識と関係、ならびに深い部門専門知識を提供することができます。そうすることで、私たち全員が世界で起きているイノベーションに触れ、そこから学び、創業者により良いサービスを提供することができます。」
ライトスピード・ファクション(「ファクション」)
最大規模のブロックチェーン企業を支援すべく投資してきた9年間にわたる集大成として、ブロックチェーン・エコシステムの変革を推進する新しい独立した暗号ネイティブなチームであるファクションを新たに設立したことを誇りに思っています。ファクション(https://www.faction.vc/)は、ブロックチェーンのベテラン集団で、ライトスピードのグローバル・プラットフォームと協働し、どのような場所にいる優れた創業者にも出会うことができます。ファクションの上級チームはサム・ハリソンとバナフシェ・ファティーが運営し、成長中の暗号ネイティブな投資家チームによって支えられています。
ファクションは、イノベーション経済が重大なコンピューティング・パラダイムシフトを迎えつつあり、ブロックチェーン企業が、基盤となるITインフラストラクチャーと対象業界を共に大きく変える新たなユースケースを主導していると考えています。このチームは、フィンテックからコンシューマー、エンタープライズ、ヘルスケアまで、ブロックチェーン企業が事業の組織化、分散コンピューティング・システムの配置、経済やプラットフォーム全体の運営方法を根本的に変える可能性があると見ています。ブロックチェーンは、ネットワーク参加者にインセンティブを与える方法、エコシステム内のスタートアップ企業の資金調達方法、地域社会が共有する力を結集して変化を生み出す方法を変えています。
ライトスピード・ファクションのマネジング・パートナーのサム・ハリソンとゼネラル・パートナーのバナフシェ・ファティーは、次のように述べています。「ブロックチェーンは新しいユースケースを実現し、これは重要なレガシー・システムに取って代わると当社は考えています。ファクションとライトスピードとの共同事業では、暗号ネイティブなチームとライトスピードのプラットフォームの企業規模拡大の経験が統合されます。」
ライトスピードのパートナーのラヴィ・マハトレは、次のように述べています。「ライトスピードは2013年3月から暗号技術に選択的に投資しており、暗号通貨は米国だけでなく世界全体で銀行を十分に利用できない層やまったく利用できない層に好影響を与えることができると考えています。この業界は今もウェブ2からウェブ3への移行の初期段階にあります。ライトスピードとファクションの協力は、暗号通貨が十分にサービスを受けられない世界の人々により良いサービスを提供するウェブの開発に役立つという両者の共通した信念を示しています。」
このように、この資金枠組みにより、ライトスピードとそのパートナーは、イノベーション経済を加速させる創業チーム、テクノロジー、トレンドに継続して貢献することができます。ライトスピードは、明日の企業を作る世界で最も優れた人々に今サービスを提供するという使命にこれまで以上に力を注いでいます。
ライトスピードについて
ライトスピード・ベンチャー・パートナーズは、エンタープライズ、コンシューマー、ヘルス、フィンテックのセクターで破壊的イノベーションとトレンドを加速させることに重点を置いたマルチステージのベンチャー・キャピタル企業です。過去20年間にわたり、ライトスピードのチームは数百人の起業家を支え、世界各地で500社以上を支援してきました。これには、Affirm、Carta、Cato Networks、Epic Games、Faire、Forty Seven、FTX、Guardant Health、Mulesoft、Netskope、Nutanix、Rubrik、Sharechat、Snap、TripActions、Udaan、Ultima Genomicsが含まれます。ライトスピードとそのグローバル・チームは現在、ライトスピード・プラットフォーム全体で180億ドルを運用し、投資担当者とアドバイザーを米国、中国、欧州、インド、イスラエル、東南アジアに配置しています。www.lsvp.com
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