仏グルノーブル--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) --
アリベール・テクノロジーズは6月、第1回資金調達ラウンドの一部として290万ドルを調達したと発表しました。初めての汎用嗅覚センサーを開発したスタートアップ企業の当社は、日本の化学品企業である旭化成(2016年3月31日現在の売上高は172億ドル、従業員数は約3万2821人)の投資を受け、初回ラウンドを完了しました。旭化成はアリベールが開発した独自の技術に関心を寄せており、同社の投資により初回資金調達ラウンドは総額350万ドルで完了しました。
初回資金調達を終え、この新しい戦略的投資家の参加を得たことで、当社は、成長の資金を確保し、製品の機能を向上させ、NeOseT™の第2版を産業化し、その国際化を実現することができます。この追加の資金調達により、臭気汚染・環境市場、香味・香料、食品製造、化粧品工程の品質管理で使用する業務用製品であるNeOse™
Proの商業化が加速されるでしょう。この製品はまた、家庭用器具のスマートデバイスを監視する独自のセンサーとなり、環境管理のために屋内および屋外の大気質を測定します。
アリベール・テクノロジーズの共同創設者であり最高経営責任者(CEO)のトリスタン・ルセルは次のように述べています。「化学品、電子機器、医療機器、科学機器、スマートホームなど、旭化成グループの業務と当社が開発した技術には、関連する数多くの活用法があり、大きな相乗効果があります。これは自然な戦略的パートナーシップであり、この新しいベンチャー事業を立ち上げられたことを大変うれしく思っています。これは、この若い会社の歴史において重要な一歩です。」
旭化成のコーポレート・ベンチャーキャピタルのゼネラルマネジャーである森下隆博士は次のように述べています。「知る限りでは、アリベールの技術とアプローチは独自のものであり、この新しいベンチャー事業に参加できたことを非常にうれしく思っています。多くのお客さまがNeOseのプロトタイプを評価し始めている中で、どのような新しい活用法や市場が生まれるのか楽しみにしています。」
イノヴァコムのパートナーであるヴィンセント・デルトリュー氏は次のように述べています。「アリベール・テクノロジーズへの投資に旭化成が参加し、初回の資金調達ラウンドを完了できたことを喜んでいます。これは、技術、産業、商業において有意義な投資です。相乗効果が生まれることは明らかであり、アリベールの技術は旭化成の経験と力を活用して新しいソリューションを開発することができるでしょう。」
アリベール・テクノロジーズについて –
ナノ、バイオテクノロジー、IT、認知科学を融合させ、アリベールは2014年より、匂いと味の識別、測定、表象で応用される革新的な技術、データベース、ソフトウエア、デバイスを開発してきました。
アリベールのNeOseは、人の嗅覚受容体を模した初めての汎用臭気センサーです。このモバイルデバイスは臭気を引きつけ、臭気を表示し、これをアリベールの臭気データベースに保存します。このデータベースは絶えず大きくなり、臭気を比較することができます。
旭化成について – 旭化成は化学製品、繊維、建設資材、医薬品、電子機器を製造する世界的リーダー企業です。
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