ダブリン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 特許取得済みOLED技術を専門とするアイルランド企業のSolas OLED Ltd. (Solas)は本日、任天堂株式会社、ニンテンドー・オブ・アメリカ(総称して「任天堂」)、サムスンディスプレイ (SDC)に対して、訴訟を提起したと発表しました。
Solasは本日、ニンテンドースイッチOLEDモデル(スイッチOLED)がSolasの4つの米国特許(7,499,042、7,573,068、7,868,880、7,663,615)を侵害したとして、SDCおよび任天堂を米国テキサス州西部地区連邦地方裁判所に提訴しました。
2021年10月に発売されたスイッチOLEDは、SDCが供給する7インチのOLEDパネルを搭載しています。これは、Solasの特許を侵害するSDCのディスプレーを採用した製品が長く続いている中で、最新の製品となります。今年3月、米国テキサス州東部地区連邦地方裁判所は、SDCがSolasの特許を侵害したとして、8000万米ドル以上の有罪判決を下しました。この判決にもかかわらず、またSDCがSolasの特許を何年も前から知っていたにもかかわらず、SDCのOLEDディスプレーは、本OLED技術をカバーする特許の適切なライセンスなしに、Solasの特許技術を具体化し続けています。
SDCがSolasの特許を知りながら継続的に無許可で使用し、侵害していることは、他者の特許に対するサムスングループ(以下、サムスン)の不遜な態度を象徴しています。こうした態度は、革新成果を保護して発展させることを目的としたシステムを損なうことにしかなりません。Solasは、他者が生み出した努力の成果や知的財産を保護し、サムスンによる特許技術の広範な盗用を阻止するために、今後も戦い続けます。
Solas OLED Ltd.について
2016年に設立されたSolasは、アイルランドのダブリンにあるOLED技術ライセンス企業です。Solasの特許ポートフォリオは、OLEDの構造、ディスプレーの設計とアーキテクチャー、ドライバー回路の主要領域をカバーし、最も重要性と包括性の高いOLED特許ポートフォリオの1つとなっています。
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