ソリッドステートLiDARのメーカーが車載規格のAEC-Q100、ISO 16750、IATF 16949:2016の諸要件を達成
米カリフォルニア州サニーベール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--
LiDAR(光検出・測距)センサーとスマートセンシングソリューションを提供する一流企業のクアナジー・システムズは本日、認証機関の監査に基づき、車載規格IATF
16949:2016と、必要な車載コアツール、製品規格への準拠を達成したと発表しました。この準拠達成により、クアナジーは広範な車載アプリケーションで使用するためのソリッドステートLiDARセンサーを生産できる準備体勢にあることを示しました。
IATF
16949:2016準拠は製品デザインの着想に始まり、その適用に至るまで、品質を評価するもので、その他の認証規格よりもはるかに厳格で包括的な評価が要求されます。IATF規格、コアツール、特定顧客向け要件により、各企業は自動車業界内での重要な製品安全要件を満たすことができます。これらのツールは、FMEA(故障モード・影響解析)、APQP(先行製品品質計画)、PPAP(生産部品承認プロセス)、SPC(統計的工程管理)、MSA(測定システム解析)で構成されます。
クアナジーはAEC(車載電子部品評議会)Q100規格ファミリーを使用して、当社製ソリッドステートLiDARセンサーの信頼性検証も実施します。さらに、クアナジーは当社の重要な自動車業界向け供給業者がIATF
16949に適合していることを保証します。
クアナジーの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のLouay
Eldada博士は、次のように述べています。「自律自動車の未来は、静的/地図化環境の外部環境で確実かつ上手にナビゲートできるLiDARセンサーの開発にかかっています。この第三者認証のIATF準拠の達成は、次世代の車道に安全な自律自動車をもたらす取り組みでの最新の前進であり、自動車業界向けの規格を推進するために当社の全チームが献身的に活動してきた帰結としての直接的な成果でもあります。」
クアナジーは今回の準拠達成に当り、欧州の有力認証機関であるDNVGL(デット・ノルスケ・ベリタス/ドイツロイド船級協会)による第三者認証監査を3回にわたり受けています。今回の準拠達成はわずか9カ月間の社内導入活動を経て実現したものですが、これは組織が一般的にこの成果目標を達成するのに必要な期間の半分となっています。
クアナジーの品質・信頼性工学担当シニアディレクターを務めるジョイ・ガンジーは、次のように述べています。「この重要な節目となる成果により、クアナジーは自動車業界が品質・信頼性・安全性で求める厳格な要件に適合する点で、競合他社に先んじる立場に立つことになります。安全性を真剣に追求する当社の取り組みは揺るぎないものであり、今回の準拠達成は自律自動車向けLiDARセンサーの品質規格で打ち立てた高い水準を改めて証明しています。」
今回の一連の車載規格への準拠の前にも、クアナジーがISO
9001:2015品質認証を取得したと最近発表しており、車載ソリッドステートLiDARの生産で堅固な基盤を確立しました。
クアナジー・システムズについて
クアナジー・システムズは2012年に設立され、光学、フォトニクス、光エレクトロニクス、人工知能ソフトウエア、制御システムの分野における当社チームの何十年もの経験を基礎としています。シリコンバレーの中心であるカリフォルニア州サニーベールに本社を置くクアナジーは、スマート・センシングのソリューションを提供しています。3D空間データのリアルタイム捕捉・処理および物体の検出・特定・分類・追跡のためのLiDARセンサーとパーセプション・ソフトウエアで、業界の中心的企業となっています。当社のセンサーは、価格、性能、信頼性、大きさ、重量、電力に関して破壊的影響を及ぼしています。当社のソリューションは、輸送、セキュリティー、工業オートメーション、3Dマッピング、鉱業、農業、ドローン、ロボット、スマート・スペース、3D認識スマート・デバイスを含む無数のセクターで利用でき、安全性、効率、生活の質の改善に貢献します。詳細情報については、www.quanergy.comをご覧ください。
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