銀行は、パスワードやワンタイムPIN、追加のモバイルアプリに対する依存をなくし、セキュアでパスワード不要の認証体験を顧客に提供可能に
南ア・ケープタウン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サイバー攻撃は金融機関にとって巨大リスクとなっています。データ侵害の被害額は平均数千万ドルに上り、多くの場合にその後遺症としての他の影響が広範囲の組織や顧客に及んでいます。こうした侵害の根本原因はパスワードであり、事例の約80%の原因と推定されています。
「パスワードをなくし、もっとセキュアでユーザーにとって使いやすいソリューションに置き換えることが、非常に重要です」とエンターセクトの製品担当シニアバイスプレジデントのクリスチャン・アリは語っています。
アリは、過去18カ月間にオンライン不正が大きく急増していると語っています。顧客の本人確認や決済を認証するための従来の方法は通常、パスワードやワンタイムパスワードのように、時代遅れでセキュリティーの低いソリューションに依存しますが、よりセキュアなソリューションは多くの場合、モバイルアプリが必要です。また、不具合なユーザー体験はカート放棄や売り上げ逸失につながる場合が多々あります。ユーザーにとっては不満であり、銀行はリスクにさらされます。
一方の強力なセキュリティー、他方の良好なユーザー体験の間にある溝を埋めるために、エンターセクトはFIDO認証を含むよう、当社の認証スイートを拡張しました。このFIDO2認定ソリューションは迅速・容易に一連の顧客操作に統合することができます。これはパスワードやアプリに基づく認証でログインやオンライン決済を行う方法に取って代わる直感的な方法であり、ローミング認証とプラットフォーム認証の両方に対応しています。
アリは、「当社のプラットフォームにより、金融機関は真に直感的なユーザー体験を顧客に提供できます。また欧州では、金融機関はこれを利用することで、改訂された決済サービス指令(PSD2)で要求される強力な顧客認証(SCA)要件を満たすことができます」と述べています。エンターセクトのソリューションは最近、Netceteraとの提携でドイツのカード発行処理企業PLUSCARDに導入され、アプリベース認証に取って代わる欧州初のFIDO認定手法となりました。
プラスカードの不正防止・紛争処理部門長を務めるPetra Silsbee氏は、次のように語っています。「当社はスマートフォンアプリを使用しない人を含むすべての顧客に対し、オンライン決済認証のためのセキュアなソリューションを提供したいと思っていました。エンターセクトとNetceteraにより市場初のFIDOを導入したことで、まさにそれを実現できました。」
エンターセクトについて
エンターセクトは、強力なデバイスアイデンティテイー/顧客認証ソフトウエアを提供する一流企業です。世界中の国々の金融機関やその他の大企業が、複数の特許を取得した当社の技術に依拠して、使用中のチャネルやデバイスに関係なく、クライアントとの通信をセキュアに行い、不正行為からクライアントを保護し、便利な新体験をクライアントに提供しています。詳細情報については、entersekt.comをご覧いただくか、メールでinfo@entersekt.comにご連絡ください。
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