ハドソン研究所が日米のリーダーを招き、北朝鮮の脅威について議論
サンディエゴ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）--
7月下旬、ワシントンDCを本拠とするシンクタンクであるハドソン研究所の主催により、北朝鮮による弾道ミサイルの脅威に対抗するための2日間にわたるカンファレンスが開催されました。カンファレンスは2017年7月26日から27日にかけて、カリフォルニア州パウウェイにあるジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ（GA-ASI）の本社で行われました。GA-ASIは、遠隔操縦航空機（RPA）システム、レーダー、電気光学および関連ミッションのシステムソリューションを製造する有力企業です。
「弾道ミサイル防衛における無人プラットフォームの役割：常時監視からブースト段階での迎撃まで」と題したカンファレンスには、米国および日本から弾道ミサイル防衛と高度航空宇宙システムの分野から一流専門家が集まりました。
基調講演は、カンファレンス開催後に日本の防衛大臣に任命された小野寺五典氏と、米連邦下院議員（カリフォルニア52区選出）で元下院軍事委員会委員長のダンカン・L・ハンター氏が行いました。
その他にも、元米海軍第7艦隊司令官のロバート・トーマス退役海軍中将、IHI
Inc.のシニアバイスプレジデントを務めるアキヤマ・マサオ氏、アメリカン・ストラテジー・グループのバイスプレジデントを務めるマイケル・デル・ロッソ氏、元弾道ミサイル防衛局科学技術担当主事のDr.
Leonard Caveny、ハドソン研究所の社長兼最高経営責任者（CEO）を務めるケネス・ワインスタイン博士が演者を務めました。
カンファレンスを主催したハドソン研究所のシニアフェローで、ピューリッツァー賞最終候補に選ばれた歴史家にして政策アナリストのアーサー・ハーマン博士は、次のように述べています。「北朝鮮からのミサイルの脅威に対する米国の防衛は、日本海から始めなければなりません。日本は、北朝鮮発射のミサイルが決してわれわれの海岸に着弾しないようにするためのミサイル防衛システムの開発に関して、米国にとって最重要のパートナーの一国となるでしょう。それと同時に、武装無人航空機が、ミサイルが北朝鮮の領空を出る前に阻止するための最善の方法となる可能性があります。」
北朝鮮のミサイル能力が向上し、実験の頻度が増す中、近い時期にそれほど負担なく導入できる防衛ソリューションが必要であるという見解で専門家は一致しています。RPAおよびそのビデオセンサーは、弾道ミサイルをブースト／上昇段階において早期に探知することで、迎撃確率を高めることができます。
ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズのリンデン・P・ブルー最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「米国、日本、韓国を防衛するための機能を開発して提供することは、ジェネラル・アトミクスの使命の極めて重要な部分です。」
GA-ASIについて
ジェネラル・アトミクス傘下のジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ（GA-ASI）は、Predator®
RPAシリーズやLynx®マルチモード・レーダーといった実績と信頼性のある遠隔操縦航空機（RPA）システム、レーダー、電子光学および関連ミッションのシステムを設計・製造する有力企業です。25年以上にわたり航空機の革新を進めてきたGA-ASIは、状況認識と迅速な攻撃を可能にする常時飛行に必要なセンサーおよびデータリンクシステムを統合し、耐久性に優れ、任務遂行能力を持つ航空機を提供しています。また、各種の地上管制設備やセンサー制御／画像分析ソフトウエアの製造、パイロットのトレーニングやサポートのサービスの提供、メタマテリアル・アンテナの開発も手掛けています。詳細については、www.ga-asi.comをご覧ください。
Reaper、Predator、Lynxはジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズの登録商標です。
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