ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
シンプソン・サッチャー・アンド・バートレットは本日、JPモルガン・チェースの元法律顧問で現在は副会長を務めるスティーブン・M・カトラーが4月に訴訟担当パートナーとして入社すると発表しました。JPモルガン入社前には、カトラーは米証券取引委員会（SEC）の執行責任者を務めていました。シンプソン・サッチャーでは、カトラーは政府および内部調査、コーポレートガバナンスおよび規制関連事項、高額訴訟に関する助言を企業、取締役会、上級経営幹部に提供します。
シンプソン・サッチャーの経営委員会会長のビル・ドハティは、次のように述べています。「カトラーをシンプソン・サッチャーに迎えることを大変うれしく思います。カトラーは、世代を代表する弁護士の一人であり、官民の両部門におけるリーダーシップと功績で高く評価されています。その比類ない経験と洞察は、当事務所のクライアントが極めて複雑で難しい問題に対応する上で力となるでしょう。」
カトラーは、次のように述べています。「再び民間法律業務に戻り、シンプソン・サッチャーで仕事ができることを大変うれしく思います。シンプソン・サッチャーは優れた事務所であり、私は長年にわたって密接に連携してきました。素晴らしい同僚たちと力を合わせ、非常に重要な問題についてクライアントに助言を提供していくことを楽しみにしています。」
カトラーは、2007年にJPモルガンに入社し、法律顧問として世界金融危機を通じて同社の世界中の法務およびコンプライアンス活動の責任者を務めてきました。また、法律顧問としてJPモルガンの業務委員会のメンバーも務め、ジェイミー・ダイモン会長兼最高経営責任者（CEO）の直属で勤務しました。2016年1月、カトラーは同社副会長に就任しました。
当事務所の訴訟部門共同責任者のポール・カーニンは、次のように述べています。「カトラーはたぐいまれな経験を有しています。金融危機時に米国の傑出した金融機関の指揮をとり、ワールドコム、エンロンといった歴史に残る重大事件が発生した時期には、SECの執行責任者として任務にあたりました。」同じく訴訟部門共同責任者のジョン・ヤングウッドは、次のように述べています。「政府弁護士および訴訟弁護士として非常に豊富な経験を持つカトラーと共に、クライアントが抱える重要な法的問題に対応し、解決していくことを楽しみにしています。」
カトラーは、2001年から2005年までSECの執行部門責任者（1999年から2001年までは副責任者）を務めていました。SEC在籍中、カトラーは1100人の従業員を監督し、財務報告、ブローカー・ディーラー、投資顧問会社が関わる数々の大きな注目を集めた問題の調査を指揮しました。SECに勤務する前およびSECでの勤務を終えた直後には、カトラーはワシントンDCのウィルマーヘイル法律事務所のパートナーとして、政府および内部調査ならびに市場規制分野を専門に扱いました。
カトラーは、イェール・ロー・スクールで法律博士号を取得し、同校の「Yale Law
Journal」の編集者を務めました。また、イェール大学で最優秀の成績で文学士号を取得しました。
シンプソン・サッチャーの国際訴訟部門は、金融機関、企業、取締役会、監査および特別委員会、上級経営幹部など、幅広い分野の一流のクライアントのために極めて重要な問題の解決を支援しています。当事務所は、北米、南米、アジア、欧州における訴訟、政府および内部調査、仲裁、国際紛争といった分野への対応に長けた多数の優れた人材を備えています。
シンプソン・サッチャー・アンド・バートレットについて
シンプソン・サッチャー・アンド・バートレット（www.simpsonthacher.com）は世界有数の国際法律事務所です。1884年に設立された当事務所には、900人を超える弁護士が在籍しています。ニューヨークを本拠とし、北京、香港、ヒューストン、ロンドン、ロサンゼルス、パロアルト、サンパウロ、ソウル、東京、ワシントンDCにオフィスを構えるシンプソン・サッチャーは、世界中のクライアントに組織的な法的助言および取引能力を提供します。
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