ラスベガス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- IoT製品/ソリューションを提供する世界一流企業のサンダーコムは最近、TurboX C7230、C6490、CM4290/C4290、T62を含む最新のSOM(システムオンモジュール)製品を発表しました。これらの新製品は、スマートカメラ、モバイル端末、5G接続のためのサンダーコムのSOMポートフォリオを拡大すると同時に、ネットワーク接続が拡大してスマート性が向上した世界を目指す企業のための強固な基盤を構築するものです。
TurboX C7230がAIとカメラでより安全な環境を保証
AI、エッジコンピューティング、ビデオ、グラフィック処理に関連した技術がますます普及するなか、スマートカメラの応用が急速に拡大しています。また、マスク検出やソーシャルディスタンス検出など、今回のパンデミックに起因する新たな需要は、より高機能で優れた運用効率を備えたカメラが求められるものですが、地域社会や企業で飛躍的に高まっています。
新たにリリースしたTurboX C7230は、高級版のQualcomm Snapdragon QCS7230 プロセッサーを搭載したスマートカメラSOMで、このプロセッサーは高度なAI演算能力、傑出したビデオ/グラフィック処理能力、最先端の接続機能を備えています。このSOMは、混雑した場所での安全性検出、地域や工場での人員アクセス管理など、広範に配備できるスマートカメラ製品にとって最良の選択肢です。さらにTurboX C7230は、スマート医療、スマート小売り、その他の使用例で導入し、さまざまな業界のデジタル変革に力を与えることができます。
TurboX C6490とCM4290/C4290がモバイル端末で無制限の接続を実現
技術と社会の急速な進展により、生活のペースが加速しています。人々の日常生活にとって、常時オンライン接続できることが非常に重要となっているのです。TurboX C6490とCM4290/C4290は、さまざまなアプリケーションシナリオにおけるモバイル端末の無線接続向けに、さまざまな選択肢を提供します。
TurboX C6490は、優れた性能、強力な演算(14TOPS)、高度な接続機能を備えるQualcomm Snapdragon QCS6490 6nmプロセッサーをベースにしています。4K60ビデオデコーディング機能を備え、カメラ5台の同時接続が可能です。さらに、DBS Wi-Fi 6E、長距離Bluetooth、5つのMIPI CSIのほか、PCIe、USB 3.1、I2C、I3C、SPI、UART、GPIOなど、豊富な周辺インターフェースをサポートしています。
TurboX C6490は、産業用ハンドヘルド機器、産業用ロボット、サービスロボット、ドローン、キオスク、電子看板向けの高性能AIoT SOMです。ユーザーにハードウエアインターフェースとSDKの両方を提供することで、試作品の作成と製品機能の検証を効率的に行えるよう支援します。
TurboX CM4290/C4290は、Qualcomm QCM4290/QCS4290プラットフォーム上に構築されており、より優れたグラフィックス処理とより高速なLTE接続を実現します。SOMの寸法は、C4290が34mm x 35mm、CM4290が51mm x 35mmのLGAパッケージで、ハンドヘルド機器、スマート小売り機器、ダッシュカメラ、タブレットなどのデバイスに完璧に収めることができます。
TurboX T62がよりスムーズな5G接続を実現
セルラーモジュールのTurboX T62シリーズは、Qualcomm Snapdragon SDX62 5Gモデム-RFシステムを搭載しており、5G Sub-6 GHzおよびSA/NSAモードの両方をサポートでき、4G/3Gネットワークとの後方互換性を備えています。T62は、SDX62チップセットの4nmプロセスを活用して、優れた性能と電力効率で3GPPリリース16をサポートします。ODMやOEMが、5Gデバイスを世界市場で効率よくリリースする上で役立ち、CPE/MIFI/産業用ルーター、基幹業務用アプリケーション(ロボット工学、AR/VR、ライブストリーミングなど)、遠隔医療機器(手術、診断など)に幅広く適用できます。
また、サンダーコムが先に発表したもう1つの5G SOMであるTurboX T55が、NTTドコモ、KDDI、SKT、LGU+など、幾つかの世界的通信事業者の認定に合格しました。TurboX T55は、Qualcomm Snapdragon X55 5Gモデム-RFシステムを搭載しており、5G Sub-6GHzとミリ波の両方に加え、SA/NSA の両モードをサポートでき、4G/3Gネットワークと互換性があります。
さらに、内臓されているGNSSレシーバーにより、L1とL5のデュアルバンドによってGPS/GLONASS/BeiDou/Galileo/QZSSをサポートすることで、製品設計を飛躍的に簡素化して、より迅速かつ正確で信頼できる測位機能を提供できます。これまでTurboX T55は、ロボット工学、エッジコンピューティング、ノートパソコン、モバイルWiFiルーター、CPEを専門に手掛ける韓国と日本の多数のデバイスベンダーに5G接続機能を提供し、さまざまな業界で5G接続を先導してきました。
サンダーコムについて
サンディエゴに本社を置くサンダーコムは、サンダーソフトとクアルコムの合弁会社です。サンダーコムはモノのインターネットと自動車産業の革新を加速させ、クアルコム・テクノロジーズの技術を活用したワンストップソリューションを提供するために設立されました。サンダーコムは、Android、Linux、その他のオペレーティングシステムを手掛ける能力、サンダーソフトから取得した広範なソフトウエアとオンデバイスAI技術のポートフォリオ、世界規模の販売/サポートネットワークにより、高品質の次世代製品の開発と、商品化までの期間短縮を目指す世界中の顧客にとって、貴重で信頼できるパートナーとなっています。詳しい情報については、www.thundercomm.comをご覧ください。
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