大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 当社は、このたび、NuBiyota LLC(所在地:カナダ
オンタリオ州ゲルフ、以下「NuBiyota社」)と、アンメットメディカルニーズが高い消化器系疾患を対象に、NuBiyota社が有するMicrobial
Ecosystem Therapeuticを活用した腸内細菌由来の治療薬の研究開発に関する戦略的提携を締結しましたのでお知らせします。
当社は、NuBiyota社との連携のもと、同社の有する腸内細菌に関する基盤技術を活用し、消化器系疾患を対象とした腸内細菌由来の経口治療薬の研究開発を推進します。本契約に基づき、NuBiyota社は、当社から契約一時金を受領するとともに、開発・承認・販売のタイミングに応じたマイルストンおよび売上に応じたロイヤリティを受領します。なお、本契約に関するその他の詳細については開示していません。
当社 Gastroenterology Therapeutic Area Unit HeadであるAsit
Parikhは、「NuBiyota社との本提携を大変嬉しく思います。本提携により、消化器系疾患に存在するアンメットメディカルニーズに対する当社の長期的な取り組みが強化されるとともに、腸内細菌に関連する当社のパートナーシップに新たな提携が加わりました。当社は、本提携を含むこれらのパートナーシップを通じ、腸内細菌群ならびに腸内細菌由来の生理活性物質を探索し、消化器系疾患の治療にどのように腸内細菌研究を応用できるか検討してまいります」と述べています。
NuBiyota社のMicrobial Ecosystem
Therapeuticとは、既に臨床試験実施可能段階にある腸内細菌由来の生菌カクテル製剤です。本提携を通じ、腸内細菌をベースとした治療法の評価を実施することで、消化器系疾患における腸内細菌の役割を一層深く理解できるものと期待しています。
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