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オーランが認証・バッジ・プログラム、次世代研究グループ、オープンRANサミット、2022年春季プラグフェストの結果を発表


  • 2022年6月に開催されたオーラン・アライアンス業界サミットのオンデマンド再生が利用可能
  • OTICと連携したO-RAN認証・バッジ・プログラム
  • 将来のネットワーク標準に焦点を当てたO-RAN次世代研究グループ
  • オープンRANサミット@Fyuzを2022年10月25~26日にマドリードで開催予定
  • 3会場で開催されて50組織が参加した2022年春季O-RANグローバル・プラグフェストが終了

独ボン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 2018年の設立以来、オーラン・アライアンスの使命は、オープンかつインテリジェントで仮想化された完全相互運用可能なRANに向けて無線アクセスネットワークを変革することです。現在、O-RANエコシステムには世界中から340を超える企業や研究機関が参加しています。オーランのオープン性重視の姿勢は、WTOの基準によるオープン技術組織としての体制に反映されており、既存だけでなく新興の業界プレーヤーや学術機関も参加して貢献することができます。


2022年6月にオーラン・アライアンス業界サミットを開催

2022年6月に開催されたオーラン・アライアンス業界サミットは、2022年6月29日に終了し、現在、当団体ウェブサイトにてオンデマンド再生可能です。

オープン試験統合センター(OTIC)と連携したO-RAN認証・バッジ・プログラム

オーラン・アライアンスは、認証・バッジ・プログラムを開始しました。O-RAN認証は、機器や機能がO-RAN仕様に適合していることを示し、O-RANバッジは、O-RANソリューションの相互運用性やエンドツーエンドの機能を確認するものです。O-RANの認証およびバッジは、オープン試験統合センター(OTIC)によって発行されます。

OTICは協業的でオープンかつ公平な作業環境を提供し、O-RAN製品およびソリューションを試験する際の一貫性と品質を確保します。オーラン・アライアンスは、7番目のOTICを承認しました。CableLabsがホストするKyrio O-RAN試験統合研究所で、これはアメリカ大陸で最初のOTICです。

承認されているOTICの全リストは、当団体のウェブサイトでご覧いただけます。

将来のネットワーク標準に焦点を当てたO-RAN次世代研究グループ

オーラン・アライアンスは、次世代研究グループ(nGRG)を設けました。

O-RAN技術運営委員会の共同議長で中国移動通信研究院無線技術担当チーフサイエンティストのチーリン・イは、次のように述べています。「nGRGは、6Gおよび将来のネットワーク標準におけるオープンでインテリジェントなRANの原則の研究に重点を置く予定です。O-RANエコシステムや研究者からnGRGに対して非常に前向きな意見が寄せられており、私たちは研究のさらなる進展を期待しています。」

オープンRANサミット@Fyuzを2022年10月25~26日にマドリードで開催予定

オーラン・アライアンスは、当団体とテレコム・インフラ・プロジェクトが支えるオープンRANサミット@Fyuzを、2022年10月25~26日にマドリードで開催することを発表します。この複合イベントに参加するTIPを歓迎します。

Fyuzで開催されるオープンRANサミットは、エコシステム全体から関係者を集めます。より分散されたインテリジェントでオープンで完全に相互運用可能なモバイル・ネットワークに向けて、業界の最新情報をお届けします。これらすべてが、テクノロジーとガストロノミーを組み合わせたユニークな体験として提供され、参加する皆さまの想像力をかきたてます。詳細と登録については、Fyuzイベントのウェブサイトをご覧ください。

3大陸で開催されて50組織が参加した2022年春季O-RANグローバル・プラグフェストが終了

今年から、オーラン・アライアンスは、グローバル・プラグフェストを年2回開催に変更しました。これは、多様なO-RANコミュニティーのますます高まる関心に対応し、O-RANソリューションのテストと統合を効率的に行うためです。

2022年春季O-RANグローバル・プラグフェストは3大陸で開催され、50の企業や機関が参加し、中には複数の会場で参加した企業もありました。

北米では、AT&TとDISHがホストするO-RAN「PoCFest」が、複数の大学の協力を得て4つのラボで開催されました。

  • カリフォルニア州メンローパークのメタにあるTIPコミュニティー・ラボ
  • POWDERラボおよびNSF PAWRの施設、ユタ大学
  • COSMOSラボおよびNSF PAWRの施設、ラトガース大学、コロンビア大学、NYUワイヤレス
  • ニューハンプシャー大学インターオペラビリティー・ラボ

活動の中心となったものは、O-RANユースケース詳細仕様バージョン6.0と7.0内のユースケースと、省エネ/エネルギー効率など現在仕様化中のユースケースの実演でした。O-RAN仕様に適合しているかどうかについて、20個以上の独自のO-RANコンポーネントの試験が行われました。

また、概念実証方式は、企業や研究機関の間でテストベッドを進化させることに貢献しました。これは、O-RAN内で最近設立されたnGRGの目的に沿って、次世代研究プラットフォームの利用性を加速させることが期待されています。

ホストとラボのほか、アナログ・デバイセズ、アンリツ、カルネックス・ソリューションズ、シスコ、富士通、HCL、ハイストリート・テクノロジーズ、IPインフュージョン、工業技術研究院(ITRI)、ジュニパーネットワークス、キーサイト・テクノロジー(是德科技)、メタ、NSF ARA:Living Wirelessラボ、NSF PAWR:AERPAW、NSF PAWR:Colosseum、ローデ・シュワルツ、VIAVIソリューションズ、ヴイエムウェア、ウインドリバーが参加しました。

欧州では、テレフォニカがホストする2022年春季O-RANプラグフェストがマドリードの欧州OTICで開催されました。

活動は、データプレーンの機能・性能テストや同期を含む、オープンXhaulトランスポート・ソリューションの試験が中心でした。試験シナリオは、多様な技術、プロトコル、カプセル化の現実的な展開を模倣するというもので、試験中のソリューションについて有意義な洞察的知見を得られるようにしました。異なる伝送装置、2つの計測器ベンダー、1つのトランシーバ・メーカーで、3つのセットアップを用意しました。

ホストのほか、アドバ・オプティカル・ネットワーキング、ジュニパーネットワークス、キーサイト・テクノロジー(是德科技)、プレシジョン・オプティカル・トランシーバーズ、リボン、VIAVIソリューションズが参加しました。

アジアでは、Aurayがホストする2022年春季O-RANプラグフェストがAuray OTIC&セキュリティー・ラボで開催されました。

18のテストケースに分かれ、特にオープン・フロントホール試験、エンドツーエンド試験、サービス妨害(DoS)およびブラインド・エクスプロイト型のセキュリティー試験など、ラボ環境での試験適用性の検証・確認に焦点を当てた活動を行いました。

また、O-RANの認証とバッジ付与の予行演習を実行し、関連するプロセスや手順を検証しました。

このプラグフェストでは、産業用IoTのためのオープンRANの試験と最適化 - 3GPP 5G E2E KPIに基づくエンドツーエンドのサービス体験のスマートスコアリング手法も取り上げられました。

ホストのほか、アルファ・ネットワークス(明泰科技)、アスキー・コンピューター、カルネックス・ソリューションズ、フォックスコン(富士康)、Institute for Information Industry(財団法人資訊工業策進会)、インベンテック(英業達)、IPインフュージョン、工業技術研究院(ITRI)、JPCコネクティビティー(佳必琪国際股份有限公司)、キーサイト・テクノロジー(是德科技)、Lions Technology(莱昂仕科技)、ライトン(光宝科技)、MICAS、NKG、ペガトロン(和碩聯合科技)、QCT(雲達科技)、Reign Technology、ローデ・シュワルツ、Sageran(世炬網絡)、VIAVIソリューションズ、WNCが参加しました。

オーラン・アライアンスは、関心をお持ちの一般の方にも2022年春季O-RANグローバル・プラグフェストの詳細をご覧いただけるよう、ウェブ告知と仮想展示を準備中で、当団体のウェブサイトで近日公開予定です。

オーラン・アライアンスについて

オーラン・アライアンスは、無線アクセスネットワーク(RAN)分野における340を超える組織のモバイル通信事業者、ベンダー、研究・学術機関から成る世界規模のコミュニティーです。RANはあらゆるモバイルネットワークの必須要素となっており、オーラン・アライアンスの使命は当業界を作り替え、インテリジェンス性とオープン性を高め、仮想化を進め、真に相互運用可能なモバイルネットワークを実現することにあります。新しいO-RAN仕様により、ユーザー体験を改善するための革新が迅速化され、より競争力と活力のあるRANサプライヤーエコシステムが実現します。また同時にO-RANを基盤とするモバイルネットワークにより、モバイル通信事業者によるRANの導入と運用の効率が改善します。これを達成するため、オーラン・アライアンスは新たなRAN仕様を公表し、RAN向けオープンソフトウエアをリリースするとともに、会員組織によるこれらの導入のインテグレーション活動と試験を支えています。

詳細情報については、www.o-ran.orgをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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O-RAN ALLIANCE PR Contact

Zbynek Dalecky
pr@o-ran.org
O-RAN ALLIANCE e.V.
Buschkauler Weg 27
53347 Alfter/Germany

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