東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社(本社:東京都港区)の100%子会社である、PHC株式会社(以下「PHC」)は、このたび、保険薬局用電子薬歴システム「PharnesV-MX」を発売しましたので、お知らせします。
PharnesV-MXは、薬剤師の業務改善を目指した新しい電子薬歴システムです。ひと目で把握できる薬歴表示と充実した医薬品データベースに加え、薬剤師の業務効率化に役立つ機能を搭載しています。ソフトウェアやデータベースなどの配信データを自動でバージョンアップする機能を追加した上、薬剤師の在宅患者さんへの訪問時に、実際の業務フローに合わせてスムーズに薬歴と在宅報告書を作成できるよう、システムに工夫を加えました。さらに、当社の電子版お薬手帳「ヘルスケア手帳」と連携させ、「ヘルスケア手帳」に蓄積された患者さんのお薬手帳情報をPharnesV-MXに取り込み、他の薬局で調剤された医薬品も含めた薬の飲み合わせをチェックすることを可能としました。
PHCは、「医療機器」「ヘルスケアIT」「ライフサイエンス」の3つの事業をコアとして、より付加価値の高い製品・サービスの提供に努めています。このたび発売した新製品は、「ヘルスケアIT」事業における保険薬局向け製品のラインナップ強化につながるものです。
近年の診療報酬改定の基本方針として、医療従事者の負担軽減と働き方改革が推進されるとともに、在宅訪問や服薬指導など、薬剤師が患者さんと対面でコミュニケーションする業務へのさらなる注力が要請されています。PharnesV-MXは、薬剤師の業務の20%以上(*1)を占めると言われる事務作業の負担を軽減し、患者さんのためにより多くの時間を確保することを目指した製品です。
PHCにてメディコム(*2)事業部長を務める大塚孝之は「当社は、1972年に日本で初めて医事コンピューターを発売して以来、蓄積された経験と知識を活用し、医用情報システム分野では医療IT業界をリードする製品を提供しています。将来、診療所などの医療機関を中心に、介護施設や調剤薬局を含めた広い範囲でプレゼンスをさらに高め、次世代の医療ソリューションプラットフォーマーとなることを目指しています。本製品が患者さんの健康管理を強化いただくための、より使いやすく、より便利なソリューションとなり、質の高い医療の実現につながることを期待しています。」と述べています。
(*1)2018年度当社調べ
(*2)PHCにおけるヘルスケアIT製品のブランド名
<PHCホールディングス株式会社について>
PHCホールディングス株式会社は、2014年に設立し、傘下にPHC
株式会社やアセンシア
ダイアベティスケアホールディングス株式会社などを持つ医療機器メーカーです。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とし、医療機器、ヘルスケアIT、ライフサイエンスの3事業において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2016年度のグループ連結売上高は1,874億円、世界125カ国以上のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。2018年4月にパナソニック
ヘルスケアホールディングス株式会社より社名変更しました。
URL: https://www.phchd.com/jp/
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IR・広報部
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