仕様書は現在USB-IFのウェブサイトでダウンロード可能、帯域を2倍にしてUSB Type-C®の性能を拡大
米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- USB技術の向上と導入を支援するUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)は本日、USB4™仕様を出版したことを発表しました。これは、既存のUSB3.2およびUSB2.0アーキテクチャーを補完して発展させた次世代のUSBアーキテクチャーをもたらす重要なアップデートです。USB4アーキテクチャーは、最近インテル コーポレーションからUSBプロモーター・グループに提供されたThunderbolt™プロトコル仕様に基づいています。この仕様では、USBの最大の総帯域幅は2倍になり、データとディスプレーの複数のプロトコルを同時に有効化できます。
USB4仕様の開発は、USBプロモーター・グループによって2019年3月に初めて発表されました。それがこの度公式にUSB-IFによって出版され、www.usb.orgでダウンロード可能になりました。
USB4ソリューションの主な特徴は以下の通りです。
既存のUSB Type-C®ケーブルで2レーン・オペレーション。40Gbps認証ケーブルで最大40Gbps動作可能。
データとディスプレーの複数のプロトコルが総帯域幅を有効に共有。
USB 3.2、USB 2.0、Thunderbolt 3との後方互換性。
USB Type-Cコネクターが多数のホスト製品の外部ディスプレー用ポートとしての役割を担うように進化してきたため、USB4仕様は、ディスプレーのデータフローへの割り当てを最適に行う能力をホストに提供します。USB4仕様は新たな基本的プロトコルを導入しますが、既存のUSB 3.2、USB 2.0、Thunderbolt 3のホストやデバイスとの互換性は維持されています。そのため、接続されているデバイス相互の最良の能力に合わせて接続が調整されます。詳細情報については、www.usb.orgをご覧ください。
来るUSBデベロッパーデーズ2019では、詳細な技術トレーニングが行われ、USB4仕様に加えて、USB Type-C、USB給電、新たなUSB-IFブランド戦略の最新情報が取り上げられます。以下の機会への登録に関する情報は、www.usb.orgでご覧ください。
USBデベロッパーデーズ – シアトル
2019年9月17~18日
グランド ハイアット シアトル(米国ワシントン州シアトル)
USBデベロッパーデーズ – 台北
2019年11月19~20日
W台北(台湾・台北)
USB-IFについて
非営利団体のUSBインプリメンターズ・フォーラムは、USB仕様で定義されたUSB技術の向上と導入に関する支援組織およびフォーラムとして設立されました。USB-IFは、そのロゴやコンプライアンスプログラムを通じて、高品質の互換性のあるUSBデバイスの開発を促進し、USBのメリットや準拠テストに合格した製品の品質の周知に努めています。製品および技術に関する最新記事など、詳細についてはUSB-IFのウェブサイトwww.usb.orgをご覧ください。
USB4™、USB Type-C®、USB-C®は、USBインプリメンターズ・フォーラムの商標です。Thunderbolt™は、インテル コーポレーションの商標です。
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