ノルウェー・オスロ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エバーフュエル・ヨーロッパは、デンマーク・エネルギー庁からHySynergyプロジェクトに対して600万ユーロ強の資金を供与されました。このプロジェクトは、大規模な電気分解式水素生産施設をデンマーク・フレゼレシアのシェル製油所に設置することを目指しています。
「当社はこれまで2年間にわたってこのプロジェクトに取り組んでおり、エバーフュエルのJacob Krogsgaardとそのチームがフレゼレシアの製油所に隣接した再生可能水素生産を実現することに向けて新たな重要な歩みを進めたことをうれしく思います。この施設はデンマークの再生可能水素供給のバックボーンとなり、製油所自体だけでなく、この地域で運転される軽量・重量燃料電池電気自動車にも利用されます」と、エバーフュエルに少数持ち分を持つNel(NEL、OSE:NEL)のJon André Løkke最高経営責任者(CEO)は語っています。
デンマーク・エネルギー庁は、デンマーク・フレゼレシアのHySynergy水素生産プロジェクトの開発に600万ユーロ強の資金を供与しました。エバーフュエルがこの水素生産施設の所有者・運営者となり、シェルが電気分解装置による水素の主な需要家となります。エバーフュエルは水素蓄積装置とトレーラー積み込みステーションの設置も行い、デンマークで水素燃料を供給する水素トレーラーの運営も行います。
関係者はプロジェクトに関する許認可と合意に関する作業を継続し、2020年上半期にプロジェクトの詳細を公表できると予想しています。電気分解装置の当初の容量は20MWとなり、フレゼレシアの施設は容量を最大1GWにまで高める準備が整えられます。
エバーフュエルの株主はE.F. Holding(80.1%)とNel(19.9%)です。
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