米カリフォルニア州キャンベル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- VELO3Dと積層造形(AM)技術の有力ユーザーで種々のプラットフォームとアプリケーションについての広範な知識を持つハネウェル・エアロスペースは、提携したと発表しました。航空機部品の3D印刷生産向けの実現可能な製造プラットフォームとして、VELO3Dのサファイア(Sapphire)システムの適格化することが目的です。このSapphireシステムは支持構造なしで非常に複雑な形状の部品を造形するための独自機能が評価されて選定されました。これによりお客さまは時間、経費、品質を相当改善できるという利点が得られます。
VELO3D Sapphireシステムはハネウェル・エアロスペースのフェニックス施設に配備されます。適格化プロセスが進行中で、極高温に最適なニッケル基超合金のインコネルに着目しています。VELO3Dはハネウェル・エアロスペースに最適なパラメーターセットを開発するための専門知識を提供して、Sapphireシステムを採用した材料適格化を完了させ、最適な材料特性を達成できるようにします。適格化プロセスは今年の第3四半期までに完了すると予想されます。
ハネウェル・エアロスペースの技術・先端事業担当シニアディレクターのDr. Söeren Wienerは、次のように述べています。「私たちは既存の3D金属プリンターでは製造できない形状を印刷すべく、VELO3DのSapphireシステムの適格化を行っています。同社の技術は、ハネウェルが適格化についての当社の材料要件を満たしながら、新たな生産部品アプリケーションを開発する上で役立つことになります。私たちは製造プロセスと後処理を含め、当社の生産環境における再現性試験を通じて本装置の適格化を行い、条件を満たす材料特性群とフライトハードウエアの適格化を達成するつもりです。」
VELO3Dの設立者で最高経営責任者(CEO)のベニー・ブラーは、次のように述べています。「当社がハネウェル・エアロスペースのようなお客さまに提供できる形状実現技術により、お客さまは従来であれば“不可能な部品”を印刷でき、しかも経費と品質を改善したビジネス事例として印刷できるのです。私たちはハネウェルと提携して3D金属印刷が以前にも増して広範な最終アプリケーションにとって実現可能な製造手法であることを実証できることに感激しています。」
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