モントリオール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染患者および慢性HBV/デルタ肝炎ウイルス(HDV)に同時感染した患者向けの治療薬に絞った開発に取り組む非公開バイオ製薬企業のReplicor
Inc.は本日、REP 2139およびペグインターフェロンα-2a(pegIFN)の作用に関するREP 301研究の論文が、The Lancet
Gastroenterology &Hepatology誌(www.replicor.com/science/publications)に掲載されたと発表しました。
REP 301研究では、慢性のHBV/HDV同時感染患者でpegIFNと組み合わせたREP
2139の安全性と有効性の評価を実施しました。本研究では、この患者集団における幾つかの重要な飛躍的進歩が実証されました。すなわち、REP
2139が媒介したHBsAgの1IU/mL未満への低減は、pegIFNの作用を劇的に増強し、高い割合の患者でHBVとHDVの両方の顕著な機能的制御が確立され、機能的制御は治療を中止して1年間にわたって継続し、肝機能の正常化が伴いました。HBsAgを1IU/mL未満に低減することの決定的な重要性は、pegIFNへの曝露中に16.4、5.74、1.88
IU/mL程度の低さのHBsAg量を達成した3人の患者でpegIFNが増強されなかったことで浮き彫りになりました。
Replicorの最高科学責任者(CSO)であるバイヤン博士は、次のように述べています。「REP
301研究の結果がランセット系の雑誌に掲載されたことは、当社にとって大きな喜びです。今回の掲載は、現在のところ有効な治療選択肢がなく、最も侵襲性が高い種類のウイルス性肝炎の患者にとって、治療法における真の前進を示すものです。REP
301研究で当社が達成した画期的成果は、REP 2139をベースとし、REP
401プロトコルで現在検証中のより完成度の高い組み合わせレジメンを使用すれば、大きく改善されると当社は確信しています。」
Replicorについて
Replicorは非公開のバイオ製薬企業として、HBV/HDV治療薬の開発において、動物とヒトの最も先進的な臨床データを保有しています。当社はHBV感染患者やHBV/HDV同時感染患者のための効果的治療薬の開発促進に専心しています。Replicorに関する詳細情報については、当社ウェブサイト(www.replicor.com)をご覧ください。
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