ベロダインのライダーベースの交通モニタリングソリューションを、カリフォルニア州アーバインにおける600万ドル規模の道路ネットワークプロジェクトの一環として、25カ所の交差点で使用
米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベロダイン・ライダー(Nasdaq:VLDR、VLDRW)は本日、当社のインテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションがカリフォルニア大学アーバイン校(UCI)サミュエリ工学部のHORIBAモビリティ・コネクティビティ研究所(HIMaC2)から選定されたと発表しました。HIMaC2は、交通とエネルギー効率、道路の安全性、大気質の改善に関する大規模研究の一環として、アーバイン市のUCIとその周囲25カ所の交差点にベロダインのライダーベースのインテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションを配備することを計画しています。
インテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションの導入は、米国エネルギー省(DOE)の自動車技術局からHIMaC2に最近提供された600万ドルの助成金で支えられています。HIMaC2は、新規および将来のコネクテッド自律走行車(CAV)技術の開発・評価・導入に利用する公道ネットワークプラットフォームを作ります。インテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションは、ベロダインの受賞歴のあるライダーセンサーを強力なAIソフトウエアと組み合わせて、交通ネットワークと公共スペースをモニタリングします。
このプロジェクトには、Bluecity、アルゴンヌ国立研究所(ANL)、UCI交通研究所、北米トヨタ自動車、Pony.ai、現代モービスも参加しています。調査によれば、信頼性の高いデータと分析に基づいて交差点とCAVの交通調整を行うことで、安全性を向上させながら渋滞を20~30%、排出量を5~15%削減できることが示されています。
HIMaC2プログラムの主任研究員とUCIの工学教授を務めるスコット・サミュエルセン教授は、次のように述べています。「このプログラムはコネクテッド自律運輸を前進させ、それによってよりスマートで安全な地域インフラストラクチャーに貢献するための方法を示すことを目指しています。交差点ネットワークにベロダインの自動モニタリングと制御の機能を導入することで、バックボーンデータを生成して、都市が目指す安全性、エネルギー効率、交通流量の改善を実証するために活用することができます。このイニシアチブは25カ所の交差点に導入することで、世界最大のライダーベースの交通モニタリングソリューションとなります。」
HIMaC2は、インテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションによって生成された信頼性の高いデータと分析結果に基づいて、交通調整を改善するための方法について研究していきます。HIMaC2プログラムは、高度なインフラストラクチャーモニタリングをV2X(車車間/路車間)ソリューションとして実装することにより、交通流量・群衆流動・経路計画を改善するために必要な重要データを生成し、あらゆる気象条件と照明条件の下で脆弱な道路利用者を保護することを目指します。インテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションの明確な利点には、1つの交差点当たりわずか1ユニットの活用で拡張性に対応できるという機能が含まれます。さらに、ライダーセンサーは、都市アプリケーションにとって重要なプライバシー要因となる個人の顔の特徴を識別しません。
ベロダイン・ライダーの事業開発担当バイスプレジデントであるジョン・バラッドは、次のように述べています。「HIMaC2プログラムは、都市が直面する最も困難で広範なインフラ問題の1つ、つまり交通流量を改善して道路利用者の安全を守るための方法に取り組んでいます。ベロダインは、コネクテッド自律走行車と統合したスマートインフラには道路の効率と安全性を現状打破的に改善する可能性があると考えています。私たちはHIMaC2チームと協力して、私たちの交通インフラについて、より持続可能で安全な未来を創造するための方法を探究していきたいと思います。」
ベロダインのインテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューション
ベロダインのインテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションは、道路や交差点のリアルタイム3Dマップを作成することで、正確な交通モニタリングと分析を実現するものであり、これはカメラやレーダーのような他のタイプのセンサーでは不可能です。あらゆる照明条件や気象条件の下で確実にデータを収集して、年間を通じた運用をサポートすると同時に、人々のプライバシーも保護します。このソリューションは、車両、歩行者、サイクリストなどさまざまな道路利用者を検出するマルチモーダル分析を通じて安全性を促進します。道路安全の課題について予測・診断・対処を行い、自治体や他の顧客が情報に基づいた決定を下して、是正措置を講じられるよう支援します。インテリジェント・インフラストラクチャー・ソリューションの詳細については、ベロダインの販売担当(669-275-2526、sales@velodyne.com)にお問い合わせください。
HORIBAモビリティ・コネクティビティ研究所(HIMaC2)について
UCIサミュエリ工学部「先端電力・エネルギープログラム(APEP)」に設置されているHIMaC2は、ゼロエミッション車に電力を供給する電気化学発電装置(バッテリーと燃料電池)、再生可能エネルギーパラダイムの下での電気と水素によるエネルギー分野と輸送分野の統合、そして新登場の次世代型のコネクテッド自律走行車に重点を置いて取り組んでいます。施設には車両発展ラボ、グリッド発展ラボ、コネクテッド自律モビリティーラボ、分析ラボがあります。
ベロダイン・ライダーについて
ベロダイン・ライダー(Nasdaq:VLDR、VLDRW)はリアルタイム・サラウンドビュー・ライダーセンサーを発明して、自律技術の新時代をもたらしました。ライダーの世界的大手ベロダインは、画期的なライダー技術の幅広いポートフォリオで定評があります。ベロダインの革命的なセンサーおよびソフトウエア・ソリューションは柔軟性、品質、性能を提供し、自律走行車、先進運転支援システム(ADAS)、ロボット工学、無人航空機(UAV)、スマートシティー、セキュリティーなどの幅広い産業のニーズに対応しています。ベロダインは絶えず革新を追求することで、あらゆる人々のために安全なモビリティーを推進し、生活と地域社会を変革することに力を注いでいます。詳細情報については、www.velodynelidar.comをご覧ください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項の定義による「将来見通しに関する記述」が含まれます。これには過去の事実を除くすべての記述が含まれますが、それに限定されず、ベロダインの対象市場、新製品、開発努力、競争に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。本プレスリリースで、「推定する」、「予測される」、「期待する」、「予想する」、「予測する」、「計画する」、「意図する」、「考える」、「求める」、「かもしれない」、「するだろう」、「できる」、「すべきである」、「将来」、「提案する」といった言葉やその変化形、類似の表現(もしくはそうした言葉や表現の否定形)は、将来見通しに関する記述であることを特定するために使用されています。これらの将来見通しに関する記述は、将来の業績、状況、結果を保証するものではなく、多くの既知および未知のリスク、不確実性、仮定、その他の重要な要因を含んでおり、その多くはベロダインの管理が及ばないものであり、実際の結果または成果が将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる場合があります。実際の結果または成果に影響を与え得る重要な要因として、政府によるライダーの規制や導入に関する不確実性、COVID-19パンデミックがベロダインおよびその顧客の事業に与える不確実な影響、ベロダインが成長を管理する能力、ベロダインが事業計画を実行する能力、ベロダインの顧客が製品を商品化する能力およびそれら製品の最終的な市場での受容に関する不確実性、ベロダイン製品が市場で受容される速度および程度、存在するもしくは利用可能になるかもしれないその他のライダーおよびセンサー関連の競合製品や競合サービスの成功、ベロダインの現在の訴訟やベロダインが関与する可能性のある訴訟、もしくはベロダインの知的財産権の有効性と強制力に関する不確実性、ベロダインの製品およびサービスへの需要に影響を与える一般的な経済および市場の状況などがあります。ベロダインの事業に関連するリスクと不確実性の詳細情報については、ベロダインのSECへの提出書類の「経営陣による財政状態と経営成績についての考察と分析」および「リスク要因」のセクションを参照してください。これにはフォーム10-Kの年次報告書およびフォーム10-Qの四半期報告書が含まれますが、これらに限定されません。このプレスリリースのすべての将来見通しに関する記述は、このプレスリリースの日付の時点でベロダインが入手できる情報に基づいており、ベロダインは新たな情報、将来の出来事、あるいはその他の理由にかかわらず、法律で義務付けられた場合を除き、将来見通しに関する記述を更新または改定する義務を一切負いません。
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