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GSMA、初の欧州NB-IoTローミング試行を完了



ドイツテレコムとボーダフォン・グループが欧州でNB-IoTローミング試行に成功、現在51個の有免許商用省電力広域ネットワークが稼働


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
GSMAは本日、モバイル通信事業者のドイツテレコムとボーダフォン・グループが有免許NB-IoT技術を使用して欧州で初めて国際ローミング試行を成功させたことを発表しました。このサービスは、省電力広域(LPWA)ネットワークを使用する数百万の接続にカバー域とサービスのシームレスな連続性を確保します。この試行では、ドイツテレコムのグローバルSIMをボーダフォン・スペインのネットワークで使用し、ボーダフォンのグローバルSIMをTモバイル・オーストリアのネットワークと商用NB-IoTモジュールで使用しました。この試行は、同等レベルの実装を実行する上で他の事業者に指針を提供するものでもあります。




GSMAのアレックス・シンクレア最高技術責任者(CTO)は、次のように述べています。「この試行が成功したことは、モバイルIoTネットワークの持続可能なローミング環境の開発において重要な節目となる成果です。これにより、その能力が示されただけでなく、地理的な境界を越えた一貫性のあるサービスを確保できます。市場は短期間に大きく成熟しており、モバイルIoTは今年が飛躍の年になると予想しています。その理由はもちろん、免許を受けて管理されているモバイル・サービスでなければ将来の需要を満たす安全な省電力接続を提供することができないからです。」



ローミングは、グローバルにLPWAデバイスを展開してスケールメリットを得ようとしているメーカーにとって特に重要です。ローミングは、コンテナが1回の行程でいくつもの国境を越える物流追跡などのユースケースでも必須であり、スマートメーターのように製造国と異なる国で使用される可能性があるデバイスでも必須です。ローミングのテストケースは、ドイツテレコムとボーダフォンによって共同開発され、省電力モード(PSM)のような重要な省電力機能、長期周期的トラッキング・エリア・アップデート(TAU)、多様なスループットおよび往復時間の測定が含まれました。このような試行の成功を受け、業界は世界的なNB-IoTローミングの導入を加速させるために作業を進めています。



ドイツテレコム・グループでIoT事業の責任者を務めるIngo
Hofackerは、このように述べています。「ドイツテレコムは、その欧州の営業地域のほとんどでNB-IoTネットワークの導入と構築に成功しており、エコシステムが急速に発達していることを大変うれしく思います。全国規模での最初の商用サービスはすでに開始されていますが、事業者はこれから、国際的なカバーとサービスの連続性を求める顧客の需要にも対応していく必要があります。」



ボーダフォンのIoT担当取締役のStefano
Gestautは、このように述べています。「この発展は、このテクノロジーの進化が成功していることを示しています。これが、商品の国際的なコールドチェーン・モニタリングのようなNB-IoTの新たな用途の波を引き起こすものと確信しています。」



GSMAのモバイルIoTイニシアチブは、3GPPのNB-IoTやLTE-Mを含む有免許LPWA技術の標準化に貢献し、これまでに29社のモバイル通信事業者が51個の商用モバイルIoTネットワークを世界各地で導入してきました。GSMAは、36箇所のオープンIoTラボを通じてモバイルIoTの導入促進に努めており、事業者、モジュール・ベンダー、アプリケーション・プロバイダーが多様な業界のためにLPWAデバイスとアプリケーションを開発できるようにしています。GSMAのモバイルIoTイノベーター・コミュニティーは、900以上の組織で構成されている拡大中のコミュニティーによってサポートされています。GSMAインテリジェンスの予測によれば、2025年までに携帯通信網によるIoT接続は31億件に達します。これには、有免許LPWA接続が18億件含まれます。



GSMAのモバイルIoTイニシアチブは、70社を超える世界的モバイル通信事業者、デバイス・メーカー、世界各地のチップセット、モジュール、インフラ関連企業による支援を受けており、免許周波数帯における省電力広域技術の業界による標準化と商用展開に貢献してきました。これは、相互補完的技術であるNB-IoTとLTE-Mが中心です。このようなネットワークは、産業資産追跡、安全性監視、水道ガス計量といった幅広い用途での大量導入IoTを支援できるように考えられています。このような用途は、低コストで、データ量が少なく、電池寿命の長さが求められ、離れた地点で運用されることも多いという特徴があります。



モバイルIoTイニシアチブの詳細は、www.gsma.com/iot/mobile-iot-initiative/をご覧ください。



-以上-



GSMAについて



GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち300社以上は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、GSMAモバイル・ワールド・コングレス・アメリカズ、モバイル360シリーズのカンファレンスなど、業界を主導するイベントの開催も行っています



詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




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Beau Bass
+44 79 7662 4962
beau.bass@webershandwick.com
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