2500万ドルのロイヤリティー上限は無効に
XXIIは、はるかに利益の上がる戦略的パートナーシップの追求が可能に
米ニューヨーク州クラレンス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- たばこの害の削減に取り組む植物バイオテクノロジー企業の22ndセンチュリー・グループ(NYSEアメリカン:XXII)は、当社とブリティッシュ・アメリカン・タバコ(インベストメンツ)リミテッド(BAT)の間の2013年リサーチ・ライセンスおよび商業オプション契約が終了したことを発表いたします。BATは、22ndセンチュリーの知的財産やその他の資産に関して一切の権利を持たなくなりました。22ndセンチュリーは、特許によって保護された超低ニコチンたばこを栽培する能力に関係する当社の高度に変容的な知的財産ポートフォリオを再び単独でコントロールできるようになりました。そのため当社は、22ndセンチュリーとのビジネス関係に強い関心を表明してきた世界のたばこ企業や製薬会社との協議を再開しました。これまでは、BAT契約に含まれる制限的な誓約事項が原因となり、ライセンス契約を締結することができませんでした。
BAT契約の制限的条項に基づき、22ndセンチュリーの年間ロイヤリティーには2500万ドルの上限がありました。この契約は解除されたため、当社は現在、どのようなたばこ会社ともライセンス契約や戦略的パートナーシップを自由に結ぶことができ、制約や制限、ライセンスに関わるロイヤリティーの上限はありません。この展開は、7月の終わりに米国食品医薬品局(FDA)が行った発表を考えれば、特に重要です。
2017年7月28日に、FDAは、家族の喫煙予防とたばこ規制法に基づく権限を行使して、米国で販売されるすべての燃焼性紙巻きたばこにおいて低ニコチン(中毒性が最低か中毒性がないレベル)を義務づけることを一般に発表しました。22ndセンチュリーは、ニコチン含有量がわずか0.4mg/gのたばこ(ニコチン量が95%少ない)を生産する能力を持つ世界で唯一の企業です。FDAの新たに発表された計画の結果、米国内で販売されるすべての紙巻きたばこにおいて、中毒性が最低か中毒性がない超低ニコチンたばこを使用することが要求されるようになります。この前例のないFDAの行動は、たばこ産業にとってパラダイムシフトであり、スタンフォード大学教授のRobert
N. Proctor博士によれば、「人類の歴史における政府機関の行動の中で最も多くの生命を救う可能性があります」。
紙巻きたばこのニコチン含有量を中毒性が最低か中毒性がないレベルに削減することを義務づけるFDAの計画は、元FDA局長のDavid
Kessler博士によって「究極的な有害性削減戦略」と呼ばれ、多数の独立した臨床研究の結果です。2015年10月にニューイングランド医学ジャーナル誌(N
Engl J Med 2015;373:1340-1349)で報告されたように、独立した研究者によって、22ndセンチュリーが専有する超低ニコチンSPECTRUM紙巻きたばこが「喫煙、ニコチン暴露、ニコチン依存の削減とのつながりがあり、ニコチン離脱症状、補償喫煙、重大な有害事象についての証拠は最低限」であることが明らかにされました。
さらに数十件の完了あるいは進行中の独立的臨床研究を促進するため、22ndセンチュリーは、当社専有のVLNタバコを含むSPECTRUM®政府研究紙巻きたばこを2200万本以上製造してきました。米国連邦政府の諸機関は、SPECTRUM紙巻きタバコを使った独立的臨床研究に1億ドル以上を投資し、燃焼性紙巻きたばこのニコチン含有量を低下させることが公衆の健康を劇的に改善するだろうという結論が得られました。22ndセンチュリーのVLNたばこに関しては、完了あるいは進行中の独立的臨床試験、科学的論評、その他の出版が100件以上行われ、世界中の公衆保健関係者やたばこ産業経営者の関心を集めてきました。
フィリップ
モリス インターナショナルのAndre Calantzopoulos最高経営責任者(CEO)は、このFDAの計画が「長年の歴史の中で最も明確な方針の1つ」だと考えているとロイター通信に語りました。Calantzopoulos氏はまた、業界がこの問題に関して規制当局と争うための訴訟を追及することが不可避だとは考えていません。
22ndセンチュリーの社長兼最高経営責任者(CEO)のヘンリー・シチニャーノIIIは、このように述べています。「BATはフィリップ モリス
インターナショナルによる非燃焼の加熱式製品の開発に関して後手に回っている様子があります。BATは、暴露抑制型燃焼性紙巻きタバコではなく、近視眼的に非燃焼式喫煙具に目を向けています。FDAと世界保健機関が紙巻きタバコのニコチンを劇的に減らすことの義務化を求めている新たな世界において、当社は、再び当社技術を単独で完全にコントロールできることや、眼前に広がる莫大なライセンス機会に対して、端的に強い期待を感じます。」
シチニャーノによれば、「22ndセンチュリーの専有製品である超低ニコチン紙巻きタバコ(ニコチンの中毒性が最低か中毒性がないレベル)は、何百万人の命を救い、医療費を何十億ドルも節約することになるでしょう。当社は、この公共政策上必要な行動において重要な役割を果たせることを誇りに思います。」
22ndセンチュリー・グループについて
22ndセンチュリー・グループは、植物バイオテクノロジー企業として、タバコ植物中のニコチン含有量や大麻植物中のカンナビノイド含有量を増減させる遺伝子工学や植物育種に傾注しています。タバコに関する当社の主要な目的は、喫煙による害を低減することにあります。大麻に関する当社の主要な目的は、重要な新薬や農作物のために専有的なカンナビス/ヘンプ株を開発することにあります。詳細情報についてはwww.xxiicentury.comとwww.botanicalgenetics.comをご覧ください。
将来見通しに関する記述についての注記:本プレスリリースは将来見通しに関する記述を含み、それら記述は本プレスリリースの内容に関する22ndセンチュリー・グループ、その取締役ないし役員の意図、考え、現時点での予想についての記述のうち、歴史的事実の記述に該当しない記述すべてを含みます。「可能性がある」、「であろう」、「予定である」、「予想する」、「見込む」、「期待する」、「考える」、「意図する」の文言および類似の表現ないし変化形は、将来見通しに関する記述であることを示すために使用されています。当社は将来の結果、活動や業績の水準を保証することはできません。これら将来見通しに関する記述は、記述を行った日付時点についてのみ言及しており、過度な信頼を寄せるべきではありません。この注記は当社が今後、書面ないし口頭によって発表することがある将来見通しに関する記述すべてに適用されます。米国の証券取引法を含め、適用される法律で要求される場合を除き、当社は将来見通しに関する記述のいずれも、実際の結果や後の出来事ないし状況を反映させたり、予想外の出来事の発生を反映させたりする目的で更新する意図はありません。「リスク因子」と題されたセクションを含め、2016年12月31日を末日とする年度のフォーム10-Kによる年次報告書として2017年3月8日に当社が提出した書類、また米国証券取引委員会に提出したその他の書類で当社が開示した種々の情報を注意深く検討・考慮する必要があります。利害関係者はこれらの報告書から、当社の事業、財務状況、業績、キャッシュフローに影響を及ぼす可能性のあるリスクおよび要因について知ることができます。それらリスクまたは不確実性のうち、1つないし複数が現実となるか、前提条件が不正確であった場合は、実際の結果が予想または予定されていたものと大きく異なる場合があります。
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