ベロダイン・ライダーがTLDとの契約を発表

2020年04月26日 23:27:00
マネー
ビジネスワイヤ
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ベロダイン・ライダーのセンサーがTLDの空港・工業用地向け自律ソリューションを進化させます

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ベロダイン・ライダーは本日、地上支援装置のグローバル・リーダーであるTLDとの3年間の契約を発表しました。TLDは空港や生産工程で大幅な生産性向上、効率性向上、省力化を可能にするトラクトイージー自律電気手荷物トラクターの製造でベロダイン・ライダーのセンサーを使用します。

TLDは様々な天候条件の道路における安全で効率的なナビゲーションを目指し、同社の画期的なトラクトイージー・トラクターをベロダインの最新のセンサーを用いて発展させます。トラクトイージーは、無人運転で側道を走行して手荷物や貨物を空港ターミナルから航空機エリアへ運ぶ排ガスゼロの牽引トラクターです。トラクトイージーは、屋内外を問わず工業用地や物流センターで商品の陸上輸送を担うことも可能です。トラクトイージーは最高時速25kmで走行でき、最大牽引能力は25トンです。

TLDヨーロッパの最高経営責任者（CEO）のニコラス・ベリン氏は、次のように述べています。「ベロダインの高性能センサーは、トラクトイージーが複雑な実際のランプ環境で走行・転進して積み荷を安全・確実に運べるよう支援し、いかなるインフラの変更も必要としません。ベロダインのライダー・ソリューションは当社のトラクターを強化し、空港の手荷物処理の生産性を高め、運用コストを削減します。」

ベロダイン・ライダーの欧州担当エグゼクティブディレクターのエリック・シュミットは、次のように述べています。「トラクトイージーは商品陸上輸送の運用の柔軟性や効率性を大幅に高める、市場をリードする無人電気牽引トラクターです。このようなトラクターは、動的な道路上で前方の可視性を確保するために必要な視界と視野をベロダインのライダー・センサーが提供できることや、安全な物流オペレーションのために障害となり得る物を検知・回避できることを実証しています。」

ベロダインのサラウンドビュー・ライダー・ソリューションは、データの豊富な画像を生成し、低反射率の物体も検知します。このようなセンサーは屋内・屋外で優れた性能を発揮できるように最適化されており、さまざまな照明条件下で運用できます。ベロダインのライダー・センサーは、高解像度の3D知覚と広範な垂直視野角を組み合わせ、道路環境の横断歩道、縁石、障害物の正確な検知を可能にします。

ベロダイン・ライダーについて

ベロダインは、自律性と運転支援のためのスマートで強力なライダーソリューションを提供しています。カリフォルニア州サンノゼに本社を構えるベロダインは、画期的なライダーセンサー技術のポートフォリオで世界的に知られています。ベロダインの創業者のデビッド・ホールが2005年に、Velodyne Acoustics（ベロダイン・アコースティクス）の一部としてリアルタイム・サラウンドビュー・ライダー・システムを発明し、自動車、新しいモビリティー、マッピング、ロボット工学、セキュリティーなどの分野で認知と自律性の機能に革命をもたらしました。ベロダインの高性能製品ラインには、コスト効果の高いPuck™（パック）、汎用のUltra Puck™（ウルトラ・パック）、自律性を前進させるAlpha Prime™（アルファ・プライム）、ADAS向けに最適化されたVelarray™（ベラレイ）、画期的なドライバー支援ソフトウエアのVella™（ベラ）を含め、広範な検知ソリューションがあります。

TLDについて

業界で60年の歴史を持つTLD（www.tld-group.com）は、世界で航空業地上支援装置（GSE）の設計、組立、販売、アフターサービスに取り組む大手工業グループです。TLDの製品は世界中のほとんどの空港で運用されています。巧みに設計されて当社顧客の要求に応える装置は、TLDの大規模なエンジニアリング・チームによる最高の基準を満たすように保守され、アメリカ、アジア、欧州に位置する当社グループの9カ所の工場で組み立てられます。当社の使命は、熱心で効率的、徹底的なアフターサービスを、どこにいる顧客にも提供することです。

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