香港&東京--(BUSINESS WIRE)--オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッド(以下「オアシス」)は、
フジテック株式会社(以下「
フジテック」)の株式を9.7%以上保有するファンドの運用会社です。
第三者委員会による追加調査実施に関する取締役会決議のお知らせ」を公表しました。
オアシスは、これも株主を騙すための露骨な試みであると考えています。
そもそも、公正かつ、独立かつ、透明な調査の目的は、コーポレート・ガバナンスに反する行為があったかどうかを判断することであり、仮にコーポレート・ガバナンス上の問題があった場合には、そのガバナンス上の問題を解決し、今後のガバナンスの改善策を明らかにするためにあります。単に、株主の「安心」や「疑惑の解消」のためだけではないはずです。
内山社長によるコーポレート・ガバナンスに反する黒い権限濫用行為を白と言いくるめるための、
内山社長に都合よく選んだ第三者による単なるうわべをなぞった調査ではなく、すでにフジテックと
内山社長の親族企業との間に関連取引が多く確認されていることから、独立かつ、徹底した調査がフジテックで行われることが重要です。
フジテックの今回の公表文は、ガバナンスの立て直しがもはや喫緊の問題点となってしまっていることを改めて示しています。
フジテックの利害関係者は、もっとよいコーポレート・ガバナンスを
フジテックに求めて当然でしょう。
ISSとグラス・ルイスが、それぞれ独立した立場でオアシスの懸念を支持し、
内山社長の再任に反対投票を推奨しています。オアシスは、改めて株主の皆様方におかれましては、
内山社長の再選に反対し、内山家による権限濫用からフジテックを守るよう、お力添えをお願いする次第です。
内山社長の再任への賛成投票は、会社資産を不当に利用して特定個人の利益を図る利益相反取引を投資家が容認し、さらには、重大な不当行為を行った当事者の責任も追及しないという、誤ったメッセージをフジテックの利害関係者や市場に対して送ることになると考えています。
株主の皆様が
フジテックに直接問うべき質問集を含むオアシスの詳細な資料は、
https://www.protectfujitec.com をご覧ください。
https://oasiscm.com
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