新しい積層造形システムで既に13件の事前注文を受注
米カリフォルニア州キャンベル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デジタル製造イノベーターのVELO3Dは、システムポートフォリオを拡大し、サファイアXC(Sapphire XC)を取り揃えたと発表しました。この「特殊能力」の大型フォーマットプリンターは、既存のSapphireシステムと比較して、生産スループットを5倍に向上させ、部品当たりコストを最大75%削減するものとなります。
また当社は、現行システムへのソフトウエアとハードウエアを更新することになるSapphire Gen2を本格展開する計画も発表しました。ユーザーは、現行のSapphireシステムと比較して、生産性および部品当たりコストの指標の改善を10~50%程度期待できます。Sapphire Gen 2の更新機能は、2021年第2四半期から、設置済みシステムすべてに対する改良の形で提供できるようになります。
Sapphire製品ファミリーには現在、Sapphire Gen 2、高さ1メートルのSapphire 1MZ、Sapphire XCがあります。これらはすべて、支持構造を考慮せずに印刷できる特許取得済みの機能を備えたレーザー粉末床溶融(LPBF)プロセスを使用しています。Sapphireシステムは特に、品質が保証されて妥協のない幾何形状の製造を求める航空宇宙、発電、エネルギーの市場の未充足ニーズに応えるものです。
VELO3Dの創設者で最高経営責任者(CEO)のBenny Bullerは、次のように述べています。「支持構造という製造上の制約を増やさずに大きな部品を印刷することは、多くの業界のエンドユーザーにとって非常に魅力的です。お客さまは初めて、大型フォーマットシステムで、部品品質に最高の自信を持ちながら、妥協のない幾何形状を3D印刷できるようになります。不良ビルドの経済的影響は甚大であるため、大型コンポーネントの品質保証は決定的に重要です。当社の統合ソリューションがより高い歩留まりで高品質部品を生産できること、そしてその基礎技術を当社の新しいSapphire XCに引き継いだことを実証済みです。」
Sapphire XCの機能
より大きなビルドボリューム:ビルドボリューム600mm x 550 mm(Sapphireの315mm x 400 mmと比較して)
生産性の向上:8レーザー x 1000W(Sapphireの2レーザー x 1000Wと比較して)
製造プロセスの統合:Flow™プレプリントソフトウエアおよびAssure™品質管理ソフトウエアと完全に統合。
一貫性のあるアーキテクチャー:現行のSapphireと同じ光学トレイン設計、リコーター技術、ガスフロー技術、計測機能を利用。またユーザーはSapphireと同様の材料特性を期待できる。
適格材料合金:適合合金には、アルミニウムF357、チタン6AI-4V、INCONEL® 718、HASTELLOY® Xが含まれる。
Sapphire XCの事前注文
Sapphire XCの納品は、2021年第4四半期に開始します。Sapphire XCの早期事前注文により、システムの価格と早期製造スロットを保証できます。既に受注したSapphire XCの注文分は、21年第4四半期および22年第1四半期で利用可能なすべての製造スロットを使用します。
ウェビナーへの招待
Sapphire XC大型フォーマットシステムの価値と、それが未充足の顧客ニーズに対応できることの詳細については、東部標準時の10月22日午前10時に有益なオンライン炉辺談話に登録の上でご参加ください。スマーテック・アナリシスのリサーチ担当バイスプレジデントを務めるスコット・ダンハム氏が、VELO3Dの創設者でCEOのBenny Bullerとの議論の司会をします。聴衆からのライブQ&Aをウェビナーで行います。
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