北京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 新年は、新たな始まりの時です。今年の春節(旧正月)を目前に、中国では第14次五カ年計画期間(2021-2025)の開始と中国共産党の結党100周年を迎える準備が万全です。
春節を前に、習近平中国国家主席は水曜日に北京でのレセプションにて、全中国国民に対して春節の挨拶を述べるとともに、党の100周年を目覚ましい達成と併せて祝うべく、第14次五カ年計画期間中の中国の発展推進に向け、好調な開始を呼びかけました。
第14次五カ年計画期間の新たな行程に向けて準備が整う
中国の特色ある社会主義制度が比類のない活力と創造力を持っていることが事実によって再度証明されたと、習主席は述べました。
習主席はまた、党全体とすべての民族の中国人民が中国共産党中央委員会を中心として強く結束している限り、克服できない困難はないと述べました。
中国がすべての点で適度に繁栄した社会を構築するという、最初の100年の目標を設定期間内に達成し、現代的な社会主義国家を完全に構築するという2つ目の目標に向けた取組みを開始しようとしている中、2021年は中国にとって極めて重要な年です。
習主席は、質の高い発展を促進するという目標を強調し、中国の発展の新しい段階の重要性と、この新しい発展のビジョンの実施および2021年における新しい発展パターンの構築の重要性を強く主張しました。
高まり続ける人々の生活向上へのニーズに応えるために、供給側の構造改革を深めると同時に、改革と革新を根本的な原動力としていくために努力が必要であると、中国国家主席は述べました。
感染症の封じ込めと経済的社会的発展における成果の統合と拡大が必要であると、習主席は続けて述べました。
2020年の大きな成果が堅固な基盤に
習主席はまた、新年の挨拶において、昨年を「類まれ」な1年であったと表現しながら振り返りました。
習主席は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の予防、貧困緩和、洪水予防、救助・救援活動、改革開放での成果をたたえ、技術、経済、一帯一路の構築における中国の前進を強調しました。
中国は、世界的流行病が猛威を振るい、世界経済が低迷する中で、最も回復力のある経済の1つです。中国は最も早くウイルスを制御して労働と生産を再開し、経済の安定と回復を実現した国の1つです。これによって中国は、2020年に世界で最初にプラス成長を記録した主要経済国となったのみでなく、世界の他の国々に自信と希望をもたらしました。
11月23日に中国南西部の貴州省が貧困リストのすべての名前を消去し、中国は絶対的貧困と地域的貧困の撲滅を発表しました。
貧困緩和における決定的な勝利を勝ち取るため3月に開催したシンポジウムで習主席は、貧困ライン以下で暮らすすべての地方住民を2020年までに貧困から脱却させることは、中国共産党中央委員会による厳粛な約束であり、期限内に果たされなくてはならないと述べました。
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