セロニスのワールドツアー2022で、PAFnowの機能がセロニスのエクスペリエンスに初登場
ニューヨーク & 独ダルムシュタット--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 業務実行管理のグローバル・リーダーのセロニスは、Microsoft Power BI向けプロセスマイニング・インサイトの大手プロバイダーであるプロセス・アナリティクス・ファクトリー(PAF)を買収したと発表しました。この買収により、何百万人ものMicrosoft Power Platformのユーザーが、セロニスの市場をリードする業務実行管理システム(EMS)を、プロセスマイニング、自動化、連携に利用できるようになります。
PAFの買収は、あらゆる場所、あらゆる業界の企業が、セロニスEMS内のプロセスマイニングを利用して、プロセスの非効率性を明らかにして修正できるようにするというセロニスの戦略の一環です。セロニスは、トップクラスの自動化・共同作業・ワークフロー・プラットフォームのユーザーが、セロニス独自のプロセスインサイトとインテリジェントで的を絞ったアクションを活用してビジネスを運営できるようにすることを約束します。
プロセスマイニング製品「PAFnow」は、Microsoft Power BIとMicrosoft Office 365に完全に統合され、ほぼすべてのプロセスの分析、可視化、最適化を行うことができます。フォーチュン500の97%、全世界で26万社以上の企業がMicrosoft Power BIを使用しています。
セロニスEMSは、リアルタイム・データ、プロセスインテリジェンス、ターゲットアクションを1つの統合クラウド・プラットフォームに統合し、トップライン、ボトムライン、グリーンラインのビジネス・パフォーマンスに迅速に影響を与えます。サプライチェーン、シェアードサービスセンター、システムランドスケープを問わず、ビジネスプロセスがどのように実行されているかを完全に把握したい顧客は、使い慣れたマイクロソフト環境において、セロニスEMSのユニークで高度な機能の恩恵を受けられるようになりました。
メルセデス・ベンツ・マネジメント・コンサルティングのプロジェクトリードのマクシミリアン・ゲルベルト氏は、次のように述べています。「私たちメルセデス・ベンツのデジタル・アクセラレーターは、長年にわたってビジネスインテリジェンス戦略を構築してきたデータドリブンな部門です。しかし、プロセスマイニングをBIインフラに導入してからは、以前は不可能だった全社的なプロセスの非効率性を特定し、全体像を把握することが可能になりました。サプライチェーンの問題が発生した際には、BIのプロセスマイニングから得たインサイトをもとにボトルネックを特定し、キャッシュフローや顧客体験に影響を与える前に、問題を修正するためのアクションを起こします。私たちは、セロニス買収のニュースと、当社のマイクロソフト環境下でセロニスEMSのパワフルな機能を活用できる能力に、胸を躍らせています。」
Muller - Die lila Logistik ServiceのIT部門責任者のLinus Linder氏は、次のように述べています。「セロニスとPAFが手を組んだことは素晴らしいことです。今、私たちは使い慣れたMicrosoft Power BI環境内で、セロニスEMSのリアルタイム・データ、プロセスインテリジェンス、ターゲットアクションの恩恵を受けることができます。」
セロニスEMSの急速な普及は、プロセスのインサイトとインテリジェンスを活用して企業経営のあり方を変えようとする世代交代に伴うものです。
Gartner®によると、ハイパーオートメーション・ソフトウエアの市場は、2025年までに約8600億ドルに達する見込みです1。しかし、多くの企業がデジタル投資の価値を最大化できていないのは、企業経営に支障をきたす旧態依然としたプロセスに対するインサイトが不足しているためです。セロニスが委託したフォレスターの報告書によると、プロセスマイニングは2022年に転換期を迎え、意思決定者はプロセスの非効率性を発見し修正することでより良い実行を求めるようになるといいます。
セロニスの共同CEOで共同創業者であるアレックス・リンケは、次のように述べています。「11年前の創業以来、セロニスのミッションは常に同じです。それは、プロセスの非効率性を排除することによって、お客さまがビジネス・パフォーマンスの潜在能力を最大限に発揮できるよう支援するというものです。そのためには、セロニスがあらゆる場所に存在することが必要です。PAFの買収により、Microsoft Power Platformの数百万人のユーザーは、セロニス独自のデータとインテリジェントなインサイトを利用して、分析、自動化、共同作業を強化できるようになりました。」
PAFの最高経営責任者(CEO)で創業者であるトビアス・ローターは、次のように述べています。「この協力は、セロニスのマーケット・リーダーとしての強みと、PAFがMicrosoft Power Platformで築き上げた基盤を活用するものです。これによって私たち両社は、Microsoft Power PlatformとセロニスEMSの間の橋渡しをすることができます。このような大規模で急成長しているビジネスリーダーのコミュニティーの手にセロニスを届ける手助けを私たちが行うことをうれしく思います。」
HFSリサーチの最高経営責任者(CEO)兼チーフアナリストのフィル・ファーシュト氏は、次のように述べています。「HFS SaaS XXV 2022レポートでは、セロニスを総合ランク、ビジネス価値創造、パートナーエンゲージメント、OneOfficeアライメントの4部門で民間SaaS企業のトップに位置づけました。PAFの買収は、マイクロソフト、セールスフォース、アマゾン、アドビ、グーグルと並んで、セロニスがネイティブオートメーション、データ、プロセスデザインの未来を形成する企業として評価された理由を示しています。セロニスは、独自のプロセスデータとインテリジェントなインサイトを世界最大のワーク・オートメーション・アナリティクス・プラットフォームに戦略的に移行しています。」
「プロセスマイニングの目的は、ビジネス・プロセスのばらつきや非効率性を事実に基づいて理解し、ビジネス全体の目標に沿いながら、パフォーマンスを最大化するためにプロセスを体系的に改善することです。プロセスマイニングを一般的な分析プラットフォームに組み込むことで、使い慣れたツールを使ってチームが協力しやすくなります」と、IDCインテリジェント・プロセス・オートメーション市場調査およびアドバイザリー・サービス部門プログラム・バイスプレジデントのモーリーン・フレミング氏は述べています。
PAFnowソフトウエアの機能は、2022年セロニス・ワールドツアーのセロニス・エクスペリエンスで公開されます。セロニス・エクスペリエンスでは、セロニスEMSとMicrosoft Power BIのレポートとのシームレスな統合、Microsoft Teamsとの連携、Microsoft Power Automateでのトリガーフローについて紹介する予定です。
セロニスについて
セロニスは、組織がデータを活用して業務を実行できるよう支援しています。市場をリードするプロセスマイニング・コアを搭載したセロニス業務実行管理システムは、事業経営者やユーザーにアプリケーション・セット、開発者スタジオ、プラットフォーム能力を提供して、膨大な数の企業の非効率性を排除し、より優れた顧客体験を提供し、炭素排出量を削減します。セロニスはグローバル企業での数千の導入実績があり、ドイツのミュンヘンと米国のニューヨーク市に本社を置き、世界に20のオフィスを構えています。
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1ガートナー「予測分析:イネーブルメント・ソフトウェアの超自動化(全世界)」キャシー・トーンボーム、ファブリツィオ・ビスコッティ、レイチェル・チッペンデール、2021年3月22日。
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