追加投資により、主要な航空・宇宙市場におけるシンタビアの成長計画を促進
ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 物品・サービスの世界最大手商社の一角を占める住友商事の最大の子会社である米州住友商事会社(SCOA)は本日、米フロリダ州ハリウッドに本社を置く航空・宇宙産業をリードする金属付加製造ティア1メーカーのシンタビアとの間で追加投資契約を締結したと発表しました。2018年にSCOAが行った初期投資に続くこの少数持分投資は、世界最大級の航空・宇宙企業へ付加製造部品を供給するシンタビアの急成長事業の資金として使用されると、両社は共同で発表しました。取引の条件は開示されていません。
この投資により、シンタビアは、飛行に不可欠な部品の付加製造能力を拡大しつつ、業界をリードする技術能力の向上を継続することができます。資金的投資に加えて、SCOAとシンタビアは、シンタビアのクラス最高レベルの付加製造と設計の能力を住友商事グループの世界的な産業事業に活用する機会を継続的に探求していきます。
シンタビアの最高経営責任者(CEO)でシンタビアの多数持分を保有するネフ・キャピタル・マネジメントのマネジング・パートナーのブライアン・R・ネフは、次のように述べています。「当社はSCOAを長期的パートナーとして大切に考えており、これまでの関係をさらに発展させられることをとても嬉しく思います。今回の投資を通じて、当社の継続的成長の支援に真剣に取り組んでくださる付加製造の世界的ソートリーダー企業との協調をさらに進めることになります。」
SCOAの建設・運輸システム・グループ担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのケビン・ヒュウガは、次のように語っています。「2018年の初期投資以来、これほど短期間でシンタビアがリーダーシップを発揮して成長を遂げたことに、当社は感銘を受けてきました。当社は今回のパートナーシップに今後継続的なシナジーがあると見ており、航空・宇宙産業を支えるシンタビアに対するサポートを続けられることを楽しみにしています。さらに、シンタビアは、当社の持続可能性目標とも多くの点で一致があります。シンタビアは、その技術力を通じて付加製造の工程で廃棄物を削減する能力を有しており、最終段階の航空機用製品の軽量化を可能にし、最終的には温室効果ガスを削減して持続可能な社会の実現に貢献します。」
取引は、慣例的な規制当局の審査を経て2020年下半期に完了する予定です。RBCキャピタル・マーケッツが、この取引でシンタビアの専任アドバイザーを務めました。
米州住友商事会社について
1952年に設立されてニューヨーク市に本社を置く米州住友商事会社(SCOA)は、米国の主要都市8カ所に事業所を構えています。SCOAは物品・サービスの世界最大手商社の一角を占める住友商事の最大の子会社です。総合事業会社のSCOAは、多国籍プロジェクトの主要オーガナイザー、アイデアの促進者、国際的投資家・資金提供者、そして世界的な事業所ネットワークを通じた製品販売と世界的コミュニケーションの強力な推進者として発展してきました。当社の中核事業部門は、管製品、環境・インフラ、鉄鋼・非鉄金属、輸送機・建機、化学品・エレクトロニクス、メディア・IOTアプリケーション、不動産、鉱物資源・エネルギー、食品となっています。詳細情報については、www.sumitomocorp.comをご覧ください。
シンタビアについて
シンタビアは、航空・宇宙向け応用付加製造の世界的なリーダー企業です。精密後処理装置、完全装備された機械的検査機器、総合的な金属・粉体研究室に加え、高速プリンターを同じ施設内に設置しているシンタビアは、航空宇宙アプリケーション向け高品質部品のパラメーター最適化・連続製造・監査を実現しています。付加製造事業者グリーントレード協会の設立会員であるシンタビアは業界最高水準の品質基準を追求しており、Nadcap認証など複数の航空宇宙認証を取得しています。詳細情報については、http://www.sintavia.comをご覧ください。
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Jewelle Yamada, Sumitomo Corporation of Americas
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