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ビザが財団を設立し、最初の助成金を「女性のための世界銀行」に



複数年にわたる2000万ドルの助成金で2022年までに200万社を支援


サンフランシスコ & タンザニア・ダルエスサラーム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ビザ(NYSE:V)は本日、新しく設立したビザ財団の活動を開始いたしました。この財団は、世界の極小企業・小企業の成長を優先して個人・企業・経済の繁栄を可能にするビザの社会的影響戦略の一部として設立されました。活動を開始するに当たり、ビザ財団は、最初の助成金として最大2000万ドルを「女性のための世界銀行」に提供します。




ビザ財団の根幹には、極小企業と小企業が世界経済の屋台骨であるという信念があります。実際、中小企業は世界の企業の90%以上を占め、世界の雇用の50~60%に貢献しています1。しかし、このような企業は、十分な繁栄を可能にするために必要となる金融手法、資本、研修プログラムを利用することが容易ではありません。ビザ財団の中心的使命は、この不均衡を是正するための努力を支援することです。



ビザ最高経営責任者(CEO)でビザ財団の理事を務めるAl
Kellyは、このように語っています。「ブランドおよび企業として、ビザは常に世界に対してプラスの変容的影響を与えることを大切に考えてきました。ビザ財団は、当社の企業としての奉仕活動の長い歴史を基盤として設立されたものであり、当社の社会的働きかけの目標実現を加速させるものです。私たちは、数百万社の極小企業の繁栄を支援することで意義深い貢献の伝統を確立していきたいと考えています。」



女性のための世界銀行の支援



ビザ財団による最初の複数年イニシアチブは、5年間にわたる最大2000万ドルの女性のための世界銀行への助成金です。その目的は、女性が主導する小規模・極小規模の企業数百万社を支援することです。



世界経済に公式にも非公式にも貢献しているにもかかわらず、女性が所有する極小企業や小規模企業は金融サービスを受けることができないか、十分に受けることができていません。世界銀行によれば、公式経済に属する女性所有中小企業では、実に年間3000億ドルもの資金が不足しています2。貯金、融資、保険といった金融商品は、低所得の女性が自らの資産を構築し、事業を拡大させ、厳しい時期の経済的耐久力を確保するために役立ちます。



ビザ財団の支援により、女性のための世界銀行の支援は、女性起業家が自らの企業を構築し、リーダーシップのスキルの伸張や財務能力の拡大を図りながら財務的なセーフティーネットを確立することができるように、持続可能な解決策を開発していきます。今後5年間に、このプログラムは次のことに取り組みます。




  • 革新的で持続可能な商品の開発、試験、拡張(可能性として、バンドル金融サービス、事業継続性保険、好ましい金融行動につながるテクノロジー利用ソリューションが含まれます)


  • 女性のための世界銀行の金融サービス提供パートナー企業の世界的ネットワークの拡大(金融サービスが不十分な5000万人を超える個人にサービスを効果的に提供することが目的です)


  • 利用できる金融サービスを改善することが女性事業主にもたらす影響の測定


  • 小企業・極小企業を支援する最良の方法について、世界のコミュニティーの中で知識共有、革新、ベストプラクティスを推進すること



このビザ財団の助成金は、世界各地での女性のための世界銀行による活動を支援するようになっており、当初は、低所得の女性所有の小企業の成長を促進する主要市場として、インド、メキシコ、エジプト、ナイジェリアに重点を置きます。



ビザの世界金融包摂担当上級副社長のStephen Kehoeは、タンザニアのダルエスサラームで開催されたWomen’s World
Banking Making Finance Work for Women Global
Summitで次のように語りました「女性と女性所有企業は、公式の金融サービスの利用から不当な高確率で排除されており、これは数億人の個人に加えて、家族やコミュニティーに大きな影響を与えています。女性を包摂するための方策を支援すれば、すべての人の金融面の健全性を向上させるという点で、強力な倍数的効果を得ることができます。このため、ビザ財団は、その最初の助成金の対象を女性所有企業とすることを選択し、助成金の最初の受給者として女性のための世界銀行を選びました。」



女性のための世界銀行のプレジデント兼最高経営責任者(CEO)のMary Ellen
Iskenderian氏は、このように語っています。「女性のための世界銀行は、ビザ財団の最初の助成金を受けることに大きな喜びを感じています。私たちの共通のビジョンは、経済成長に貢献する潜在的能力がほとんど発揮されていない低所得の女性起業家のために役立つことです。世界には銀行を利用できない女性が10億人いて、そのうちかなりの人が事業主となっています。このパートナーシップを通じて、私たちは女性の革新的な金融サービスへのアクセスとその利用を促進するソリューションを届けます。これは、そのような女性たちが自分自身と家族のために経済的機会を創出できるようにするためです。」



ビザ財団について



ビザ財団は、ビザの慈善部門であり、慈善団体と協力して恵まれない人々やコミュニティーを支援しています。中心的重点として、ビザ財団は、世界各地の低所得で金融サービスが不十分な極小企業と小企業が存続・繁栄できるように支援することに力を入れています。当財団は、米国では501(c)(3)団体として登録され、幅広いコミュニティーのニーズを支える活動や、危機的事態の際に人道的対応を行う活動にも取り組みます。



[1] International Finance Corporation, “IFC Issue Brief:
Small and Medium Enterprises.” 2012年3月



[2] International Financial Corporation, “Closing the Credit
Gap for Formal and Informal Micro, Small, and Medium Enterprises.” 2013年



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。






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