ミラノ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- テレフォニカは、自社の4Gネットワークを向上させる継続的な取り組みとして、自社ブランドのモビスター・チリを通じ、SIAE MICROELETTRONICAのマルチバンドソリューションを導入しました。モビスター・チリの狙いは、トラフィックの大幅増加を受けて、モバイルバックホールの容量拡大を継続し、ネットワーク全体の信頼性を向上させることにあります。
従来の周波数帯(15GHz)とEバンドリンク(80GHz)をカップリングしてあるSIAE MICROELETTRONICAのマルチバンドソリューションは、伝送距離を犠牲にすることなくマルチギガビットの容量を提供します。モビスター・チリはこのソリューションを使用して、両方のアクセスサイトにファイバーと同等の容量を提供し、アグリゲーション・ファイバー・リングをシームレスに閉じることで、パフォーマンスを向上させました。
有名なスキー場で冬期に容量が増え続けていることがモビスターの判断を促して、同社は18.6Kmの古いマイクロ波リンクをSIAE MICROELETTRONICAのマルチバンドソリューションに置き換え、元の容量の4倍の容量を実現させました。
SIAE MICROELETTRONICAでテレフォニカ担当グローバルアカウントマネジャーを務めるLuigi Lovatiは、次のように述べています。「導入されたマルチバンドソリューションは同社のネットワークでは初めての類いとなるもので、ファイバーの導入に伴うコストをかけずにわずかな時間でファイバーと同等の容量をサイトにもたらすことができます。Eバンドおよびマルチバンドのソリューションは、ファイバーが届かない山のような場所で、大容量接続に対するニーズを迅速かつコスト効率よく解決します。チリではこうした地形構造上の理由で、このソリューションがテレフォニカのネットワーク最新化プログラムにとって強力な実現因子であることが分かります。」
テレフォニカ・チリについて
チリのテレフォニカは、通信・情報・娯楽のソリューションを提供する世界一流の電気通信事業者の1つであるテレフォニカ・グループの一員です。16カ国で事業施設を構え、24カ国で事業展開し、世界各地で3億6500万人超の顧客を擁しているテレフォニカは、成長戦略の大部分を集中させている欧州とラテンアメリカに力強く展開しています。
チリでは、テレフォニカはモビスター・チリという自社の商用ブランドで自社製品を商品化し、モバイルサービスと固定線サービス、ブロードバンド、デジタルテレビを提供し、全国展開しています。モビスターは現在、チリで最大のカスタマーコミュニティーを抱え、1000万人以上の顧客と1400万件を超えるアクセスがあります。情報:http://www.movistar.cl;http://www.telefonicachile.cl
SIAE MICROELETTRONICAについて
SIAE MICROELETTRONICAは無線通信技術のリーダー企業として、マイクロ波通信やミリ波通信の伝送・サービス・設計で利用する先進的な技術ソリューションを通信事業者に提供しています。SIAE MICROELETTRONICAは社内のRFラボとクリーンルーム施設を連携させながら自社独自のRF部品を設計・製造し、最新世代のSMTスマートマニュファクチャリング4.0施設で完成品の組み立てを行っています。
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