機械学習による周波数帯分析ソリューションにより、従来は検出不能であったRF干渉を特定し、容量と品質を改善
シアトル--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
RF周波数帯分析のパイオニア企業であるスペクトラム・エフェクトは本日、エリサ・エストニアでSpectrum-NET™機械学習ソリューションの試験に成功し、重要な節目となる成果を得たと発表しました。
Spectrum-NETはモバイルネットワークで発生する外部からのRF干渉および予期せぬ内部からのRF干渉の影響について、自動的に検出・特性把握・位置特定・評価を行います。Spectrum-NETはマルチベンダーのLTE/UMTSネットワークで連続的に動作し、サービスの中断や外部プローブへの依存はありません。
エリサの無線アクセスネットワーク／インフラ担当ヘッドであるKristo
Korkは、次のように語っています。「Spectrum-NETを利用してエリサのモバイルネットワークを分析する試験に成功した結果、従来は検出できなかった受動回路の相互変調ひずみ（PIM）など、外部からのRF干渉および予期せぬ内部からのRF干渉が数多く発生していることが判明しました。当社ネットワークから外部干渉を除去することにより、エリサは周波数帯の価値をフルに実現するとともに、顧客の期待以上のものを提供するという約束を今後も果たすことができます。」
スペクトラム・エフェクトのフランク・J・デジョイ最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「エリサは非常に革新的な通信事業者であり、同社チームとの連携は素晴らしい経験でした。この試験で非常に優れた結果が得られたことは喜びであり、当社は計測可能な恩恵をモバイル通信事業者に提供することに全力で傾注し、今年後半には世界規模でSpectrum-NETを本格投入していきます。」
スペクトラム・エフェクトは、バルセロナで開催されるモバイル・ワールド・コングレスのスタンド7I80で、Spectrum-NET™のデモを行い、試験結果の一部をご紹介します。
スペクトラム・エフェクトについて
スペクトラム・エフェクトは、SON技術のリーダー企業エデン・ロック・コミュニケーションズを支えた無線業界のベテランらにより設立されました。スペクトラム・エフェクトは新しい機械学習アルゴリズムをモバイルネットワークデータに適用し、RF干渉の検出・特性把握・位置特定を行う技術のパイオニア企業です。10件以上の登録特許と多くの出願中特許で保護されたスペクトラム・エフェクトの画期的分析ソリューションであるSpectrum-NETにより、世界の通信事業者は認可周波数帯への大規模投資を保護することができます。スペクトラム・エフェクトは世界レベルの研究開発チームを編成しており、UMTS／LTE／5G向けに新たな高価値の使用事例を生み出すための当社の画期的ソリューションを基礎に、魅力的なロードマップを既に作成しています。
www.spectrumeffect.com
エリサについて
エリサは、主にフィンランドとエストニアで活動する通信／ICT／オンラインサービス企業です。エリサは、消費者・企業・公的行政機関から成る620万以上の加入者を擁しています。当社は、通信／エンターテインメント向けの環境的に持続可能なサービスに加え、さまざまな組織が業務のデジタル化や生産性向上を行うためのツールを提供しています。またエリサは市場のリーダーとして、5Gなどの新しいネットワーク技術や革新のパイオニア企業でもあります。ボーダフォンやテレノールなどと協力することで、世界的に競争力あるサービスを実現しています。エリサはナスダック・ヘルシンキ（ラージキャップ）に上場しており、約19万人の株主がいます。2017年、エリサは17億8700万ユーロを売り上げ、従業員は4700人となっています。詳細については、www.elisa.fiをご覧になるか、またはフェイスブック（@elisasuomi）やツイッター（@ElisaOyj）で当社をフォローしてください。
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