全世代で8割以上が、YouTubeなど「動画共有サービス」を視聴
10代、20代の女性を中心に「ライブ動画」の視聴が広まる
東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界最大規模のプライベート・ネットワーク経由で配信されるコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)を提供するライムライト・ネットワークスの日本法人であるライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表:田所 隆幸)は、2019年10月、スポーツ観戦の経験または意欲があり、1年以内にインターネット接続で動画を観たことがある方(日本全国の男女624名)を対象に、「コンテンツの視聴動向に関する意識調査」を実施いたしました。
コンテンツの視聴方法が多様化する昨今、国際的なスポーツ大会を来年に控えるなかで、様々な動画配信サービスの利用に注目が集まっています。本調査は、10代から60代以上の全年代を対象に、動画配信サービスの利用実態を明らかにしようとしたものです。
コンテンツの視聴動向に関する主な調査結果
10代から60代以上の全世代で8割以上が、過去1年以内にインターネットでYouTubeなど「動画共有サービス」を観たと回答。YouTube Liveなど「ライブ動画配信サービス」は、全体で23.2%にとどまるも、10代では4割以上(41.3%)が観たと回答。
「インターネットテレビ」「ビデオ・オン・デマンド」「動画共有サービス」「ライブ動画配信サービス」の平日の視聴動向に関して、「1時間以上視聴する」と回答した人の割合が最も多かったのは、You Tubeなど「動画共有サービス」(30.8%)であった。
休日の視聴動向に関しては、平日と比べていずれのサービスも視聴時間は伸びる傾向にあった。「1時間以上視聴する」と回答した人の割合が最も多かったのは、Netflixなど「ビデオ・オン・デマンド」(50.4%)であった。
全体の4割以上が有料の動画サービスを契約していると回答し、特に30代と50代の男性の半数以上が有料の動画サービスを契約していると回答。有料契約の決め手は「見たいコンテンツがあったから」(47.3%)が1位に。
どのような動画サービスを観ているかを尋ねたところ、全体の38.8%が「音楽フェス/ライブ」と回答し1位に。「インフルエンサー/一般人の配信による動画」は、10代、20代の女性の半数近くが観ると回答。
ライブ動画を観る理由は「リアルタイムで展開を見届けたいから」が半数近く(48.6%)を占める。
一方、最も改善してほしいものは「画質」(46.0%)、次いで「配信の遅れ」(36.5%)となった。
コンテンツの視聴動向に関する調査結果詳細
【1】インターネットで観たことがあるもの
過去1年以内にインターネットで観たことがあるものを尋ねたところ、どの世代においてもYouTubeなどの「動画共有サービス」を8割以上が観ており、全世代平均は87.5%だった。次いで、AbemaTVなど「インターネットテレビ」が回答にあがった(50.3%)。Netflixなど「ビデオ・オン・デマンド」は44.2%と過半数に満たなかったが、30代以下は全体平均を上回り、半数以上が過去1年以内に観たと回答した(10代~20代51.0%、30代52.9%)。
SHOWROOMやYouTube Liveなど「ライブ動画配信サービス」を観たことがある人は、23.2%にとどまった。一方で、10代では4割以上(41.3%)が観たことがあると回答し、全体平均の倍近い結果となった。
【2】平日の視聴動向について
AbemaTVなど「インターネットテレビ」、Netflixなど「ビデオ・オン・デマンド」、You Tubeなど「動画共有サービス」、SHOWROOMなど「ライブ動画配信サービス」をそれぞれ過去1年以内に観たことがあると回答した人に対して、平日1日あたりの平均視聴時間を尋ねた。
「1時間以上視聴する」と回答した人の割合が最も多かったのは、You Tubeなど「動画共有サービス」(30.7%)で、特に10代では、全体平均8.4%の3倍に近い22.4%が「3時間以上視聴する」と回答した。
【3】休日の視聴動向について
休日1日あたりの視聴時間について尋ねたところ、AbemaTVなど「インターネットテレビ」、Netflixなど「ビデオ・オン・デマンド」、You Tubeなど「動画共有サービス」、SHOWROOMなど「ライブ動画配信サービス」のいずれにおいても、平日と比べて視聴時間は伸びる傾向にあった。
「1時間以上視聴する」と回答した人の割合が最も多かったのは、「ビデオ・オン・デマンド」(50.4%)で、特に男性の40代から50代では、「1時間以上視聴する」との回答が多かった(40代:78.3%、50代:63.6%)。
【4】有料契約の有無について
回答者自身もしくは同一世帯で、有料の動画サービスを契約しているかを尋ねたところ、全体の4割以上(42.0%)が「契約している」と回答した。特に、30代と50代の男性で契約している人の割合が高く、半数以上(30代:51.9%、40代:51.9%)が契約していると回答した。
また、有料契約の決め手について尋ねたところ、最も多かった回答は「見たいコンテンツがあったから」(47.3%)で、以下、「価格が妥当だったから」(20.2%)と続いた。
【5】ライブ動画で観るコンテンツ
なお、本調査リリースでのサービス区分に関しては、以下のように定義しています。
インターネットテレビ :NHKオンデマンド、AbemaTV、TVer など
ビデオ・オン・デマンド:Netflix、Amazonプライム、dTV など
動画共有サービス :You Tube、Twitch、OPENREC.tv など
ライブ配信サービス :SHOWROOM、You Tube Live、LINE LIVE など
有料・無料を問わず、どのようなライブ動画を見ているか尋ねたところ、最も多かった回答は「音楽(フェス・ライブ)」(38.8%)で、続いて「スポーツ」(33.5%)という結果が得られた。特に、「インフルエンサー/一般人の配信による動画」は、10代と20代の女性の半数近くが観ると回答(10代44.2%、20代42.3%)し、いずれも全体平均を上回る結果となった(全体10代39.4%、20代36.5%)。
【6】ライブ動画を観る理由/改善してほしいこと
ライブ動画をなぜ観るのかを尋ねたところ、「リアルタイムで展開を見届けたいから」との理由が半数近く(48.6%)を占めた。一方で、ライブ動画を観る際に、最も改善してほしいものは「画質」(46.0%)、次いで配信の遅れ(36.5%)となった。
本調査の結果から、どの世代においてもYou Tubeなど「動画共有サービス」が浸透していることがわかりました。一方で、休日で最も長く見られているのは、Netflixなど「ビデオ・オン・デマンド」となり、ドラマや映画を休日に「まとめ見」していると言えそうです。
「ライブ動画配信サービス」の視聴は約2割に留まるも、10代や20代の女性にとってはインフルエンサーや一般人による配信で、ライブ動画が身近になりつつあると言えそうです。ライブ動画をみる理由として「リアルタイムで展開を見届けたいから」が挙げられる一方で、「画質」と「配信の遅れ」には改善の余地があることがわかりました。
調査概要
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【Limelight Video Delivery Services】
昨今、視聴者はPCだけでなく、スマートテレビ、ストリーミングデバイス、ゲーム機、モバイルデバイスなど、様々なデバイスでライブあるいはオンデマンドのビデオコンテンツを楽しんでいます。その際、視聴するデバイスや方法、場所に関係なく、放送品質と高速なパフォーマンスを期待しています。ライムライト・ネットワークスはプレミアムビデオ配信プロバイダーとして、世界中の視聴者へ向けて高品質かつ業界で最も低い再バッファレートを実現するライブおよびオンデマンドを配信する包括的なサービスを提供致します。Limelight Video Delivery Servicesには以下が含まれます。
ビデオ・オン・デマンド (VOD)配信
ライブビデオ配信
リアルタイムストリーミング
オンラインビデオプラットフォーム
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