ULLINKは、期限が迫っている中で、MiFID IIソリューションに対するブローカーの需要の高まりを認識
UL QUOTEソリューションは、顧客のRFQワークフロー管理を簡略化し、規制コンプライアンスを保証
ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
金融業界に電子取引と接続ソリューションを提供するグローバル企業のULLINK(ユーエルリンク)は、欧州の大手銀行と提携し、金融コミュニティーのために、顧客からの気配値要請を管理する新たなソリューションを開発しました。この新しいソリューションはUL
QUOTEという製品で、組織的内部執行業者(SI)の業務を行うブローカーが利用できます。これにより、ブローカーは、プレトレードの透明性に関するMiFID
II規則に準拠することができます。
2018年1月のMiFID
II導入に伴い、MiFID商品の流動性を提供するSIは、顧客の気配値要請(RFQ)管理、気配値の公開と報告に関する新たな規則に準拠しなければなりません。ULLINKのUL
QUOTEソリューションは、この要件に対応するため特別に設計されています。UL QUOTE
は、ULLINKの注文管理システム(OMS)の拡張モジュールであり、これによりSIは、クロスアセット・クラスのRFQを受信し、これを内部オプションを含む最も適切な流動性ソースに振り分けることができます。また、UL
QUOTEによりSIは、顧客の注文に応じて複数のRFQを市場に割り振ることができます。
このソリューションはRFQをタイムスタンプ処理し、MiFID
II報告で必要な他のデータを添付します。また、FIX完全対応であるため、バイサイドのOMSや取引プラットフォームと簡単に相互運用することができます。UL
QUOTEは、今年すでに発表したUL PUBLISHER(注文データ管理と取引報告)とUL TRADE
REPORTING(リアルタイムの報告書作成とAPAへの提出)製品に続き、ULLINKがMiFID
II準拠用に開発した新しい製品の機能を拡大するものです。
ULLINKのリチャード・ベントレー最高製品責任者は次のように述べています。「MiFID
IIによる市場構造の変化は、ブローカーにとっては厳しいものであり、チャンスでもあります。期限が迫っている中で、多くのブローカーが、気配値の公開と管理、ならびに取引後報告に関する新しい規則の多くの問題を解決するため、市場の専門家を求めています。当社は、長くお客さまと協力し、お客さまが企業目標を達成する上で役立つ製品の提供を続けてきました。UL
QUOTEは、この協力体制の成功による最新の成果です。」
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