認証は、RCCが、環境基準、安全性、品質を厳格に順守していることを裏付けています。RCCは、インドのBISと南アフリカのSABPSによっても承認されています。
オマーン・マスカット--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 欧州連合(EU)市場への輸出を支える重要な裏付けとして、オマーン最大のセメント・メーカーのライスート・セメント・カンパニー(RCC)は、CE認証およびNF認証を取得しました。これは、RCCのセメント製造がEU規格に準拠していることを証明する厳格な国際品質基準です。
マスカット証券取引所(MSM)に上場しているRCCは、新たな世界市場への輸出を拡大する中、今回の認証を取得したと述べています。現在、同社の生産量の50%は、東アフリカ、インド、モルディブ、南アフリカ、インド洋の島々に輸出されています。
グループ最高経営責任者(CEO)のジョーイ・ゴースは、「CEおよびNFの認証は、世界の安全、品質、環境に関する厳しい規制に沿って製品の品質とプロセスを絶えず改善する当社の取り組みの証しだと考えています」と述べています。
CE(欧州適合)マーク(旧ECマーク)は、1985年から欧州経済領域(EEA)で特定の製品を販売する際に義務付けられています。AFNOR認証機関によるNFマークは、製品の安全性、品質、使用能力、性能を保証するフランスの適合性基準です。
ゴースは、「この認証は新たな地域への輸出拡大戦略に合致したものであり、EUの健康、安全、環境に関する規制への準拠を証明するCEマークにより、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーで製品を販売することが可能になります」と述べています。
今回の認証取得は、RCCがインド洋西部のレユニオン諸島からの新たな輸出注文を獲得したのと同時になり、すでに毎月8000トンのセメントを出荷する年間契約が、レユニオン島のエンタープライズ・オーデマール・グループと結ばれています。第1回目の出荷分は、同グループに到着しました。RCCはまた、マダガスカルの市場が前年比で7~8%成長していることを受けて、同国に粉砕ユニットを設置することも検討しています。
RCCのセメント生産量は現在600万トンですが、2022年には1000万トンに、その後2200万トンまで増産する予定です。ゴースは、COVID-19のパンデミックがビジネスに大きな課題を投げかけた一方で、RCCは経営陣やビジョンを変えることなく上手く立ち向かっていると語っています。
RCCは近年、世界各国の認証を取得し、輸出の幅を広げています。そのうちBIS(インド標準化機関)のものは、インドでのプレゼンスを固めることを可能とし、SABPS(南アフリカ・オール・ブラザーズ・プロダクツ・アンド・システムズ)のものは、RCCが南アフリカ市場を活用するために役立ちます。
RCCの副グループCEO代理のサリム・ビン・アフメド・ビン・アラウィ・アル・イブラヒムは、次のように述べています。「現在、RCCのサララ工場で生産されているセメントは、六価クロム(Cr6+)の含有量が2 PPM未満という最も厳しい環境基準を達成しています。NF認証を取得したことで、新たな市場機会も生まれ、インド洋のレユニオン諸島にあるフランスの植民地に優れた品質のセメント・ブランドを紹介することになりました。」
RCCは昨年、エンプロイヤー・ブランディング・インスティテュートのオマーン最高雇用主アワードとGCC最高雇用主アワードで、グループCEOのジョーイ・ゴースが「CEOオブ・ザ・イヤー」を受賞し、リーダーシップ、健康安全、技術、訓練、人材管理の分野でRCCの卓越性が確認されました。
「OJT研修や海外派遣など、定期的に社員を訓練し、スキルアップを図っています。こうした訓練は、世界の需要に合わせて製品を改良するために、生産施設で品質、環境、安全基準を厳格に適用するために役立ちます」と、アル・イブラヒムは述べています。
*配信元:AETOSWire
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