最大規模の年次国際光学・フォトニクス・カンファレンスは、SPIEのデジタル・プラットフォームを活用し、レーザー技術、生物医学イメージング、光電子工学の分野で一流の研究者、科学者、エンジニアを結び付ける
米ワシントン州ベリンガム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- SPIE(国際光工学会)は、3月6~11日に開催したSPIEフォトニクス・ウェスト・デジタル・フォーラムで世界中から参加者を迎え、登録参加者は8000人となりました。SPIEフォトニクス・ウェストでは、高く評価されているBiOS、LASE、OPTOの各シンポジウムに加え、業界に重点を置いた初開催のクオンタム・ウェスト・カンファレンスを開催し、ウルスラ・ケラー氏、ジェラール・ムルー氏、Susumu Noda氏、Satoshi Kako氏、Kohji Mitani氏、シェイラ・ニーレンバーグ氏、ローラ・ファブリス氏、イェカ・アポンテ氏を含む20人以上のプレナリースピーカーが登壇しました。また、パネルセッション、テクニカルディスカッション、ネットワーキングイベントなど100件以上のライブイベントが、3200件のオンデマンドプレゼンテーションを補完しました。
さらに、フォトニクス・ウェストとBiOSの2つのデジタルマーケットプレイスでは合計で、400組織以上の出展者が紹介され、光学とフォトニクスにおける最新の革新成果を紹介する100件以上の製品デモが行われました。
2021年最大の仮想形式フォトニクスイベントであるSPIEフォトニクス・ウェストは、光学とフォトニクスの最高の技術、動向、起業家による革新に光を当て、評価するとともに、参加者、発表者、科学者、エンジニアが、それぞれの最新の研究や取り組みについて議論するための機会を数多く提供しました。SPIEフォトニクス・ウェストでは、COVIDをターゲットとした診断法の発展や神経技術から、製造業やデータセンターの通信に用いられるレーザーまで、情報の共有、学習、対話が活発に行われました。
量子技術に関する新カンファレンスのクオンタム・ウェストはQED-Cと提携して開催したもので、セリア・メルツバッハー氏、ピーター・ナイト氏、アンドリュー・ロード氏、ウィルヘルム・ケンダース氏、ケートリン・ムーア氏などの業界リーダーらが登場し、量子技術が研究開発から成長して、商業アプリケーションのエンジニアリング製品を生み出す中でフォトニクスが果たした役割について探究しました。
ディーアールエス・デイライト・ソリューションズのゼネラルマネジャー兼シニアバイスプレジデントであり、コールドクオンタの取締役も務めるクオンタム・ウェストのティム・デイ共同議長は、次のように述べています。「私は出展者としてもカンファレンスの議長としても、長年にわたってSPIEと協力してきましたが、クオンタム・ウェストの創設を共に支えることができて大変うれしく思います。SPIEは困難な状況下で素晴らしい仕事をしました。コミュニティーをまとめ、フォトニクス技術の発展を支援するという点で、SPIEは常に素晴らしいパートナーです。私たちは、フォトニクス界の多くの人々と共に、来年1月にサンフランシスコにて対面形式でお会いできることを楽しみにしています。」
業界に重点を置いたその他のイベントでは、産業用レーザー、検知とイメージング、自律走行車など、今日最も注目されている応用分野について、ソートリーダーと議論するライブセッションが開かれました。
アリゾナ大学BIO5研究所所長と同大学トーマス・R・ブラウン生物医学工学特別教授も務めるBiOSのジェニファー・バートン共同議長は、次のように述べています。「フォトニクス・ウェストには毎年、私のところの学生たちと参加しています。今年は私と一緒に、3人の学生がオンラインで発表しました。私は、ライブプレゼンテーションと事前録音されたプレゼンテーションの質の高さ、イベントの瑕疵のない進行、そして人脈作りとお楽しみイベントの驚くほど効果的な機会に深く感銘を受けました。トリビア・ナイトに行きましょう!もちろん、来年は皆さんに対面でお会いできることを楽しみにしていますが、今回のカンファレンスも人を引き付け、ためになる情報が得られ、良かったと思います。」
SPIEの技術プログラム担当シニアディレクターのマリリン・ゴーサッチは、次のように述べています。「私たちが移動できない時でも、フォトニクス・ウェストは、生物医学、レーザー、光電子工学の分野で最大のイベントです。こうした仮想環境の中でも、ボランティアのカンファレンス議長たちは気合いを入れて、最新の技術的進歩について発表・議論するための素晴らしい企画を用意してくれました。しかし、サンフランシスコで開催されるフォトニクス・ウェストに集まって、対面形式で体験し、感動を味わうことに勝るものはありません。来年1月にサンフランシスコでフォトニクス・ウェストを主催することを大変楽しみにしています。」
フォトニクス・ウェストの全コンテンツは、3月20日からSPIEデジタル・ライブラリーで公開されます。
フォトニクス・ウェスト2022は、1月22~27日にサンフランシスコのモスコーニ・センターで開催します。発表論文の募集については、向こう数週間のうちに告知し、募集を開始します。
SPIEについて
SPIEは国際光工学会であり、光関連の科学、工学、技術を前進させるため1955年に設立された非営利教育団体です。当学会は184カ国の構成員25万8000人以上にサービスを提供しており、カンファレンスとその刊行会議録、継続的な教育機会、書籍、定期刊行物、SPIEデジタル・ライブラリーを提供しています。2020年にSPIEは、奨学金と褒賞、アウトリーチとアドボカシーのプログラム、旅費助成金、公共政策、教育リソースなど、500万ドル超のコミュニティーサポートを提供しました。www.spie.org
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