効率・効果・柔軟性において最高のソリューション
蘭ナイメーヘン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
NXPのスタンダード・プロダクト事業部門を前身とするネクスペリアは本日、ESD保護機能を統合したコモンモードEMIフィルターの新シリーズとして、PCMFxUSB3S、PCMFxHDMI2S、PESDxUSB3Sの3種を発表しました。これらはUSB
3.1 Type C、HDMI 2.0、MIPI M-PHYのインターフェースをサポートします。業界有数のネクスペリア製TrEOS
ESD保護ダイオードを同じフットプリントの同じパッケージで提供します。システムエンジニアは2つ(コモンモードフィルターとTrEOS
ESD保護コンポーネント)に代わってシングルデバイスを手にすることで、プリント基板のスペースを節約し、信頼性と設計柔軟性を改善するという利点を得られるようになります。いずれのソリューションも同じパッケージで提供するため、設計者はPCB
レイアウトスピンを気にすることなく、
EMIフィルター機能を含める必要があるかどうかについて、後の段階で決定することができます。また、同じ基板レイアウトは、フィルターが必要かどうかに関係なく、あらゆる市場に最適となります。さらに、新たな統合型コモンモードフィルターは6
GHz以上という、極めて広い通過帯域幅を持っています。
ネクスペリアのTrEOS
ESD保護技術は、優れた信号品位を維持するための超低キャパシタンス、システムチップを保護するための低い制限電圧と動的抵抗、高いESD耐性とサージ耐性を実現します。アクティブSCR(シリコン制御整流子)を使用することで、これらパラメーターのいずれも妥協を強いられることがありません。その結果が0.5
nsという極めて速いターンオン時間で、これによりデバイスは最大20 kVの接触放電に耐えることができます。これはIEC
61000-4-2規格のレベル4を超える性能です。
ネクスペリアの製品マネジャーを務めるステファン・サイダーは、次のように述べています。「スマートフォンなどの携帯機器は小型化が進み、Wi-Fi、Bluetooth、LTEなどの伝送規格に加え、USB
3.1のデータ周波数が必要となっています。複数の機能を統合した当社のPCMFフィルターは極めて効率的なソリューションとなっています。それは市場で唯一、ESD保護機能だけのダイオードと同じフットプリントのシングルパッケージでESD保護とEMIフィルターの両機能を提供し、いずれもUSB
3.1のデータ速度を実現できるデバイスだからです。このようにネクスペリアは最高のRF性能、臨界周波数でのコモンモード除去、ESDクランプ機能を提供しており、設計者はESD保護機能を搭載したコモンモードフィルターとESD保護機能だけのデバイスの間で、フットプリントを変化させることなく、変えることができます。」
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