最先端のEPCプロジェクトはオイルシェール由来のレトルトガスを使用
CFBボイラーの更新で環境面での利点が向上
フィンランド・エスポー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Sumitomo SHI
FWは本日、Enefitがエストニアに持つナルヴァ発電所の循環流動層(CFB)ボイラー技術更新プロジェクトの納入が成功裏に完了したことを発表します。このプロジェクトは同発電所に設置された既存のCFBボイラーで、オイルシェールレトルトガスの燃焼を改善するためのものです。
このプロジェクトの成功により、Enefitは改良されたボイラー設備でシェールオイルガスの全量を燃焼できるようになり、効率が向上し、環境面での条件も改善されます。
この設計・調達・建設(EPC)契約において、Sumitomo SHI FWは既存の100 MWe
CFBボイラーに対する改良と設備について、設計・供給・建設・試運転のサービスを提供し、エストニアのオイルシェールを混焼した場合の同ボイラーのレトルトガス燃焼能力を入熱量の50%にまで向上させました。
Sumitomo SHI FWのTomas Harju-Jeanty最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。
「これはチームワークが究極の形で功を奏した素晴らしい例と思います。今回もまた、『同種のうちで初となる技術ソリューション』を確実に届け、顧客の事業改善に貢献できました。」
Enefit経営委員会のMargus Vals委員は、次のように語っています。
「Enefitは、Sumitomo SHI
FWと共にオイルシェール燃焼発電の技術をさらに発展させることに成功できてうれしく思います。2016年10月の契約締結の際、Sumitomo
SHI FWは『実行可能なものを販売し、販売されたものを実行する』と約束しました。」
「今日、2社は国産オイルシェールガスを使用するボイラーの能力を大幅に向上させる技術ソリューションに到達し、Enefitは二酸化炭素や燃焼灰の排出量を減少させることができるようになりました。このプロジェクトの期間中、大規模で複雑な技術プロジェクトの遂行でSumitomo
SHI FWとの実りある歴史を築くことができましたが、今後も協力関係を継続したいと思っています。」
Sumitomo SHI FW(www.shi-fw.com)は、燃焼・蒸気発生技術の世界的なリーダー企業です。これまでに全世界で450缶以上のCFB蒸気発生装置を納入しており、公益企業、独立系発電事業者、工業企業に価値の高い技術ソリューションを提供しています。当社は、高効率、燃料柔軟性、低排出を実現する優れた設計への取り組みを通じて、CFB燃焼におけるリーダー的基盤を確立しています。当社の発電ソリューションは、流動層技術のほか、あらゆる環境関連製品、廃熱ボイラ、多岐にわたるアフターサービスを網羅しています。
Enefit(Enefit)は20社以上からなるエネルギーグループであり、約5800人を雇用しています。Enefitはバルト諸国最大の発電事業者であり、最大級の再生可能エネルギー発電事業者でもあります。当社はオイルシェールや風力、バイオマス、混合都市廃棄物からエネルギーを生み出しています。Enefitはバルト諸国・北欧諸国の統一電力市場に参画しており、世界市場に液体燃料を販売しています。Enefitはエストニア以外にも、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ドイツ、ヨルダン、米国、そしてフィンランドとスウェーデンでも事業を行っています。Enefit・グループは産業分野の企業に技術ソリューションと保守サービスを提供しています。
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